(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年9月21

 

OPEN

HIGH

LOW

SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

98 SEP

192 3/4

194 1/2

191 1/2

193 1/4

1/2-

489

952 -

98 DEC

202 1/2

-3

207 1/4

202 1/2

205 1/4

1/4+

182,323

577 -

99 MAR

215 1/4

-15 1/2

220

215 1/4

218

1/4+

62,471

289 +

99 MAY

223 3/4

-24

227

223 1/2

225 1/2

0 +

23,981

231 +

99 JUL

230

-30 1/4

233 1/4

229 3/4

231 3/4

1/4-

33,879

629 +

99 SEP

237

239

237

238

3/4-

5,583

129 +

99 DEC

245

-44 1/4

247 1/2

244 1/4

246 1/2

3/4-

14,933

405 +

324,035

158 +

 

−−− 安値寄り付き、ほぼ変らずの引け −−−           

ハーベストプレッシャーに対し、ファンドの買いが対抗、前日とほぼ変らずの引け。

中西部の収穫本格期を迎える期待と、ナイトセッションの下落を背景に、序盤は売り注文が目立ち、一時は3セント弱の安値となった。

ところが、一時190ポイント近く下げていたダウが回復し始め、加えて小麦が急な上昇を見せたことから、コーン相場が底上げされ始めた。民主党が新たに農家保護の法案を発表したことも後押しし、ファンドが旺盛に買いに入ったため、中盤は高値圏で取引きされた。

終盤は、買い注文が力尽き、コンスタントな収穫のヘッジと見られる売り注文により、値を戻して引けた。

本日のファンドの買い数量はネット3,500コントラクトと、意外と大きなものであった。

 

 

 

作柄指数、良化

本日のGWS発表のコーン作柄指数は、103.9と先週(103.0)から若干の良化を示した。

州別に見ると、主要州では大きな変化(良化・悪化共)はないようだ。クロップコンディションも、GOOD+EXCELLENTが3ポイント増加しており、どちらの指標も改善が見られたことから、明日の相場の弱材料となる。

生育進捗状況は相変わらず早く、収穫は9月20日時点で14%(先週8%)が終了していると報告された。

 

 

韓国、飼料用小麦買い付け

先週、韓国が35,000トンのヨーロッパ産飼料用小麦を買いつけした。価格はUS$81.90C+Fと、US・カナダ・オーストラリア原産のものと比べて安く、また、コーン比較も価値あるものと判断されたようだ。

最近、小麦とコーンの価格レシオが徐々に大きくなる傾向にあったが、現在の値うち、および輸出国の補助金制度は、まだコーンにとって小麦が脅威であることを印象付け、本日序盤の安値の一因となった。

 

 

本日のニュース

1)米国の天気

中期予報(11-15日間) 期間当初は気圧の谷は米国中西部を東から抜け、東部に弱い前線が残るだけとなる。気温は中西部西側、デルタで平年並みかやや高く、中西部東側でやや低くなりそう。降雨量は中西部東側で平年並み、西側ならびにデルタで平年をややしたまわる見込み。

ハリケーンジョージは現在プエルトリコのやや東に位置して西北西に進んでいる。今後進路を変えず進み、2,3日中には弱まるが週末には北米の南東に上陸する恐れがある。

 

米国中西部 現在ミズーリ州中部、ネブラスカ州東部及びイリノイ州中西部ではにわか雨が降っている。気温は50度台前半から70度台半ば。雨はベルト地帯南部で明日まで続き、降雨量は0、25〜1、0インチ、所により2、0インチ、降雨範囲は10%になりそう。水曜日の午後から金曜日にかけて同程度の雨が45%範囲で降りそう。最高気温は60度台半ばから80度台近くなり、最低気温は30度台後半から50度台半ば。早期収穫はこの雨の影響でわずかながら遅れそうだが穀物に影響が出る心配はない。

 

デルタ地域  現在はドライで気温は80度台。火曜日にはにわか雨が降りそうだが、降雨量が0、10〜0、75になるのは、15%範囲に過ぎない。金曜日にも同規模、同程度の雨が予想されるものの全体的にはドライな一週間になりそう。最高気温は80度台から90度台。 大豆にこの水分が与える効果はあまりない。

 

2)NWS 6-10 DAYS US WHETHER OUTLOOK

 

@地域別データ

 

気温平年比

(平年の気温)

 

降水量平年比

(平年の降推量/

  平均降水日数)

