(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年9月08

 

 

OPEN

HIGH

LOW

SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

98 SEP

198

-99

201 1/4

197 3/4

200 1/4

4 3/4+

9,045

1,584 -

98 DEC

210

-11 1/2

213 3/4

209 3/4

213

5 +

179,544

1,635 +

99 MAR

222 3/4

-23

226

222 1/4

225 1/4

4 3/4+

58,442

91 +

99 MAY

228 3/4

-30 1/2

233 1/4

228 3/4

232 1/2

4 3/4+

21,285

337 +

99 JUL

235 3/4

-36 1/4

239

235 1/4

238 1/2

5 +

29,389

307 +

99 SEP

241

-41 1/2

245

241

245

5 1/2+

4,709

54 -

99 DEC

250 1/2

-50 3/4

254

250

253 1/2

4 3/4+

11,315

119 +

314,046

849 +

 

−−− 高値寄り付き、高値引け −−−           

投機筋のショートカバーが終始先行、高値での引けとなった。

オーバーナイトにて日経平均が上昇をみせたことを受け、ダウ平均株価が反騰をみせたこと、ドル安が続いており、輸出需要の回復が期待されていること、などから高値での寄り付きとなった。寄り直後に中国が韓国に対し150百万ドルのコーン輸出優遇策を用意していると伝えられたことからやや頭を抑えられ本日の安値をつけたものの、本年度の中国産コーンは洪水の影響などから品質的に問題があり、韓国は積極的な中国産の買い付けには入らないのでは、ととられたことから投機筋の買い勢いは衰えず、強含んでの動きとなった。その後も強気な輸出検証高、ダウが一時先週比300ポイントもの高値をつけたこと、などから終盤にかけて商業筋も買いに回り、期近9月限は2ドル台に回復した。結局先週比5セントほど値を上げ、本日の高値圏での引けとなった。

 

作柄指数、1.5ポイント劣化

本日GWS発表の、コーン作柄指数は、103.0と先週の104.5から劣化を見せた。先週南部コーンベルトはドライ気味な天候となったため、生育の遅れているフィールドでの劣化が目立ったものと考えられる。イリノイ、インディアナ、ミズーリでの劣化が目立つ。ここまでの劣化は予想されていなかったことから、明日の寄り付きに強材料と作用しよう。

USDAの生育進捗では、デントステージが17州平均で82%(昨年同期58%)、成熟期が25%(同12%)と、早い生育を確認した。しかし、今週より発表された収穫進捗は4%と昨年度(5%)よりやや遅れている。しかし、収穫がフルスイングに入るのは今少し先のこととして、この数字自体特に材料視されていない。

 

 

本日のニュース

1)米国の天気

中期予報(11-15日間) 期間中は依然として前線が停滞し、アメリカ西部に寒冷前線を形成して中西部に至ると予想される。このため中西部およびデルタでは相変わらず平年よりやや高い気温とやや少ない雨量となるであろう。

 

米国中西部 ドライで気温は60度台。高気圧の影響で今週中はほぼ全域でドライとなりそう。週末の暴風で木曜日には北西部で、金、土曜日には更に北部全域にかけて降雨が見込まれる。降雨量は0、25〜1、0インチで降雨地域は35%になる見込み。今週の最高気温は70度台から80度台になるだろう。ドライな気候は早期収穫のコーンや大豆には好影響をもたらすだろう。今週末の雨は大豆にさほど影響がなさそう。

 

デルタ地域  現在はドライで気温は80度台前半から半ば。所によってにわか雨が降る見込みで、全米南部には引き続き今後2,3日中に降雨の可能性がある。しかし降雨量は0、10〜0、75インチ、降雨範囲は20%に過ぎない。最高気温は80度台前半から90度台後半程度であろう。ドライな気候はなお大豆の結実にとっては、多少ストレスとなりつづけそう。

 

2)NWS6−10日間天気予報(9/13-9/17)

                  気温          降水量

西部コーンベルト       N/A(63)       B(0.52/1) 

東部コーンベルト        N(66)         N(0.50/1)

デルタ               B(74)         A(0.54/1)

−−−本日寄り前に発表されたもの。中間材料と作用した。

 

州別6-10日間天気予報

               気温          降水量

ネブラスカ          A          NP

ミネソタ           A           B

アーカンソー        B           A

イリノイ           N           N

インディアナ        N           N

カンサス           N           B

アイオワ           N           N

オハイオ           A           N

サウスダコタ        MA          NP

ミズーリ           N           N

ウイスコンシン       A           B

ミシガン           A           N     

 

3)9月限受渡通知(単位:コントラクト)

        受渡日     数量     LAST TRADE DATE

大豆 SEP0998    ゼロ       −−− 

コーン     SEP0998    181-LOT     AUG1498

小麦      SEP0998   1,980-LOT     SEP0498 

大豆粕     SEP0998    ゼロ       −−−

大豆油     SEP0998   2,009-LOT     SEP0498

 

