(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月20日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  221-20 3/4  222 1/4  218 3/4  219  -3  156389  -2087 
99 MAR  232 3/4-32 1/4  233 1/4  230  230 1/4  -3  76549  +277 
99 MAY  239-39 1/4  240 1/4  237 1/2  237 3/4  -2 1/2  30262  +497 
99 JUL  244-43 1/2  245  242 1/2  242 3/4  -2 1/2  39859  +329 
99 SEP  250 1/2  251 1/2  249  249  -3  6002  -196 
99 DEC  257 1/2-57 3/4  258 1/2  256  256 1/4  -2  18151  -380 
            328489  -1562 

 

−−− 小幅安寄り付き、安値引け −−−           

農家売りが継続、ロシア向け援助も具体化せず、安値引け。 

本日の相場主要因は、小麦急落、農家売り、具体化しないロシア援助の3点。政府からロシア向け援助の公式声明が近日ないとされたことが、特に小麦に影響し(300万トンが要請されていると見られている)、小麦が朝から急落を見せた。それに比べれば、コーン市場は静かに推移したが、間断ない商業筋の売り物に対し、買い手がそれほどいなかったことから、終始軟調であった。 

終盤、小麦が下げ足を早めたことに追随、コーン12月限が220を割ったところからは、回復力なく下げながら引けた。 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) ミッドウエストでは降雨量は少な目、気温は低めになる見込み。  

中西部  現在気温は40度台〜50度台半ばで、ネブラスカ、アイオワ西部で雨となっている。水曜日に降る雨かみぞれのため東部では若干収穫に遅れが出そうだが降雨量は、0.1〜0、5インチで、降雨範囲はコーンベルトの15%に過ぎず大きな影響はなさそう。全般的にはドライで寒い一週間になるので収穫状況は良好だろう。最高気温は北部で40度台南部で60度台、最低気温は20度台後半から40度台前半と予想される。 

デルタ地帯  気温は50度台後半〜70度近くでドライとなっている。テキサスの雨がまもなく止みドライな状況は続きそう。このため収穫は一段と進みそう。 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(10月22日〜10月26日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  MA (53)  NP (0.33/1) 
東部コーンベルト  A (56)  B (0.42/1) 
デルタ地帯  N/A (64)  NP (0.44/1) 

---収穫の進捗が予想され、やや弱材料と作用しよう。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  NP  アイオワ  MA  NP 
ミネソタ  MA  B  オハイオ  A  B 
アーカンソー  A  NP  サウスダコタ  A  NP 
イリノイ  A  B  ミズーリ  A  B 
インディアナ  A  B  ウィスコンシン  A  B 
カンサス  A  NP  ミシガン  A  B 

 

 

受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル)

 

  10月20日  --先週--   昨年同期 
シカゴ    1,695    1,633     300 
トレド    4,654    3,680     404 
セントルイス     591     918     865 
合計    6,940    5,231    1,569 

 

 

 

ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  10月13日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP    63.5   -23.8       11.4  1.5      1,056.1    1,131.0 
1998CROP    34.9    10.6       0.0    unch        2.7      37.6 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

今後も軟調な流れは継続しよう。ただ、下値追い過ぎに対しての警戒感は必要だ。

現在の流れは当分続こう。つまり、好天候を背景に収穫が進捗、物理的障害から農家売りが促される。ただし、例年ほどの売り圧力はなく、降雨やドル高などの強材料がある場合に、それらを抑えきって一方的に下げていく展開にはなりにくいのではないか。今後も、ロシア向け支援がポイントになりそうだ。2〜3日間は少なくとも進展がないであろうと言われている。失望感から、売られる一要因にはなるであろう。憶測のみで2度相場を上げたため、もうこれ以上は強材料になりきれないと見ていたが、ここへきて援助への期待が割り引きされ始めており、相場を変動させる要因としての潜在性はまだありそうだ。