(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年11月13日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  223 1/2-23  223 1/2  220 1/4  220 1/2  -4  134788  -4474 
99 MAR  233 3/4-33 1/4  233 3/4  231  231 1/4  -3 3/4  108557  +1222 
99 MAY  240 1/4-40  240 1/4  238  238 1/4  -3 1/4  36843  +82 
99 JUL  244 1/2-44 3/4  244 3/4  242 3/4  243 1/4  -3  44466  +1 
99 SEP  249 1/2-49  250  248  248 1/4  -3 1/4  6975  -4 
99 DEC  256 1/2-55 1/2  257 1/4  254 1/4  254 1/2  -3  20267  +170 
            353692  -2987 

 

−−− 安値寄り付き、安値引け −−−

輸出成約低調、ファンドの買いが止まる。 

今朝発表の週間輸出成約高で、コーンが予想の下限、大豆・大豆粕・小麦が大幅に予想を下回った。寄付きから安値圏であったが、中盤以降大豆粕・大豆の順に比較的大規模なファンド売りが入りそれらが下落を始め、コーンにも波及、比較的増えてきた農家売りも手伝って、本日の最安値圏での引け。 

 

 

 

本日のニュース

1)米国の天候

中期予報(11-15日間) 中西部の気温は平年よりやや低め、降水量はやや多めになる見込み。 

米国中西部  現在気温は30度台半ば〜50度台前半でアーカンソー南部で雨になっている他は概ねドライ。アーカンソーの雨は明日まで続きミシガン、ウィスコンシンでも明日は雨になりそう。降水範囲はコーン・大豆ベルトの10%、アーカンソー南部での降水量は0.1-0.5、ところにより1.5インチの見込み。月曜日の降水量は0.1〜0.75インチ、降水範囲はコーン・大豆ベルトの30%で主にミネソタ、ウィスコンシン、ミシガンで降る見込み。西部ではさらに水曜日・木曜日を中心に降るだろう。降水量は0.25〜1.0、所により2.0インチで降水範囲は60%と予想される。ミネソタ、サウスダコタでは積雪量1〜4インチの雪が見込まれる。最高気温は40度台半ば〜60度台半ば、最低は20度台半ば〜40度台前半となるであろう。最終局面を迎えた収穫は来週半ばの雨以前に完了している見込み。 

アルゼンチン  ベルト地帯のやや南で雨が降り出したが概ねドライ。雨の降る地域は明日までにコーンベルトの最南端に広がり日曜日までにはさらに北方でも降り出す見込み。降雨量は0.1〜1.0インチで降雨範囲は40%だろう。最高気温は60度台半ば〜70度台後半。雨はコーン、大豆の発芽状況を改善されようが水分ストレスの緩和には今月中に更なる雨が望まれる。 

ブラジル  現在サンパウロ、ミナス・グレイスで雨となっている。雨は今後数日間は北部3分の1に限られるがその後前線の移動で月曜日・火曜日には中部へ広がりそう。火曜日までの降雨量は0.25〜1.0、所により2.0インチで降雨範囲40%。最高気温は70度台後半〜80度台と予報されている。水分量は北部では依然高水準だが、南部4分の1地域では最適な発芽条件には今月後半に一層の雨が望まれる。 

 

2)NWS 6−10 DAYS 中期予報(11月12日〜11月16日の期間) 

@地域別データ  

  気温(平均)  降水量(平均) 
西部コーンベルト  A (31)  A (0.18/1) 
東部コーンベルト  MA (36)  A (0.44/2) 
デルタ地帯  A (49)  A (0.72/2) 

 

A州別データ 

州名  気温  雨量  州名  気温  雨量 
ネブラスカ  A  A  アイオワ  A  A 
ミネソタ  A  N  オハイオ  MA  N 
アーカンソー  A  A  サウスダコタ  A  N 
イリノイ  MA  A  ミズーリ  A  A 
インディアナ  MA  A  ウィスコンシン  MA  A 
カンサス  A  A  ミシガン  MA  A 

 

 

 

1)週間輸出成約高報告(単位:千トン) 

 

輸出成約高 

 

成約量合計 

 

成約残  

 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 

コーン 

 

214.0 

 

0.0 

 

15,518.0 

 

14,458.3 

 

8,205.9 

 

4.5 

 

大豆 

 

363.9 

 

0.0 

 

10,738.1 

 

13,932.6 

 

5,860.4 

 

0.0 

 

小麦 

 

214.0 

 

0.0 

 

16,111.2 

 

17,963.1 

 

4,091.6 

 

10.0 

 

大豆粕 

 

21.4 

 

0.0 

 

2,406.5 

 

3,319.1 

 

1,708.7 

 

0.0 

 

大豆油 

 

41.8 

 

0.0 

 

326.4 

 

270.8 

 

215.1 

 

0.0 

 

 

2)週間輸出高(単位:千トン) 

 

輸出量  

 

輸出量累計 

 

USDA予想 

 
   今週     先週   今年度  昨年度   今年度 

コーン 

 

776.0 

 

882.5 

 

7,312.1 

 

6,852.4 

 

41,910 

 

大豆 

 

989.1 

 

991.3 

 

4,877.7 

 

6,601.4 

 

22,590 

 

小麦 

 

664.9 

 

360.7 

 

12,019.6 

 

13,849.7 

 

29,260 

 

大豆粕 

 

133.5 

 

188.5 

 

697.8 

 

476.8 

 

7,620 

 

大豆油 

 

27.1 

 

36.4 

 

111.3 

 

125.1 

 

1,200 

 

 

3)全米牛飼養頭数レポート/主要7州(単位:千頭) 

  1996  1997  1998  1998/96  98/97 
10/12飼養頭数  7,486  8,558  8,376  112%  98% 
9月度導入頭数  2,536  2,454  2,396  94%  98% 
9月度販売頭数  1,431  1,545  1,532  107%  99% 
その他のロス  57  77  45  79%  58% 

 

 

本日のトーメンの意見

 

短期には小幅安値を期待している。

昨日引け後と本日は農家売りが見られたが、それも例年のこの時期に比べれば軽いものであった。しかしながら、ある程度の高値になれば農家売りに迎撃される(散発的だが)ということも確認された。現レベル以上に相場が落ち着くには、相当量のファンドの買いが継続する必要がある。が、ファンドの方向性を決定させるほどの材料は、目先はテクニカルにもファンダメンタルにも当面乏しく、需給報告後のパニック的なファンド買いは短期的には是正されることになろう。 

下値も12月限で215を割り込むこともないと思われ、現レベルより少し安値圏でのボックス相場が再び形成されるのではないか。