(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年10月15日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 98 DEC | 227 3/4-27 1/2 | 227 3/4 | 224 1/4 | 227 1/4 | -3/4 | 161769 | +256 |
| 99 MAR | 239 1/4-39 1/2 | 239 1/2 | 236 1/2 | 238 3/4 | -1 | 75000 | +1278 |
| 99 MAY | 245 1/2-45 3/4 | 245 3/4 | 243 | 245 1/4 | -3/4 | 29623 | +498 |
| 99 JUL | 250 1/4-49 3/4 | 250 1/4 | 247 1/4 | 249 3/4 | -1 | 39228 | -626 |
| 99 SEP | 254 | 255 | 253 | 254 1/2 | +0 | 6159 | +8 |
| 99 DEC | 261-61 1/4 | 261 1/2 | 259 3/4 | 261 1/4 | -1 | 18399 | -300 |
| 331380 | +1139 |
−−− 小幅安寄り付き、小幅安で引け −−−
ローン価格引き上げが遠のいたことから売られた。
本日議会を60億ドルの農業保護案が通過したことは農家の懐に多少の余裕をもたらし農民のホールド姿勢が強まるとの見方は強材料であったが、逆に今週のUSDAのグリックマン長官発言にあったローンレートの引き上げまでは含まれておらず、どちらかと言えば農民にとっては失望感をあおる内容であったことが弱材料となった。また韓国が中国産とうもろこし、ヨーロッパ産飼料用小麦を買い付けたこと、ロシア向け食糧援助も当初言われていた1.5百万トンのコーンの輸出は非現実的であるとの見方などがマーケットにプレッシャーを与え一時は前日比3セント以上の安値となるなど終日弱含みな動きとなった。しかし終盤引けにかけては農家売りの顕著な増加も見られず、現物価格が本日も高騰していることもあり商業筋の買いにサポートされ小幅安レベルまで値を戻しての引けとなった。
| 本日のニュース |
1)米国の天候
中期予報(11-15日間) 中部・東部には前線が張り出してきている。降雨量はミッドウエスト南西部では平年並み、ミッドウエスト東部では少な目になるだろう。気温はデルタ地帯、ミッドウエスト南西部で平年並み、ミッドウエスト東部では低めになりそう。
米国中西部 現在気温は50度台から60度台で、サウスダコタ、ミネソタ南西部、アイオワ北西部、北部ミズーリ、東部ネブラスカ、イリノイ中西部では雨となっている。今日のうちに雨は北東に移動しつつ範囲を広げていく見込み。降雨量は、0.25〜1インチ、所により2.5インチで、範囲はコーン・大豆ベルトの70%に及びそう。雨はミズーリ・イリノイ中心に降り、若干の収穫遅れにつながる見込み。未収穫の穀物に被害をもたらすほどの雨になる心配はない。土曜日までの最高気温は60度台〜70度台、最低気温は40度台後半から60度近くまでになりそう。
デルタ地帯 気温は70度台でドライな天候となっている。北部では日曜日及び月曜日早朝までにわか雨が降る見込み。降雨量は0.25〜1.0、所により1.5インチで降雨範囲は30%程度になりそう。雨による収穫の遅れはさほど長引かず穀物に被害をもたらすことはないだろう。
2)長期予報
ワシントンD.C.の気象予報センターは今月の中期報告で中型か強いラニーニャが発生し今冬中続く見込みと発表する模様。ラニーニャが1999年予報通り発生すると全米の主要な穀倉地ではドライ懸念が広がることになる。
ミッドウエスト 8月,9月の暖かくドライな天候から10月は変化の多い天候となった。収穫の進捗は比較的順調。しかし今夏のドライ状況は11月のUSDAレポートには反映されるだろう。来年の予報はコーンベルト西部では春先までドライ、晩春には平年並み、7月末〜9月くらいからはドライで暖かめの天候へと変わっていくだろう。東部では来年は春、夏ともややウエットになるだろう。
| 週間輸出成約高事前予想(単位:千Mt) |
| 10月8日(事前予想) | 10月1日(実額) | |
| 大豆 | 400‐700 | 613.6 |
| 大豆粕 | 100‐200 | 122.2 |
| 大豆油 | 10‐30 | 14.3 |
| コーン | 500‐900 | 605.7 |
| 小麦 | 400‐700 | 631.8 |
| 本日のトーメンの意見 |
明日は、金利引下げによる株価の急騰の影響で高値での寄り付きとなろう。
本日引け後にFRB(米国連邦準備理事会)は公定歩合とフェデラルファンドレートをそれぞれ0.25%引き下げると発表、それを受け債権市場での金利の下落、株価の上昇、ドル安といずれも明日のマーケットには強材料となろう。
収穫の進捗に伴っての農家売りの増加が顕著ではなく、現物価格が高騰していることが本日の相場でもサポート要因となったが、今後月末にかけて収穫も最終段階となりスペース不足の問題がクローズアップされること、またそれに数量的には大きなインパクトはないが10月末には97年クロップのローン満期玉約48百万ブッシェルの動きが加わることなど現物の動きの活発化が予想され10月末から11月にかけて一時的な下落場面が期待できる。12月限のプライシングはこのタイミングを待って積極的に行うこと勧める。