4)週間輸出検証高

9月3日

現在

(単位:百万ブッシェル)

今週

先週

昨年同期

今年度累計

昨年同期累計

事前予想

コーン

29.8

26.9

28.8

9.8

17.4

25-30

大豆

5.7

8.8

6.7

2.9

2.5

5-9

小麦

24.8

24.3

18.9

268.8

306.5

20-25

−−−コーンは予想の上限に近く強材料と作用した。

 

5)週間コーン生育状況

(作柄)

VERY POOR

POOR

FAIR

GOOD

EXCELLENT

GWS INDEX

9/06

8/30

9/06

8/30

9/06

8/30

9/06

8/30

9/06

8/30

9/06

8/30

イリノイ

4

2

9

7

24

26

52

51

11

14

99

102.0

インディアナ

3

2

7

6

27

29

52

47

11

16

100

102.0

アイオワ

3

2

7

7

23

22

46

46

21

23

104

105.0

カンサス

0

0

3

3

17

19

61

57

19

21

109

109.0

ミネソタ

3

1

4

5

20

19

51

50

22

25

106

108.0

ミズーリー

2

2

14

12

32

32

43

41

9

13

96

98.0

ネブラスカ

1

0

2

2

15

13

67

63

15

22

108

111.0

オハイオ

1

2

5

5

24

23

51

51

19

19

106

105.0

サウスダコタ

0

0

2

3

11

12

52

50

35

35

115

114.0

ウィスコンシン

1

4

6

6

23

19

41

45

29

26

108

106.0

17州平均

3

2

7

7

23

22

50

50

17

19

103.0

104.5

昨年度

2

3

8

8

27

27

49

48

14

14

101.3

100.5

 

(デントステージ進捗率)

(成熟期進捗率)

9/07

8/30

1997

AVE

9/07

8/30

1997

AVE

イリノイ

72

63

70

66

イリノイ

20

11

7

10

インディアナ

76

58

44

57

インディアナ

28

15

7

9

アイオワ

88

71

62

56

アイオワ

29

11

13

12

カンサス

96

80

87

79

カンサス

58

27

32

33

ミネソタ

96

74

54

48

ミネソタ

13

2

0

3

ミズーリー

93

85

89

80

ミズーリー

52

45

33

34

ネブラスカ

94

71

58

58

ネブラスカ

9

3

3

6

オハイオ

60

41

31

50

オハイオ

8

3

1

5

サウスダコタ

74

50

53

47

サウスダコタ

21

12

8

7

ウイスコンシン

77

49

18

36

ウイスコンシン

9

5

2

7

17州平均

82

65

58

58

17州平均

25

14

12

14

 

(ドウステージ進捗率)

(収穫進捗率)

9/07

8/30

1997

AVE

9/07

8/30

1997

AVE

イリノイ

95

90

91

92

イリノイ

0

NA

0

0

インディアナ

98

93

92

95

インディアナ

1

NA

0

0

アイオワ

97

92

93

83

アイオワ

0

NA

13

3

カンサス

100

99

100

98

カンサス

12

NA

3

4

ミネソタ

99

99

95

83

ミネソタ

0

NA

0

0

ミズーリー

100

100

100

95

ミズーリー

19

NA

6

7

ネブラスカ

99

94

96

93

ネブラスカ

1

NA

1

1

オハイオ

96

86

91

93

オハイオ

2

NA

0

0

サウスダコタ

95

90

86

84

サウスダコタ

0

NA

0

0

ウイスコンシン

100

84

75

75

ウイスコンシン

0

NA

0

0

17州平均

97

92

90

88

17州平均

4

NA

5

3

 

6)ローンデータ(単位:百万ブッシェル)

                 9月1日       先週比

1997CROP          307.220        -69.19

1998CROP           2.532         1.049                 

−−−予想通りではあるが大量のローンが残っており(旧穀)、市場では中間材料から強材料ととられている。

 

7)生産量事前予想(単位:百万ブッシェル)

            予想平均     レンジ       USDA8月      昨年度実績 

コーン(生産量)   9,605     9,446-9,779      9,594          9,366

コーン(単収)     130.2    128.0-132.5      130.0          127.0 

大豆(生産量)     2,889     2,770-2,985      2,825          2,727

大豆(単収)       40.4     38.8-41.7        39.5           39.0

 

本日のトーメンの意見

投機筋の買い意欲は終日衰えなかった。本日投機筋は約1,800コントラクト、商業時も約400コントラクトの買い越しであった。

本日収穫進捗状況が発表されたが、完熟度合いが例年より進んでいることから、今後天候に恵まれれば急速に収穫も進んでいくものと予想される。従って9月後半にハーベストプレッシャーによりサイド安値基調となるとみており、12月限200セント台半ばへの下げを待ちたい。目先は引き続き投機筋の買いが先行するとみている。現在予想されているレベルを超える生産量とならない限り8月末の安値を抜くことは難しいと考えている。