(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月1日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  208 1/4-08  209  204 1/2  204 3/4  -4 1/4  176940  -216 
99 MAR  220-20 1/2  221 1/4  217  217 1/4  -4  68913  +1772 
99 MAY  228 1/2-28 1/4  228 3/4  225  225 1/4  -3 3/4  26384  +711 
99 JUL  234-34 1/4  234 1/2  230 1/2  230 3/4  -4 1/4  35813  +637 
99 SEP  240  240 1/2  237  237  -3 1/4  6045  +66 
99 DEC  247-46 3/4  247  244 1/4  244 3/4  -3  17372  +300 
            331904  +3299 

 

−−− 小幅安寄り付き、安値引け −−−           

高輸出成約量も流れを止められず、ファンドの売りを浴びた。 

寄付き前は、輸出成約高が高かったことから、どちらかと言えば強材料が市場を支配していた。 

しかし、蓋を開けてみると、ここ2日間の豊作期待による売りの勢いが止まっておらず、寄り直後こそ輸出成約が勢いに歯止めをかけていたものの、時間とともに値は下降線をたどった。韓国が飼料用小麦を買いつけたとの情報が、コーンの競争力がまだ弱いことを市場に印象づけ、これも売りの要因とされた。本日も、ダウが大幅下落を見せたことも、少なからず影響を与えた。相場は結局、回復局面を一度も見せないまま引けとなった。 

本日の穀物相場は、全体として価格が軟調であったが、コーンがそのリード役となった。ファンドの売りは2,700コントラクトと見られ、その売り越しポジションを再び53,000コントラクト以上の史上最高レベルとした。 

 

 

輸出成約高、予想の範囲以上 

昨週の輸出成約高は94.1万トンと、事前予想(60〜80万トン)を上回った。 

前週を8%上回り、韓国(28万トン)、日本(26万トン)がその中心であった。ベーシスが一時小緩んだことが、買い手の意欲を刺激したものと見られた。本日朝方の強材料となったものの、マーケットの方向を変化させるに至らなかった。 

 

本日のニュース

米国の天候

中期予報(11-15日間) 西部の気圧の谷は期間後期には中西部西側に押しやられ、前線は東部一帯に張り出す見込み。中西部西側は降雨量、気温とも平年並み、中西部東側、デルタでは降雨量は少な目、気温は暖か目になりそう。 

米国中西部 現在は概ねドライで気温は40度台後半から50度台。明日にはネブラスカ州、アイオワ州西部などで雨の降る地域が多くなりそう。月曜日まで雨はベルト地帯西部で降り続ける見込み。降雨量は0、25〜1、0インチ、所によって2、0インチで降雨範囲は50%になりそう。最高気温は50度台〜60度台後半、最低気温は30度台前半から40度台後半だろう。今週末から来週初めにかけての雨で西部では収穫が遅れるだろうが、雨は少な目でさほどの影響はでないだろう。 

デルタ地帯  現在はドライで70度台〜80度台前半。日曜日には北部の一部地域で降雨量0、10〜0、50インチ、降水範囲10%未満の小雨が予想される。収穫はあまり遅れず引き続き行われるだろう。 

 

 

2)週間輸出成約高報告(単位:千トン)

 

週間成約高 

 

成約量合計 

 

成約残  

 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 

コーン 

 

941.1 

 

0.0 

 

10,401.6 

 

10,625.5 

 

8,168.1 

 

4.5 

 

大豆 

 

896.4 

 

0.0 

 

7,463.6 

 

10,477.9 

 

7,001.9 

 

0.0 

 

小麦 

 

830.9 

 

0.0 

 

13,608.8 

 

15,126.9 

 

5,126.5 

 

10.0 

 

大豆粕 

 

-26.5 

 

204.7 

 

7,463.6 

 

10,477.9 

 

308.0 

 

1,592.3 

 

大豆油 

 

10.1 

 

18.0 

 

8,488.5 

 

5,535.7 

 

129.4 

 

33.0 

 

3)週間輸出検証高(単位:千トン) 

 

輸出量  

 

輸出量累計 

 

USDA予想 

 
   今週     先週   今年度  昨年度   今年度 

コーン 

 

603.8 

 

821.0 

 

2,233.5 

 

2,932.8 

 

41,280 

 

大豆 

 

173.1 

 

58.6 

 

461.7 

 

674.0 

 

23,400 

 

小麦 

 

586.7 

 

589.1 

 

8,482.3 

 

10,206.9 

 

29,260 

 

大豆粕 

 

65.8 

 

48.3 

 

8,140.5 

 

5,404.3 

 

8,480 

 

大豆油 

 

38.4 

 

18.5 

 

1,367.0 

 

794.6 

 

1,370 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

続落を予想。

市場の雰囲気であるが、今現在きわめて順調に進んでいる収穫と、高イールド期待から来る弱気マインドは、少なくとも明日まで継続しよう。明日中にターゲットである12月限200〜203圏内に入る可能性が十分であるが、ひとまずプライシングを始めることを勧める。 

ここへ来て、また世界経済への不信感が強まった。本日も、ダウが210.99ポイント下げ、7月17日の高値から18.3%も下げたことになる。この進み具合によっては、コーン相場がターゲットを抜き、197の約定安値に迫る可能性も否定できなくなってきた。ただ、週が変れば様相も変ることが多く、また、来週の中西部の天候もウェットであることを考えあわせれば、ひとまずターゲット内である程度のプライシング進捗が無難ではないか。