(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年11月25日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG21 
98 DEC  2171/2 - 17  217 1/2  216 1/2  216 3/4  +0  74130  -16582 
99 MAR  229 - 28  229  227 1/2  228 1/4  +1/2  139687  +9481 
99 MAY  235 3/4 - 36 1/4  236 1/2  235 1/2  235 3/4  +1/2  39549  +378 
99 JUL  242 - 41 1/2  242  241  241 1/4  +0  45804  -48 
99 SEP  247 3/4  248  246 3/4  246 3/4  -1/4  7248  +55 
99 DEC  253 - 53 1/4  253 1/2  252  252 1/4  -3/4  20814  +71 
            329167  -6622 

 

−−− 小幅高寄り付き、ほぼ変らずの引け −−−

休日ムードで小動き。 

本日は午前中のみのセッション。感謝祭の休日を前に、休暇を取っているトレーダーも少なくなく、閑散とした相場であった。相場の焦点となったのは、来週月曜日のファーストデリバリーノーティスにおいて、相当量の受渡玉が出てくると予想されたことである。寄付き直後はテクニカル要因から、相場は上向き加減であったものの、その予想が水をかけることになった。 

取引量は少なかったが、その中で目立ったのはファンドが12月限の買い持ちポジションを3月限に乗り換えていたことだ。それにより、12月/3月のスプレッドは再び11-1/2セントまで広がった。 

 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  現在雨はやんでおり今週いっぱいドライになるだろう。今週の最高気温は70度台〜80度台だが週末には90度台前半まであがる地域もありそう。大半の地域で今も水分不足が続いているが雨が次に降るのは来週になるだろう。今週雨のなかったブエノス・アイレス北部では特にこの雨が強く望まれる。この雨が不十分なものだと遅植えの種子の発芽は順調にいかない恐れがでてくる。 

 

ブラジル   現在ベルト地帯南部1/3地域で雨が降っている。今後5日のうちに雨の降る範囲はゆっくりと中部に広がる見込み。降水量は0.25-1.5、所により3.0インチ、降雨範囲は南部2/3地域の80%と予報されている。今週の最高気温は70度台後半から90度台前半。この雨で今月中のドライ状況による土中水分不足は大幅な改善が期待できる。発芽期及び初期成長期にある大豆・コーンのトラブルは何とか免れた。  

 

 

 

BULLISH CONSENSUS 

 

CORN  34(35/36)  SOYBEANS  33(37/37)  WHEAT   29(36/34) 
BEAN OIL   13(15/23)  BEAN MEAL  21(28/25)  J-YEN  35(41/51) 

 

EXPORT SALES (MARKET FORECASTS) 

(単位:千トン) 

  11/19予想  前週実績 
大豆  250-400  361.7 
コーン  800-1,000  1,510.0 
小麦  300-400  307.7 
大豆粕  50-100  147.9 
大豆油  40-60  -3.7 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

相場に上昇の兆しが感じられない。

豊作、商品市況全般の低迷、米国畜産市場(特にブタ)価格の下落等、売り材料は少なくないが、現在は売り物の欠如が相場を何とか支えているという構図だ。薄い売りに対し、ある程度まとまった買いが入ってくる場面は相場が支えられる。10月下旬以降のチャートを見れば、輸出成約が非常に好調であった11月9日の週(151万トン)のみが突出して高値圏をつけていることが、象徴的だ。 

今後も輸出・米国内ともある程度安定した需要が見込まれる。しかし、12月に入れば1月の農家売りを先取りした動きが相場に反映され、定期市場への売り注文は現在より増加してくると考えられる(下旬のクリスマスウィークは別だが)。そうなると、現在の微妙なバランスは崩れ、安値を目指すと考えられる。 

南米の天候は波乱要因であるが、それ以外に買い意欲を促す材料が少ない中、売りに出される時期を待っている大量の農家保管玉が、今後相場動向に重くのしかかってくるであろう。