(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月16日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  230-30 3/4  230 3/4  225  225 1/2  -1 3/4  159220  -2549 
99 MAR  241-42  242  236  236 1/4  -2 1/2  74904  -96 
99 MAY  248 3/4-48 1/2  248 3/4  242 1/2  243  -2 1/4  29414  -209 
99 JUL  251 1/2-52  252  247  247 3/4  -2  38827  -401 
99 SEP  256-56 1/2  256 1/2  252 1/2  253  -1 1/2  6148  -11 
99 DEC  263-63 1/2  263 1/2  259  259 3/4  -1 1/2  18520  +121 
            328283  -3097 

 

−−− 高値での寄り付き、安値で引け −−−           

ファンドの動きはまちまち。終盤売られ下落する。 

昨日引け後の金利引下げの影響から株式市場が今朝も強含みとなっていたことでファンドは取りあえず買いから本日の相場に臨んだが、輸出成約報告もやや弱材料、天候も弱材料と側面からの支援材料に欠け、高値レベルでは商業筋のヘッジ売り、ローカル筋の売りに相場を上昇基調に持ち上げることはできなかった。中盤から終盤にかけて商業筋の売りが一段落した場面ではローカル筋のショートカバーから再度高値を目指す動きにもなったが、終盤引けにかけて大手ファンドの売りに本日の安値レベル圏まで下落しての引けとなった。 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) メキシコ湾岸には新たなハリケーンが形成されてきているがコーン、大豆の収穫に及ぼす影響は少ない見込み。降雨量はミッドウエスト、デルタとも平年並み、気温はミッドウエストではやや低め、デルタでは高めになるだろう。 

米国中西部  現在気温は60度台半ばから70度台前半で、イリノイ南部、サウスダコタ東部、ミネソタ南東部、ネブラスカ中部で雨となっている。雨は寒冷前線の影響で数日中に東方に移動する見込み。降雨量は、0.25〜1、所により2.5インチで、範囲はコーン・大豆ベルトの75%に及びそう。雨は西部中心に降る見込み。週末には収穫が若干遅れそうだが、穀物に被害をもたらすほどの雨になる心配はない。来週初めにはドライな天候になるだろう。前線の進んでいない地域では最高気温は60度台半ば〜80度台前半、最低気温は50度台前半から60度前半になりそう。来週初めには寒さが厳しくなりそう。 

デルタ地帯  気温は70度台後半〜80度台前半、ドライな天候となっている。日曜日から月曜日にかけて0.25〜1、所により2インチで40%範囲の雨が降る見込み。雨による収穫の遅れはさほど長引かないだろう。来週の半ばはドライな天候になりそうで収穫は一段と進みそう。週末の最高気温は70度台後半から80度台半ばになるだろう。 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月22日〜10月26日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (53)  NP (0.33/1) 
東部コーンベルト  A (56)  B (0.42/1) 
デルタ地帯  N/A (64)  B (0.44/1) 

---収穫の進捗が予想され、やや弱材料と作用しよう。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  NP  アイオワ  A  NP 
ミネソタ  A  N  オハイオ  N  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  MA  NP 
イリノイ  A  B  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  B 
カンサス  A  NP  ミシガン  N  B 

 

 

1)週間輸出成約高報告(単位:千トン)

 

週間成約高 

 

成約量合計 

 

成約残  

 
  今年度  来年度  今年度  来年度  今年度  来年度 

コーン 

 

528.0 

 

0.0 

 

11,532.1 

 

11,532.1 

 

7,649.0 

 

4.5 

 

大豆 

 

676.0 

 

0.0 

 

8,753.2 

 

12,156.9 

 

7,696.7 

 

0.0 

 

小麦 

 

615.0 

 

0.0 

 

14,855 

 

16,336 

 

5,018.1 

 

10.0 

 

大豆粕 

 

103.3 

 

0.0 

 

2,044.8 

 

2,756.8 

 

1,894.8 

 

0.0 

 

大豆油 

 

27.7 

 

0.0 

 

191.2 

 

213.3 

 

179.5 

 

0.0 

 

2)週間輸出検証高(単位:千トン) 

 

輸出量  

 

輸出量累計 

 

USDA予想 

 
   今週     来週   今年度  来年度   今年度 

コーン 

 

786.1 

 

866.6 

 

3,883.1 

 

4,468.3 

 

4,1910 

 

大豆 

 

339.4 

 

255.4 

 

1056.5 

 

1,434.8 

 

22,590 

 

小麦 

 

580.5 

 

775.0 

 

9,837.8 

 

11,749.1 

 

29,260 

 

大豆粕 

 

138.1 

 

11.9 

 

150.0 

 

57.0 

 

7,620 

 

大豆油 

 

11.7 

 

0.0 

 

11.7 

 

7.5 

 

1,200 

 

 

3)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン) 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  30,744  30,920  31,352 
搾油量(OCT01'97〜)  61,664  30,920  61,263 
大豆粕輸出  139,600  124,971  328,003 

---事前予想の範囲内ではあるが、30百万ブッシェルを超えており、やや強材料と作用した。  

 

4)NOPA月間搾油高 

  今月  先月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  121,555  109,263  109,356 
大豆粕生産量(トン)  2,872,330  2,614,697  2,578,458 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.26  47.86  47.16 
大豆粕輸出量(トン)  377,670  277,717  256,509 
大豆油生産量(千ポンド)  1,389,545  1,261,657  1,222,721 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.43  11.55  11.18 
大豆油在庫量(千ポンド)  878,255  1,156,080  1,190,715 

−−−大豆油在庫数量は前月から24%もの減少を示しており、強材料ととられた。 

 

5)全米牛飼養頭数レポート/主要7州(単位:千頭) 

  1996  1997  1998  1998/96  98/97  98/97 事前予想 
10/1飼養頭数  7,486  8,558  8,376  119%  99%  96.0(95.0-99.0%) 
9月度導入頭数  2,267  2,278  2,254  99%  99%  94.3(87.0-96.7%) 
9月度販売頭数  1,342  1,528  1,577  118%  103%  103.4(101.4-105.2%) 
その他のロス  51  42  51  100%  98%  NA 

−−−予想以上の飼養頭数、導入頭数から月曜日のマーケットには強材料となろう。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

昨日の金利引下げの影響は寄り付き直後の一時的なものにとどまった。

今週末は天候も当初の予想よりもややドライとなり収穫の進捗も見られ、来週以降現物の動きが増加すると予想する。本日の高値レベルでは商業筋のヘッジ売りが見られたように12月限230前後では農家の売りも増加することから限レベルから大幅高値への動きには更に強力な強材料が必要となろう。しかし下値での需要家のプライシング意欲も旺盛であり、来週は12月限220〜230のレンジ内での動きに終始しよう。収穫の進捗もすでに50%を超えていると予想され来週以降11月初旬にかけてスペース不足が顕著となり農民の売り玉も増加し、12月限220割れレベルを試す動きとなろう。生産量、期末在庫の上方修正がない限り12月限の下値は215前後と見ており215〜220レンジではプライシングを積極的に進捗させること勧める。