(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月8日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  216 3/4-16 1/4  217 3/4  215  217 1/4  +0  165123  -5446 
99 MAR  227 1/2-27 3/4  228 3/4  226 1/4  228 1/2  +0  72105  +1700 
99 MAY  235 1/4-35 1/2  236  233 1/2  235 1/2  -1/4  28056  +204 
99 JUL  240 1/2-41  241 3/4  239 1/2  241 1/4  -3/4  37314  +364 
99 SEP  246 1/2-46  246 1/2  245  246  -1/2  6662  -112 
99 DEC  253 3/4-53 1/2  254 1/2  252 1/4  254 1/2  +0  18589  +122 
            328548  -3022 

 

−−− 安値寄り付き、ほぼ変らずの引け −−−           

需給報告前の静かな一日となった。 

昨日の上げが行き過ぎとの考え方、低調な輸出成約、この2〜3日は天候も良く収穫作業が進むとの観測から、コーンは弱含みの展開となった。しかしながら、大豆・大豆粕・小麦がファンドのショートカバーから上値を切り上げる動きを常時示していたことや、日本円の続伸から、コーンの下値はサポートされ、結局上下幅は小さい一日となった。寄付きは、ほぼ昨日と変らずとなったが、本日の高値圏であった。 

ファンドは、本日コーンにおいては活発なプレイヤーではなかった。ロシア向け援助は、具体的な進展はなかったようだ。 

 

昨週の輸出成約、振るわず 

昨週の輸出成約高は、ネットで605,700トンであった。 

予想の下限であり、前週から35%もの減少となったため、相場の弱材料の一つとなった。 

 

期末在庫減少?明日の需給報告 

明日の需給報告において、97/98年度の期末在庫は、先日発表の9月1日現在在庫報告に基づいて下方修正されると見られているが、市場では、98/99年度についても、6〜8月期と同様の国内飼料需要がその後続いている可能性が高く、新穀期末在庫も9月時(19.22億ブッシェル)より減少するとの見方が増えてきている。 

その見方をする一人である、ADM INVESTOR SERVICESのSTEVE FREED氏は、98/99年度の国内飼料用需要が1億ブッシェル、輸出需要が1億ブッシェル、合計2億ブッシェルが9月予測を上回ると見ており、期末在庫は16億ブッシェルが適正とコメントしている。 

 

本日のニュース

米国の天候

中期予報(11-15日間)  米国中部にはやや強い前線が位置し高気圧を東部に押し出しそう。中西部西側及びデルタでは気温は高め、降雨量は少な目に、中西部東側では降雨量は多めに、気温は平年並みになる見込み。 

米国中西部  現在はドライで気温は50度台。日曜日には西部で若干の遅れが出るものの全般的には土曜日までドライ傾向は続き収穫状況は好転しそう。西部での雨は火曜日までに東部に広がり範囲65%、降雨量0.25〜1.0、所により2.0インチで降る見込み。しかしこの雨は長引かず収穫遅れもごく一時的なものとなるだろう。週末にかけて最高気温は60度台〜70度台半ば、最低気温は30度台半ば〜50度未満だろう。 

デルタ地帯  現在はドライで気温は60度台。デルタ北端では日曜日の遅くから月曜日にかけて所により雨となるだろうが、降雨量は0.10-0.75インチで降雨範囲15%に過ぎないだろう。来週中はドライな天候のおかげで収穫作業は順調だろう。 

 

 

2)週間輸出成約高報告(単位:千トン)

 

週間成約高 

 

成約量合計 

 

成約残  

 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 

コーン 

 

605.7 

 

0.0 

 

11,004.2 

 

10,625.5 

 

7,907.2 

 

4.5 

 

大豆 

 

613.6 

 

0.0 

 

8077.1 

 

11,349.0 

 

7,360.0 

 

0.0 

 

小麦 

 

631.8 

 

0.0 

 

14,240.6 

 

15,927.9 

 

4,983.3 

 

10.0 

 

大豆粕 

 

349.2 

 

0.0 

 

8,077.1 

 

11,349.0 

 

1,929.5 

 

0.0 

 

大豆油 

 

130.6 

 

0.0 

 

1,941.4 

 

2,600.6 

 

163.6 

 

0.0 

 

   

3)週間輸出検証高(単位:千トン) 

 

輸出量  

 

輸出量累計 

 

USDA予想 

 
   今週     先週   今年度  昨年度   今年度 

コーン 

 

866.6 

 

603.8 

 

3,097.0 

 

3,624.6 

 

41,280 

 

大豆 

 

255.4 

 

173.1 

 

717.1 

 

979.1 

 

23,400 

 

小麦 

 

755.0 

 

586.7 

 

9,257.3 

 

11,249.9 

 

29,260 

 

大豆粕 

 

80.9 

 

65.8 

 

11.9 

 

4.2 

 

8,460 

 

大豆油 

 

11.8 

 

38.4 

 

0.0 

 

0.1 

 

1,290 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

明日は需給報告次第。

昨日大きな動きをして発表前のポジション整理をほぼ終えたのか、本日は大豆・小麦ピットが忙しそうであったにもかかわらず、コーンピットでの投機家筋の動きは目立たなかった。現物の動きも、農家が今日は収穫作業に専念し、少なかった。 

今週の上げは、ロシア向け援助などの要因もあったが、基本的には需給報告前のポジション調整によるものである。明日の報告で需給環境が変化するような数字が発表されない限り、下値のチャンスはあると見ている。 

ただ、明日の需給報告について、市場の予想平均は生産量増となっている反面、期末在庫は減少と予想する声も聞こえてくるなど、相場を変動させる数字となる可能性は少なくない。