(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年10月28日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 98 DEC | 218-18 1/4 | 221 | 218 | 219 | +0 | 153346 | +1619 |
| 99 MAR | 229 3/4-29 1/2 | 232 1/4 | 229 1/2 | 230 1/2 | +1/2 | 81889 | +1009 |
| 99 MAY | 237 1/4-37 1/2 | 239 3/4 | 237 1/4 | 238 1/4 | +1/4 | 32431 | +578 |
| 99 JUL | 242 3/4-42 1/2 | 245 | 242 1/2 | 243 1/2 | +0 | 41941 | +600 |
| 99 SEP | 250 | 250 3/4 | 249 1/2 | 249 3/4 | +1/4 | 6386 | +9 |
| 99 DEC | 255 1/2-56 | 257 1/4 | 255 1/2 | 256 3/4 | +1/4 | 18887 | +206 |
| 336227 | +4019 |
−−− 小幅安寄り付き、変らずから小幅高引け −−−
本日も、相場の構図は変化無し。
大きな相場材料の変化がなかった。プロファーマーがロシア向け支援内容を多めに予測したことが、特に大豆相場に影響、上げ始めたことに反応して、コーン相場が中盤一時1〜2セント高となる場面があった。しかし、コーン相場は終日主体性を見せないまま、狭い範囲内の取引きで終了した。
ファンドは買い手、1,400コントラクト程買い越しポジションを増やしたようだ。
| プロファーマーロシア向け支援見通しを発表、大豆相場に影響 |
アイオワ州の民間会社プロファーマーが、ロシア向け支援内容の見通しを発表した。
「4百万トンの小麦、75万トンのコーン、それに10万トンの米、24〜35万トンの大豆粕、相当量の食肉が支援されるであろう。ただし、その渡し時期は11月から来年10月までの1年間に亘る。」
小麦・大豆粕の量が今までの予想より大きかったことが話題となった。プロファーマーはワシントンに情報源を持っていると言われ、USDA内からの情報では、と推測されたことから、本日特に大豆相場に影響を与えた。
| 本日のニュース |
1)米国の天候
ハリケーンミッチは最大風速120マイルで現在ホンジュラス海岸付近に停滞している。今週末にユカタン半島を越え、メキシコ湾に入り込み来週半ばに東湾岸に影響をもたらすことが懸念される。勢力は次第に弱まるものと予想されるがハリケーンの水準は維持するだろう。
中期予報(11-15日間) 米国東部の低気圧の影響でミッドウエストの大半の地域では平年以下の気温になりそう。ミッドウエスト東部では特に寒くなりそうで平年の気温を大きく下回るだろう。降雨量は平年より多くなる見込み。
米国中西部 現在気温は50度台半ばから60度台後半で、ネブラスカでは雨となっている。金曜日には雨は東方に移動しそう。雨は50%範囲で0.25〜1.0、所によって1.5インチ程度の降水量でベルト地帯西部に降るだろう。日曜日、月曜日には50%範囲で0.25〜1.0所により2.0インチの雨が南部で予想される。最高気温は60度台〜70度台半ば、最低気温は40度台から50度台半ばと予想される。雨のためコーンの収穫はやや遅れる見込み。
アルゼンチン 週末までは引き続きドライ。その後降雨量0.1〜1.0インチで降雨範囲60%の雨が予想されている。この雨は発芽期のコーンには恵みとなろう。
ブラジル 昨日は北部で降雨量0.25〜0.75インチで15%範囲の雨が降った。今後2日ほど北部では再び0.25〜0.75、所により1.5インチで25%範囲の雨が降るだろう。週末は概ねドライになるが、今週のウェットがちな天候で水分は大豆・コーンともに初期の生育に好条件になるだろう。
2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(11月3日〜11月7日の期間)
@地域別データ
| 気温(平均) | 降水量(平均) | |
| 西部コーンベルト | N (45) | A (0.27/1) |
| 東部コーンベルト | A (49) | A/N (0.43/1) |
| デルタ地帯 | N (58) | A (0.56/1) |
---やや弱材料ととられている。
A州別データ
| 州名 | 気温 | 雨量 | 州名 | 気温 | 雨量 |
| ネブラスカ | B | A | アイオワ | N | A |
| ミネソタ | A | A | オハイオ | A | N |
| アーカンソー | B | A | サウスダコタ | N | A |
| イリノイ | A | A | ミズーリ | N | A |
| インディアナ | A | N | ウィスコンシン | A | A |
| カンサス | B | A | ミシガン | A | N |
| BULLISH CONSENSUS |
| CORN | 31(29/32) | SOYBEANS | 24(23/25) | WHEAT | 33(29/33) |
| BEAN OIL | 24(30/31) | BEAN MEAL | 15(14/17) | J-YEN | 77(81/75) |
| 週間輸出成約高事前予想(単位:千Mt) |
| 10月22日(事前予想) | 10月15日(実額) | |
| 大豆 | 350‐500 | 270.5 |
| 大豆粕 | 75‐150 | 98.2 |
| 大豆油 | 10‐30 | 49.2 |
| コーン | 900‐1,200 | 1,104.8 |
| 小麦 | 250‐350 | 387.1 |
| 本日のトーメンの意見 |
意見は昨日までと変らず、12月限215〜220が当面のプライシングターゲット。
3日連続して12月限は219での引け。小康状態だ。相場は決めてを欠いており、当分大きな動きはないかも知れない。ただ、ファンドは明確にそのロング志向を示しており、決め手がない中では、そのファンドの動きが目先の方向感を決することになるのではないか。
一方、市場では中間選挙後に関する下値期待感もある。政府は今まで苦心して様々な農家向け支援策を提案してきた。勿論、提案されたうちのいくつかは実現される運びとなろうが、選挙後も農作物価格支援を同様に注力していくとは、市場では考えられておらず、それによる下値トライを期待する声が少なくない。しかし、ロシア向け支援などに比べれば影響は少ないであろう。
したがって、下値への過大な期待は危険と考える。