コーンベルト西部

B   (58) 

A (0、43/1)  

コーンベルト東部

B   (61)

A (0、46/1)

デルタ地帯

N/B (69)

N (0、49/1)

 

A州別データ

 州 名

気温

雨量

 州 名

気温

雨量

ネブラスカ

 N

 N

アイオワ 

 B

 A

ミネソタ

 B

 N

オハイオ

 B

 A

アーカンソ−

 N

 N

サウスダコタ

 B

NP

イリノイ

 B

 A

ミズーリ

 B

 A

インディアナ

 B

 A

ウィスコンシン

 B

 A

カンサス

 N

 N

ミシガン

 B

 A

――― コーンベルトの雨は、収穫遅れの原因となるため、強材料だ。

 

3)9月限受渡通知(単位:コントラクト)

        受渡日     数量     LAST TRADE DATE

大豆 SEP22/98    12-LOT    AUG13/98

コーン     SEP22/98 189-LOT    SEP17/98

小麦      SEP22/98    NIL     SEP14/98 

大豆粕     SEP22/98    NIL      −−−

大豆油     SEP22/98   569-LOT    SEP18/98

 

4)週間輸出検証高

9月17日

現在

(単位:百万ブッシェル)

今週

先週

昨年同期

今年度累計

昨年同期累計

事前予想

コーン

32.6

28.4

37.6

72.0

83.7

27-32

大豆

4.7

6.7

5.6

14.5

20.4

6-10

小麦

23.4

11.9

26.0

304.8

364.0

24-28

 

 

5)週間コーン生育状況

(作柄)

VERY POOR

POOR

FAIR

GOOD

EXCELLENT

GWS INDEX

9/20

9/13

9/20

9/13

9/20

9/13

9/20

9/13

9/20

9/13

9/20

9/13

イリノイ

3

4

9

9

24

29

50

45

14

13

101.0

99.0

インディアナ

3

2

6

7

29

31

48

46

14

14

101.0

101.0

アイオワ

3

2

6

7

20

23

48

45

23

23

106.0

105.0

カンサス

0

1

2

3

18

19

63

56

17

21

109.0

108.0

ミネソタ

0

2

4

3

22

21

49

53

25

21

109.0

107.0

ミズーリー

3

2

14

14

36

37

38

37

9

10

94.0

95.0

ネブラスカ

1

3

2

3

14

16

64

61

19

20

110.0

110.0

オハイオ

2

2

6

7

25

24

52

49

15

18

103.0

104.0

サウスダコタ

0

0

2

3

10

11

53

53

35

33

115.0

114.0

ウィスコンシン

1

1

5

6

21

22

47

40

26

31

108.0

109.0

17州平均

3

3

7

8

22

24

50

47

18

18

103.9

103.0

昨年度

3

3

8

8

27

28

48

47

14

14

100.5

100.3

 

(成熟期進捗率)

(収穫進捗率)

9/20

9/13

1997

AVE

9/20

9/13

1997

AVE

イリノイ

65

45

30

46

イリノイ

11

3

1

3

インディアナ

73

46

31

44

インディアナ

8

4

2

4

アイオワ

8

65

51

51

アイオワ

6

3

1

3

カンサス

91

83

66

64

カンサス

39

21

18

16

ミネソタ

82

41

18

30

ミネソタ

6

1

1

1

ミズーリー

86

75

72

64

ミズーリー

35

25

21

19

ネブラスカ

83

47

27

33

ネブラスカ

8

2

1

2

オハイオ

41

19

7

21

オハイオ

5

3

0

2

サウスダコタ

63

35

34

33

サウスダコタ

6

1

0

1

ウイスコンシン

58

36

9

26

ウイスコンシン

5

2

0

1

17州平均

74

51

35

43

17州平均

14

8

6

7

 

 

本日のトーメンの意見

緩やかな下落を予想。プライシングレベルは目前に来ており、12月限200より上値からがそのターゲット。

 

先週金曜日の状況から、大きな流れに変化はない。引き続き、下値のチャンスはあるが、大幅下落期待は危険だ。

明日は、コーンの作柄良化を背景に弱含む展開となるであろうが、小麦の買い意欲や中西部の雨が下値をサポートすることになりそうだ。ファンドのカバーもその量を増してきている。12月限が200を割る可能性は無論少なくないが、今のレベルより2〜3セント下値辺りから拾っていくつもりで良いのではないか。