(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年10月30日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  219 1/4-19 1/2  220 1/4  218 1/2  219  +1/4  151676  -495 
99 MAR  229 3/4-30 1/4  231 1/4  229 1/2  229 3/4  +0  84039  +1314 
99 MAY  238  239  237  237 1/2  -1/4  33032  +555 
99 JUL  243 1/2-44  244 1/4  242  242 1/2  -1/2  42178  +368 
99 SEP  250 1/2  250 1/2  248 1/4  248 1/4  -1  6480  +57 
99 DEC  256 1/2  257  255 1/2  246 1/4  -1/2  18977  +69 
            337749  +1883 

 

−−− 小幅高寄り付き、ほぼ変らずの引け −−−

本日も材料に欠け、狭い範囲での取引き。 

本日の主なファンダメンタル要因と言えば、またロシア絡みのみであった。ロシアのインターファクス通信が、小麦その他の購入代金用として米国がロシアに10億ドルの融資(20年返済)をする、と報じ、主に小麦・大豆相場が反応した。コーンは、寄付き時点こそその影響で1セント強高の場面もあったが、すぐに昨日引け値付近まで戻し、中盤以降はほとんど何の動きもなく、引けを迎えた。 

農家の週末前ヘッジもほとんど見られず、ファンドの動きも少なく、ネット100コントラクトのみの買い。 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 中西部、大平原地区は雨がちで低気温気味になりそうである。 

米国中西部  現在はほとんどドライとなっている。明日までは同様の傾向。日曜日から火曜日にかけて南部・西部で雨が見られよう。範囲は40%。しかし、来週前半の収穫遅れは限られたものになると見られる。 

アルゼンチン  週末はドライな傾向が続きそうだ。火曜日から水曜日の朝にかけて雨が予報され、その雨量は0.25〜1インチ、範囲は35%と限られたものになる。コーンの発芽にはもっと十分な雨量が必要な状況だ。 

 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(11月5日〜11月9日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  N (45)  A (0.27/1) 
東部コーンベルト  A (49)  N (0.43/1) 
デルタ地帯  N/B (58)  N (0.56/1) 

---市場では中間材料ととられている。 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  B  A  アイオワ  N  A 
ミネソタ  N  A  オハイオ  A  N 
アーカンソー  B  A  サウスダコタ  B  A 
イリノイ  N  A  ミズーリ  N  A 
インディアナ  A  N  ウィスコンシン  A  N 
カンサス  B  A  ミシガン  A  N 

 

 

本日のトーメンの意見

 

来週も大きな動きはないであろうが、時折つける可能性がある下値チャンス(12月215〜217)を狙うようにしたい。

この時期にしては極めて少ない農家売り、実需家の買い意欲、高イールド期待、輸出需要懸念、小麦の低価格、そしてロシア向け食糧援助。今週はこれらの使いふるされた材料のみが要因であった。結果は、一週間の引け値の幅がわずか4分の1セント(218ー3/4〜219)。 

ロシア向け援助については、今週末大統領がラジオで言及するとか、来週月曜日にUSDAから具体的な発表があるとか言われているが、あまりに毎日情報が小出しになったため、上値圧力となる潜在性は風化してきている。その意味では、来週SELL THE FACTとなる可能性が高くなってきている。一方、アルゼンチンのドライ傾向が来週辺りから相場に反映されてくると見られ、下値をサポートすることになりそうだ。 

農家の現状態について、あるブローカーの10月27日のコメントがなかなか的を得ていたので、引用する。 

『今この相場でコーンを売る農家がいると思う?LDPの30セントの小切手を政府からもらって、それを年末までの資金とすれば十分やっていけるし、保管場所がなくなったコーンは家の前に積み重ねて置いておけば良い。保管料はタダだし、この安い値段じゃ誰も盗まないから。庭に積んであるコーンの記念写真でも取って、あとは居眠りでもしていれば、そのうち原料がなくなった実需家が泡を食って飛んでくるよ。』