(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年11月24日

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  217 1/4 -17 1/2  217 1/2  216 1/2  216 3/4  -1/2  90712  -12805 
99 MAR  228 - 28 1/2  228 3/4  227 1/2  227 3/4  -3/4  130206  +6452 
99 MAY  236 - 36 1/4  236 1/2  235 1/4  235 1/2  -3/4  39171  +1958 
99 JUL  241 - 41 1/4  241 1/2  240 3/4  241 1/4  -1/2  45852  +947 
99 SEP  247 - 47 1/2  247 1/2  246 1/2  247  -1/4  7193  +91 
99 DEC  253 1/4 - 53  253 1/4  252  253  -1/4  20743  +285 
            335789  -3059 

−−− ほぼ変らずの寄り付き、小幅安引け −−−

決め手に欠く展開。 

昨日の下落展開のフォロースルーも予想されたが、本日は昨日と違い農家売りがストップし、ファンドの注文量も比較的小さかったため、方向感なく且つ変動幅の狭い動きであった。 

昨夜の韓国向け10万トンの成約が相場を支えるかと思われたが、高値への動きには需要減の脅威があり、上げる展開にはならなかった。また、アルゼンチンで40%の範囲の降雨があったことは弱材料と見られたが、最もドライが伝えられるブエノスアイレス州北部に雨の恵みがなかったことが、変動要因としての力を失わせた。ファンドのポジションも、ニュートラルに近くなっており、次なる方向性を出すに足る材料を見出せなかったようだ。 

12月限の変動幅はわずか1セントであった。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  本日は北部の一部地域にて降雨となっている。降雨量は0.25-1.0インチ、10%範囲の降雨予報となっている。コーン・大豆ベルトの雨は明日にはあがりその後今週いっぱいは概ねドライな天候となることが予想される。今週の最高気温は70-80度台。今週前半の降雨で、南部、北部のそれぞれ4分の1地域の土壌水分の改善を促したが中部はその恩恵を受けられなかった。ブエノスアイレスの北部地域の穀倉地帯では遅植えの種子の発芽を順調に促すため更に来週中の雨が望まれるところ。 

 

ブラジル   現在強い雨がリオ・グランデ・ド・スル南部に入り込もうとしている。今後5日間のうちにこの雨はゆっくりと北上しており南部3分の2まで広がる見込み。降水量は0.5-1.5、所により3.0インチ、降雨範囲は南部2/3地域の80%と予報されている。今週の最高気温は70度台後半から90度台前半。この雨で土壌水分は大幅な改善が期待できる。発芽期及び初期成長期にある大豆・コーンのトラブルは何とか免れた。  

 

1) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル)

 

  11月20日  --先週--  昨年同期 
シカゴ  3,740  3,622  5,088 
トレド  10,834  13,794  11,570 
セントルイス  362  729  473 
合計  14,936  18,145  17,131 

 

 

2) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  11月10日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  19.6  -3.6  16.5  1.2  1,095.6  1,131.7 
1998CROP  336.2  83.7  0.0  unch  5.4  341.6 

 

 

本日のトーメンの意見

相場が動き始めるには尚早だ。プライシングの基本方針としては、12月限については現レベルに近い下値狙い、3月限は待ち、を勧める。

バージ価格下落にともない、農家の手取り価格が上昇してきており、昨日のように農家の売り物を比較的出易くしているようだ。しかし、定期相場が現レベルよりかなり高くまで振れることが無ければ、大規模な(例年の収穫後のような)売り物がでてくることは当分予想し難い。当分の間、南米の天候などにナーバスな展開となりながら、ボックス圏相場となる。したがって、12月のプライシングは現レベルの下値を狙うことが無難と考える。 

本格的な売り物が出れば、その売り圧力は大きいと考えられる。実際に農家の手元からエレベータに売られ始めるのは新税制年度であろうが、定期相場に反映してくるのは、少し先取りされる形となるであろう。12月10日前後から中旬辺りが、現在のボックス圏相場に変化が訪れる時期になるのではないか。その意味では、12月限のプライシングもそこまで待つという手はあるが、当月というリスクを考えると、3月限のプライシングをなるべく待つことによって、チャンスを取る方法が良いのではないか。