(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年11月23日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  219 1/4-18 3/4  219 1/4  216 3/4  217 1/4  -2 3/4  103517  -15485 
99 MAR  229 1/2-30  230  228  228 1/2  -2 1/4  123754  +5336 
99 MAY  237-37 1/2  237 1/2  236  236 1/4  -2  37213  +249 
99 JUL  242 1/2-42 3/4  243  241 1/4  241 3/4  -2  44905  -192 
99 SEP  248 1/4  248 1/4  247  247 1/4  -1 1/2  7102  +22 
99 DEC  254-54 1/4  254 1/2  252 3/4  253 1/4  -1 1/2  20458  -202 
            338848  -10269 

−−− 安値で寄り付き、安値での引け −−−

大豆、小麦のテクニカル売りに、コーンも下落。 

今朝の輸出検証高は事前予想の範囲を上回り強材料と取られが、大豆、小麦がテクニカル売りに急激に値を下落させたことに影響されコーンも防戦の状況となった。先週のコミットメント・オブ・トレーダーズでファンドのロングが予想より多かったことも弱材料、また来週の12月限の受渡通知を前に12月限ロングの手仕舞い売りが本日も継続し、特にプレッシャーを受け安値への動きとなった。結局2-3セント安レベルでの引けとなった。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  本日は南部地域にて降雨となっており、今夜には北部へ移動する見込み。北東部を中心に0.25-1.5インチ、55%範囲の降雨予報となっている。降雨は明日にはあがり、その後今週いっぱいはドライな天候となることが予想される。今週の最高気温は70-80度台。今週前半の降雨により、土壌水分が改善され、発芽が助長されるであろう。 

 

ブラジル   本日は北部地域の限られた場所で降雨となっている。この降雨は水曜まで続くが、降水量は0.25-1.0インチ、10%範囲と予報されている。水曜には寒冷前線が南部に達し、その影響から木曜から金曜にかけて中部地域を中心に0.25-1.0、ところにより2.0インチ、南部2/3の地域の70%範囲の降雨が見込まれている。今週の最高気温は70度台後半から90度台前半。今月に入ってからの降雨不足により土壌水分の低下していた南部地域では、今週の降雨によりストレスの発生から開放される地域もあるものと思われる。天候パターンが変化してきており、向こう2週間のうちに水分不足が解消していくのではないか。  

 

コーン収穫進捗率

 

  11/22  先週  昨年  平均 
イリノイ  98  95  98  97 
インディアナ  99  98  91  92 
アイオワ  98  95  99  98 
カンサス  98  98  98  98 
ミネソタ  98  97  98  97 
ミズーリ  96  91  96  94 
ネブラスカ  95  89  95  95 
オハイオ  96  92  81  86 
サウスダコタ  86  82  99  95 
ウィスコンシン  96  91  83  89 
17州平均  97  94  94  95 

収穫もほぼ終了。相場の要因としては予想通りであり中立。 

 

週間輸出検証高 

         

単位:百万ブッシェル  11月19日  11月12日  昨年同期  今年度累計  昨年同期累計  事前予想 
小麦  20.7  20.0  19.5  506.1  562.0  16-21 
コーン  43.2  38.8  23.2  382.5  336.6  30-35 
大豆  22.8  25.1  41.1  247.1  336.9  22-28 

コーンは事前予想を大幅に上回り、強材料と取られ、小麦、大豆の下落の影響を最小限にとどめた。 

 

コミットメント・オブ・トレーダーズ(フューチャーズ&オプションズ) 

(11月10日現在、単位:コントラクト、変化は前週からの変化) 

  LONG  CHG  SHORT  CHG  NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  26,527  2,832  26,542  2,920  15  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  78,572  376  78,572  376     
COMMERCIAL  264,881  12,335  214,475  16,875  50,406  LONG 
TOTAL  369,980  15,543  319,589  20,171  50,391  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  99,582  -71  149,972  -4,701  50,390  SHORT 
TOTAL OPEN POSITION  469,562  15,472  469,561  15,470     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  78.8%    68.1%       
SMALL TRADERS  21.2%    31.9%       

 

(11月17日現在、単位:コントラクト、 変化は前週からの変化) 

  LONG  CHG  SHORT  CHG  NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  30,105  3,578  24,514  -2,028  5,591  LONG 
LONG OR SHORT SPREAD  75,181  -3,391  75,181  -3,391     
COMMERCIAL  257,706  -7,175  214,075  -400  43,631  LONG 
TOTAL  362,992  -6,998  313,770  -5,819  49,222  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  97,532  -2,050  146,753  -3,219  49,221  SHORT 
TOTAL OPEN POSITION  460,524  -9,038  460,523  -9,038     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  78.8%    68.1%       
SMALL TRADERS  21.2%    31.9%       

 

オプションを含むポジションではファンドのロングは予想以下であり、明日の相場には中立からやや強材料となろう。 

 

本日のトーメンの意見

12月限215を割り込むには、更に弱材料が必要。

本日は大豆、小麦が大幅安の動きとなったのに対し、コーンの下落は2-3セントと限られたものとなった。ファンドの売りに対して現在のレベルでは商業筋が積極的な買い手となったことためであるが、輸出成約、検証高ともに好調であることがベースとなっていると言えよう。しかし先週までの意見同様、現在の取引レンジを大幅に外れるには更に強力な弱材料(ロシア向け食糧援助の保留、輸出市場で中国産コーンが更に競争力を持つこと、など)が必要となると見ており、一気に215割れへの動きは現状難しいと考える。 

12月限のプライシングは現在のレベルからの買い下がりで積極的に買い進めること勧める。