(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年9月16日

 

OPEN

HIGH

LOW

SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

98 SEP

197 3/4

201 1/2

197

197 3/4

1 -

3,220

434 -

98 DEC

209 1/4

-10

213

208 1/4

208 3/4

1 1/2-

180,730

1,918 -

99 MAR

222 1/2

-22 1/4

225 1/2

221

221 1/2

1 1/2-

61,922

21 +

99 MAY

229 3/4

-29

232 3/4

228 1/2

228 3/4

1 1/2-

22,790

88 -

99 JUL

236

-35 1/2

239

234 3/4

235

1 1/2-

31,135

64 +

99 SEP

243

245

241 1/4

241 1/4

1 3/4-

5,308

23 +

99 DEC

251 1/4

-51 3/4

253 3/4

250 1/2

250 1/2

2 -

13,519

279 +

318,977

2,049 -

 

−−− 安値寄り付き、安値引け −−−           

ショートカバーと、ハーベストプレッシャーが交錯、上下の激しい展開。

新しいファンダメンタル要因は少なく、中西部の天候が概ね回復し、収穫作業が順調であることが、寄り付き時の焦点となり安値で始まった。

しばらく安値で推移したものの、そのうちショートカバーと見られる買い注文が目立ち始め、売りものも多くなかったため、一気に3セント近く高値まで上昇した。しかし、本日はファンドの動きは一定でなく、買いが旺盛であったのは一部であったため、買いの手は長く続かず、上昇局面もそれまでであった。売りものが多いわけではなかったが、収穫を前に買い手が慎重になり始め、後半はずっと安値圏となり、引けを迎えた。

ファンドの動きはネット2,100コントラクトの買いと見られる。

 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 期間当初の米国中部への前線の移動で期間中はぐずついた天気が続く見込み。気温は中西部北側で平年以下、南側で平年なみ、デルタではやや高くなりそう。降雨量は全地域で平年並み。

 

米国中西部 現在イリノイ南部、ミズーリ南東部及び北西部で小雨が降っており、気温は60度台半ばから70度台前半になっている。雨はベルト地帯南部で明日まで続く見込み。降雨量は0、10〜0、75インチで降雨範囲は15%になりそう。前線の影響でその後週末にかけて北部及び東部で50%範囲の雨が予想される。その際降雨量は0、25〜1、0インチ所によって2、0インチになるだろう。最高気温は週末までは70度台半ばから80度台半ばが続くが、北西の寒気の影響で日曜には60度台になるだろう。寒気のため北西部の最低気温は来週早々には30度台後半から40度台まで落ち込みそう。週末の雨は収穫を若干遅らせるもののそれ以上の影響はなさそう。

 

デルタ地域  現在アーカンソー北部では雨が降っており、気温は70度台前半から80度第前半。アーカンソー、テネシーには今後2日間、降雨量1、0〜0、75インチで10%範囲の雨が見込まれる。今週末にはデルタ地帯南部、西部で雨の可能性がある。週末の降雨量は0、25〜1、0インチ、所によって2、0インチ,25%範囲になる見込み。最高気温は80度台から90度台前半になりそう。デルタ東部にはあまり雨は降らないが結実期の大豆にはさほど問題はない。

 

2)NWS 6−10 DAYS 天気予報 ( 9月20日〜24日 )

 

*地域別予報

 

気温平年比(平年の気温)

降水量平年比(平年の降水量/平年の降水日数)

コーンベルト東部

A      (58)

N/B (0、43/1)

コーンベルト西部

N/A    (61) 

B   (0、46/1) 

デルタ地帯

B      (69) 

A/N (0、49/1) 

---収穫の進捗が予想されやや弱材料。

 

*州別平年比データ

  州名

 気温

降水量

  州名

 気温

降水量

ネブラスカ

 B  

 N

アイオワ

 A

 N

ミネソタ

 A

 N

オハイオ

 N

 N

アーカンソー

 N

 N

サウスダコタ

 A

 N

イリノイ

 A

 B

ミズーリ

 A

 N

インディアナ

 N

 B

ウィスコンシン

 A

 B

カンサス

 A

 N

ミシガン

 N 

 B

 

3)9月限受渡通知(単位:コントラクト)

        受渡日     数量     LAST TRADE DATE

大豆 SEP17/98     15-LOT     JLY22/98

コーン     SEP17/98     2-LOT     SEP01/98

小麦      SEP17/98    275-LOT     SEP14/98 

大豆粕     SEP17/98    ゼロ       −−−

大豆油     SEP17/98    309-LOT     SEP15/98

 

 

4)ブリッシュコンセンサス(先週)

大豆 16 (9)   コーン 21 (14)   小麦 25 (14)   大豆粕 10 (6)

大豆油 27 (17)   

 

5)輸出成約高事前予想(単位:千トン)

大豆 500-700    コーン 600-800    小麦 700-900

大豆粕 100-175    大豆油 15-35

 

6) USホッグ・コーンレシオ

今週

先週

昨年

HOG/CORN

16.9

17.2

20.0

STEER/CORN

32.6

34.4

26.1

肉用豚価格

$29.49

$28.74

$49.68

肉用牛価格

$56.75

$57.50

$65.00

コーン価格

$1.74

$1.67

$2.49

7) ブロイラー導入報告

今週

先週

昨年比

ブロイラー導入

138,921

137,770

101%

卵セット

168,521

173,570

104%

 

 

本日のトーメンの意見

来週までは値を切り下げていくと予想。ひとまずのターゲットは12月限200近辺。

 

昨日のローンデータは久しぶりに相場の材料になった。1週間で、7千万ブッシェル弱もローンが引き出されたようだ。では、9月8日現在のローン残2.4億ブッシェル(48,000コントラクトに相当)は、いつ引き出されるのであろうか。

この時期に、7千万ブッシェルも引き出された理由は、新穀の収穫に向けてのスペース確保がその主因であることはほぼ間違いない。その理由であれば、農家は基本的に自社倉庫に入っているローン玉を引き出す動きとなる。さて、独自の調査によると、8月末のローン残高3.1億ブッシェル弱のうち、自家倉庫に入っている玉が2.8億ブッシェル、営業倉庫にあずけたままのローン玉はわずか3千万ブッシェルである。自家倉庫ローンのほとんどは、これから収穫が始まる中西部の主要州のものである。10月以降の満期玉も半分以上あるが、これらも今年のビッグクロップを前にして、物理的理由のために満期前に引き出され、売りに出される可能性はきわめて高い。そうすれば、4万コントラクトとは言わないまでも、かなりの売り圧力が、この9月後半に固まることになる。

さらに、今クロップのローン玉引き出しによる売り圧力は単に絶対量を考えても大きいものとなりそうだ。8月末時点の過去5年間のローン残高は次のとおり。

        ローン残量   うち自家倉庫分 (単位百万ブッシェル)

1998 310 279  

1997 181 173

1996 34 33

1995 353 324

1994 84 79

 

したがって、当面は安値トライの展開となる。ただ、上記ターゲットに達すれば、ひとまずプライシングを勧める。