(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年9月29日

 

OPEN    HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  213   -12 3/4  214   211 1/4  211 3/4  1 -  178,444  2,404 - 
99 MAR  224 3/4  -25   226   223 1/2  224 1/2  1 -  66,808  490 + 
99 MAY  232 1/2  -33   233 1/2  231 1/2  232   1 -  25,549  484 + 
99 JUL  239     239 3/4  237 1/2  238   1 -  34,797  185 + 
99 SEP  242 3/4    244   242 1/2  242 3/4  3/4-  5,969  3 + 
99 DEC  251 3/4  -52   252   250 1/2  250 1/2  1 1/4-  16,919  307 + 
              328,889  941 - 

−−− まちまちの寄り付き、安値引け −−−           

作柄良化、収穫進展で弱含んだ。 

昨日の作柄報告で、クロップ生育が順調に進んでいることが確認され、売られるきっかけとなった。また、収穫地からはイールドが予想以上に高いとの話が伝わってきており、市場では、来月USDAが生産量予測を上げざるを得ないのではないか、と囁かれていたことも売りの一因となった。 

ファンドの動きは本日は売り買いに方向感なく、結局ネットでは約500コントラクトの売りとなったと見られている。それに対し、コマーシャルが買い手であった。農家売りは、本日もこの時期としては少ない方であった。 

 

 

本日のニュース

米国の天候

中期予報(11-15日間) 西部に強い気圧の谷、 東部に少し弱い前線という気圧配置は期間中引き続きそう。気温は中西部、デルタとも平年より高めとなり、降水量は中西部西側で平年並み、中西部東側、デルタでは少な目になるだろう。 

ハリケーンジョージはその勢いを徐々に弱め、熱帯性低気圧となった。しかし今後2,3日はアラバマ州南東部、ジョージア州南部では引き続き強い雨が降る地域もありそう。 

米国中西部 イリノイ州北部では現在雷雨となっており気温は60度台半ばから70度台前半。この雨は降雨量0、25〜1、0インチ、所により2、0インチで水曜日まで続きそう。降雨範囲はベルト地帯西側40%程度になる見込み。その後金曜日までベルト地帯はドライな天候が続き、最高気温は50度台〜60度台まで落ち込む模様。同様に今週後半には最低気温も30度台後半から40度台後半まで落ち込み、特に木曜日の朝は寒くなりそう。この雨のため若干の収穫の遅れが予想されるが、雨は長引かず、穀物に悪影響を及ぼすほどではない。 

デルタ地帯  現在気温は80度台前半から半ばでドライとなっている。木曜日、土曜日にはそれぞれ降雨量0、10〜0、75インチ、降雨範囲10%のにわか雨が降りそう。雨は北部3分の1で降るが大雨にはならず収穫は順調だろう。 

 

 

受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル)

 

  9月25日  --先週--  昨年同期 
シカゴ  1,424  1,298  343 
トレド  2,685  2,592  580 
セントルイス  536  648  295 
合計  4,645  4,538  1,218 

 

ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  9月22日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  167.2  -26.7  6.4  +1.3  955.9  1129.5 
1998CROP  9.7  +4.3  0.0  ---  0.3  10.0 

−−− 旧穀の引き出し玉が予想より少ないが、明日の材料にはならないであろう。 

 

 

本日のトーメンの意見

本日のトーメンの意見

今後、現レベルより下値での買いチャンスがあるであろう。しかし、約定安値付近への期待は危険だ。 

ここへ来て、市場では再び生産量100億ブッシェルの予測が囁かれ始めた。アイオワでは13%程度収穫が終了したが、今のところイールドは130〜200のレンジと報告されており、9月のUSDAによる同州のイールド予測(143)を上回る可能性が高いと見られている。他州でも、収穫が進むにつれ、特に西部コーンベルトでイールドが予想以上に良いとの情報が多く、市場関係者はこれまで以上に豊作期待を膨らませ始めている。 

9月後半に予想されていた農家売りが少なかったことは、先週の上げの一因であった。農家にとって低価格でありすぎることや、農家が画一的で伝統的なマーケティング手法を改める傾向があることがその背景であろう。しかし、一年で1月の次に売り物がでてくる10月に入ってからも、その理由で売り物が少ないまま推移すると考えるのは、行き過ぎではないか。(9月にある程度売られていれば話しは別であったが。) 

したがって、プライシングを進めるにあたり、現在のレベルより下値でのチャンスはあろう。ターゲットは12月限200〜203辺りとしておく。