(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月14日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  227-28  228 3/4  225 1/2  228  +0  161513  +992 
99 MAR  238 1/2-39 1/4  240 1/4  237 1/4  239 3/4  +1/4  73722  -879 
99 MAY  245 1/2-45 3/4  246 1/2  243 3/4  246  -1/2  29125  +658 
99 JUL  249 1/2-50  251 1/4  248 3/4  250 3/4  -3/4  39854  +1275 
99 SEP  255  255  253 1/2  254 1/2  -3/4  6151  -72 
99 DEC  263-62 3/4  263  260  262 1/4  -1  18699  -68 
            330241  +2029 

 

−−− 小幅安寄り付き、まちまちでの引け −−−           

USDA長官のロシア向け食糧援助の年内実施が物理的に不可能との見方がプレッシャー。 

昨日はUSDAのグリックマン長官のロシア向け食糧援助発言が強材料となったが、本日のマーケットでは実際にロシア各港凍結前に間に合わせて船積みすることが不可能に近いとの見方が流れ、また各州で収穫がピークをむかえており昨日までの上昇に対する警戒感から一部ファンドの売りも見られ終盤までほぼ終日安値レベルでの推移となっていた。しかし終盤期近現物価格が堅調となっていることもあり、ファンドのショートカバー中心に値を戻し、結局ほぼ前日終値を挟んでまちまちレベルでの引けとなった。 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 中部・西部には依然高気圧の勢力が強いが前線が東部に移動してきている。降雨量はミッドウエスト東部で多く、ミッドウエスト西部で平年並み、デルタでは少な目になるだろう。気温はデルタ地帯、ミッドウエスト西側で高め、ミッドウエスト東部ではやや低めになりそう。 

米国中西部  現在気温は40度台後半から50度台で、ネブラスカでは時々雨となっている。金曜日まで雨は北西部に限られそうだが土曜日、日曜日には寒冷前線により雨は広がっていく見込み。降雨量は、0.25〜1インチ、所により2インチで、範囲はコーンベルトの60%に及びそう。雨は中部に降る見込み。週末には収穫が若干遅れそうだが、穀物に被害をもたらすほどの雨になる心配はない。土曜日までの最高気温は60度台〜70度台、最低気温は40度台前半から60度近くまでになりそう。 

デルタ地帯  気温は60度台半ば〜70度台前半、ドライな天候となっている。明後日くらいまで雨はなさそうだが、週末にはにわか雨が降る見込み。降雨量は0.1〜0.75で降雨範囲は15%程度、北部に降るだろう。雨による収穫の遅れはさほど長引かないだろう。 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月20日〜10月24日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (53)  NP (0.33/1) 
東部コーンベルト  A (56)  B (0.42/1) 
デルタ地帯  A (64)  B (0.44/1) 

---収穫の進捗が予想され、弱材料と作用しよう。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  NP  アイオワ  A  NP 
ミネソタ  A  B  オハイオ  A  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  MA  NP 
イリノイ  A  B  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  B 
カンサス  A  NP  ミシガン  A  N 

 

 

BULLISH CONSENSUS 

 

CORN  32(23/23)  SOYBEANS  25(14/15)  WHEAT   33(29/29) 
BEAN OIL   31(20/20)  BEAN MEAL  17(9/8)  J-YEN  75(56/46) 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

12月限の下値目標を215に上方修正する。

先週のUSDA需給予想での期末在庫の下方修正が今回の相場上昇の主要因ではあるが中間選挙前の政治絡み的要因がその上昇を後押ししていると言えよう。期末在庫の下方修正から12月限の下値予想を約10セント上昇修正するものである。 

収穫の進捗も来週には50%を越え、保管スペースの問題が顕著となると予想されること、相場の上昇によりLDPの額も各地で10セントを割り込み、地域によってはPCPがローン価格を上回りLDPがゼロとなっているところも出ている。短期的には農家売りがスローとなろうが現物価格がローンレートを上回れば農民にとっては逆に売りやすい状況となるのでは、などから現在のレベルから極端に高値への動きにも限りがあると考え、今後の12月限取引レンジを215〜230と予想する。 

12月限のプライシングは220前後からの買い下がり方針を勧める。3月限は1月初旬に農民の売りが集中し下落場面があると予想しており、現在のところ210〜220レンジを下値の目標と考えたい。