(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年9月18日
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OPEN |
HIGH |
LOW |
SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
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98 SEP |
195 1/2 |
-94 1/2 |
195 1/2 |
192 3/4 |
193 3/4 |
2 - |
1,441 |
786 - |
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98 DEC |
206 1/2 |
-6 1/4 |
207 1/4 |
204 3/4 |
205 |
2 - |
182,900 |
580 + |
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99 MAR |
219 1/4 |
-19 |
220 1/4 |
217 1/2 |
217 3/4 |
2 - |
62,182 |
131 - |
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99 MAY |
226 1/2 |
-26 3/4 |
227 3/4 |
225 1/4 |
225 1/2 |
2 - |
23,750 |
461 + |
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99 JUL |
233 |
234 |
231 1/2 |
232 |
1 1/2- |
33,250 |
505 + |
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99 SEP |
239 3/4 |
-40 |
240 |
238 1/2 |
238 3/4 |
1 1/4- |
5,454 |
107 + |
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99 DEC |
248 1/2 |
248 3/4 |
247 |
247 1/4 |
1 3/4- |
14,528 |
649 + |
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323,877 |
1,402 + |
−−− 小幅安寄り付き、安値引け −−−
収穫進展にともない売りヘッジが入った。
中西部ではこの2〜3日急ピッチの収穫進展が伝えられ、週末も天候に問題がないことから、売り注文が相場を始終支配した。
取引量は少なく、起伏の少ない展開であった。収穫玉売りヘッジと見られる売り注文に対し、少量のファンドによるカバーが対抗する形で、少しずつ値を切り下げた。途中、小麦の上伸につられ、底固い場面もあったが、その他はほぼ緩やかな右肩下がりの展開となり、本日の安値圏での引けとなった。
本日のニュース
1)米国の天候
中期予報(11-15日間) 米国中部の前線がやや西に移動するため期間中末期には東部で短期的に気温が下がりそう。中西部およびデルタの気温は平年並みかやや高め。中西部の東部では平年並みの降雨が予想されるがその他の地域ではやや少なくなりそう。
米国中西部 ミネソタの限られた範囲で現在雨が降っており気温は70度台。週末も北部では雨が続く模様。降雨量は0、10〜0、50インチで降雨範囲は10%。来週前半に来る前線の影響で北部一帯は雨になりそう。降雨量は0、25〜1、5インチで降雨範囲は35%と予想される。週末の最高気温は80度台から90度台前半。早期収穫は週末は順調に来週もあまり遅れずに済みそう。
デルタ地域 ルイジアナからアリゾナ南部、ミシシッピ中部にかけての雨は現在も続いており気温は70度台になっている。この地域での雨は今夜更に北部へと広がりながら降り続きそう。明日にはこの雨も止み来週は再びドライな天候に戻る見込み。降雨量は0、25インチから1、0インチ、所によって2、5インチで降雨範囲は45%と予想されている。遅めに結実期を迎える大豆には恵みの雨になりそう。
2)長期予報
ラ.ニーニャ現象の懸念 南太平洋海域の様々な天候指標がラ.ニーニャの形成の前兆を示している。今月の半ばにもワシントン気象予報センターは中型から強いラ.ニーニャ現象が今後3から6ケ月に予想されるとのレポートを発表するものと見られている。この懸念が顕在化すればアメリカも含めた世界の主要な穀倉地帯で平年よりドライな天候に見舞われる恐れがある。
8月中はラ.ニーニャの初期段階の影響で昨年は大火災や干ばつに見舞われたインドネシア、オーストラリアでは大雨になり、アルゼンチンではドライになった。更に今後この現象は世界中に広がりそう。
中西部への影響 先月から今月にかけての暖かくドライな天候は来月初頭まで続く見込み。
その後月の後半には降雨がありそうだが、11、12月は平年より寒くドライになりそう。収穫は既に済んでいるか始まった所でこの雨が収穫に与える影響はほとんどなさそう。
中国中部平原への影響 中部の大雨の影響はなく今期の大豆、コーン地帯での収穫は平年並みになりそう。
3)NWS6〜10日間天気予報(9/17〜9/21)
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気温平年比(平年の気温) |
降雨量平年比(平年の降雨量/降雨日数) |
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西部コーンベルト地帯 |
MA (63) |
N (0、52/1) |
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東部コーンベルト地帯 |
A/MA (66) |
B (0、50/1) |
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デルタ地帯 |
N/A (74) |
N/A (0、54/1) |
−−−完熟、収穫の進捗がみられると思われ、中間材料からやや弱材料か。
4)9月限受渡通知(単位:コントラクト)
受渡日 数量 LAST TRADE DATE
大豆 SEP21/98 10-LOT AUG04/98
コーン SEP21/98 192-LOT SEP09/98
小麦 SEP21/98 4-LOT SEP14/98
大豆粕 SEP21/98 ゼロ −−−
大豆油 SEP21/98 109-LOT SEP16/98
本日のトーメンの意見
当面、緩やかな下落を続けよう。プライシングは、ひとまず12月限200より若干の上値から始めることを勧める。
昨日、イリノイ中央部を見て回った。コーン・大豆ともに、農家が例年になく早めの収穫作業を楽しんでいる姿が、あちこちで見られた。収穫そのものに関しては、「コーンの乾燥状態は良好で、イールドも期待以上になっている。」と、顔をほころばせる農家が多かったが、こと価格レベルに話しがおよぶと、顔を横に振りながら苦虫を噛み潰したような表情になる。
収穫の進展に合わせて、農家は玉を売りに出している。しかし、現在の価格レベルでは売りたくないのが本音だ。彼らは、異口同音に「保管能力を超過する分を、今売っている。でも、自家保管能力一杯かそれプラスアルファは、当分在庫にする。」と、もらす。
現在、全米で8%収穫が終了したと言われているが、そのほとんど(7%)がLDPを利用しているらしい。LDPを利用した玉については、そのほとんどが売れている、と考えても良いであろう。しかし、LDPを受ける比率が、中西部の収穫が本格化しても高止まりするとは考えられない。理由は、現在収穫が終了しているのは、ほとんどが南部地域であり、自家倉庫の保有率がきわめて低い地域である。彼らは、保管するという性向を一般的に持っていない。反対に、中西部の農家は比較的自家倉庫普及率は高く、今年の場合は収穫がある程度進んだ時点で、現在の価格レベルを嫌ってなるべく保管に回す(ローンに入れる)ことになる。したがって、今年のローン入り玉は例年になく大きなものになるはずである。
さて、上記のような実態が、どのように相場に反映されるであろうか。
まず、先日述べたように、9月後半に旧穀ローン引き出し玉が大量に出る。加えて、これから中西部で収穫が進展するにともない、農家は新穀の一部を売りに出す。一方、ファンドは8月末につけた約定安値を前に、ショートカバーで迎え撃つ。しかし、単純に需給を考慮して価格レベルを上昇させるほどの量は買わない。したがって、9月後半は緩やかに価格は下落を続ける。
9月終わり近くになると、市場は、意外とLDPがワークせず、農家の保管性向が強いことに気づく。ローン玉が予想以上に増大し、現物の売り物が少なくなり、気づいたときには相場が底を見た後となっている。
したがって、プライシングチャンスは遠くないと見ている。