(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年11月19日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 98 DEC | 222-23 | 223 | 218 3/4 | 220 1/4 | -1 | 125773 | -2814 |
| 99 MAR | 234 1/4-34 | 234 1/2 | 230 1/2 | 231 3/4 | -1 | 116299 | +2039 |
| 99 MAY | 242 | 242 | 238 | 239 1/2 | -3/4 | 36582 | +70 |
| 99 JUL | 248-47 1/4 | 248 | 243 1/2 | 245 | -3/4 | 45091 | +362 |
| 99 SEP | 252 1/4-52 1/2 | 252 1/2 | 249 | 250 | -1 | 7037 | -9 |
| 99 DEC | 257 1/4-57 1/2 | 257 1/2 | 254 1/2 | 256 | -3/4 | 20502 | +212 |
| 353174 | -125 |
−−− 小幅高寄り付き、小幅安値での引け −−−
今期最高の輸出成約にもかかわらず、安値での引け。
今朝の輸出成約報告は150万トンと今期最高の数量となり、寄り付き前は本日は高値圏での動きに終始すると予想されていたが、寄り付き直後の高値はプルデンシャルを中心とする大手ファンドには売りチャンスとされ、またHOG価格が新安値更新となったことも長期的には飼料需要には弱材料と判断されたこともあり、ほぼ終日安値圏での動きに終始した。しかし12月限219レベルでは商業筋の買いにサポートされたことが終盤のローカル筋のショートカバーを呼び、結局約1セント安レベルまで戻しての引けとなった。
| 本日のニュース |
米国の天候
中期予報(11-15日間) 中西部の気温は平年よりやや低め、降水量は平年並みになる見込み。
米国中西部 現在気温は北西部で20度台後半、東部で50度台半ばでミズーリ南東部で雨になっている。今日のうちに雨はアーカンソー等南部に広がる見込みだが大豆・コーン地域ではほとんど降らない。その後も月曜日まで雨は見込まれず、収穫ほほぼ全地域で完了するだろう。週末までの最高気温は30度台半ば〜60度台前半、最低は20度台〜30度台半ばになろう。週末には気温が下がりそう。
南米の天候
アルゼンチン 現在はほぼ全域で晴天で週末までドライな天候は続きそう。月曜日、火曜日にはコーン・大豆地帯南東部で降雨量0.1〜0.75インチで降雨範囲50%の雨が降りそう。大豆・コーンの発芽にはもう少し雨が望まれるところ。最高気温は70度台半ば〜80度台だろう。
ブラジル マト・グロッソ、ゴイアスなど大豆・コーン地帯の北部で雨となっている。今後5日間北部では雨が続きそう。月曜日にかけて降雨量は0.5〜1.5、所により2.5インチで降雨範囲は30%になるだろう。この雨で北部では発芽環境は整ってくるが南部では土中水分が落ち込んできており来週中に雨が降って回復することが望まれている。最高気温は70度台後半〜80度台だろう。
1)週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量合計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,510.0 | 0.0 | 16,419.0 | 15,655.8 | 8,713.4 | 4.5 |
| 大豆 | 361.7 | 0.0 | 11,099.8 | 14,475.6 | 5,365.7 | 0.0 |
| 小麦 | 307.7 | 0.0 | 16,419.0 | 18,355.2 | 3,852.3 | 10.0 |
| 大豆粕 | 147.9 | 10.0 | 2,554.4 | 3,390.3 | 1,679.9 | 10.0 |
| 大豆油 | -3.7 | 0.0 | 322.7 | 334.4 | 159.9 | 0.0 |
2)週間輸出検証高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | |
| コーン | 1,002.6 | 776.0 | 8,314.6 | 7,845.6 | 41,910 |
| 大豆 | 856.4 | 989.1 | 5,734.1 | 7,377.0 | 22,590 |
| 小麦 | 547.1 | 664.9 | 12,566.7 | 14,384.1 | 29,260 |
| 大豆粕 | 176.7 | 133.5 | 874.5 | 607.3 | 7,620 |
| 大豆油 | 51.5 | 27.1 | 162.8 | 167.1 | 1,200 |
*コーン主な成約先(単位:1万トン)
日本 48.9万トン 韓国 27.0万トン 不明 19.4万トン 台湾 18.4万トン メキシコ 16.2万トン
合計 151.0万トン
---151万トンと今期最高の成約数量となり強材料と取られたが、ファンドの売りにマーケットを支える材料とならなかった。
| 本日のトーメンの意見 |
12月限220中心の取引レンジ内での動きが続こう。
強材料の輸出成約報告にもかかわらず、寄り付き直後から一部ファンドが売り浴びせたことには驚いた。寄り付きの高値で12月限214〜215のレジスタンスまで届かなかったことからのテクニカル売りとされているが、特に材料があったわけではない。カントリーでは農家の売りも平均的に出始めており、またHog価格の低迷から屠殺の増加が予想され国内飼料需要も減少予想となっていることから、高値への動きは限界があると見ている。しかし安値レベルでは輸出需要の増加、農家売りの減少がサポート材料となり、現在の取引レンジを抜けて下値トライするには更に新規弱材料が必要となろう。
12月限プライシングは218割れからの買い下がりを継続して勧める。