(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年12月02日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  21/ 1/2 -1/4  218 3/4  216 3/4  217 1/2  - 1/4  32,533  4,401- 
99 MAR  228 - 228 1/4  229  227  227 1/4  -1 1/2  162,758  3,430+ 
99 MAY  236 - 236 1/4  236 3/4  235  235 1/4  -1  40,682  826+ 
99 JUL  242  242 1/2  240 3/4  241  -1 1/4  47,659  296+ 
99 SEP  248  248  247  247  - 3/4  7,678  110+ 
99 DEC  253 - 253 1/4  253 1/2  252 1/2  252 3/4  - 1/2  21,200  221+ 
            314,558  499+ 

 

−−− 小幅安での寄り付き、安値での引け −−−

アルゼンチンでの降雨、ブラジルでのドライが相場要因。 

昨日の下落のフォロースルー、アルゼンチンでの降雨量が上方修正されたことから小幅安での寄り付きとなり、セッション前半は弱含みな動きとなったが、セッション中盤から後半にかけてブラジルでのドライ傾向予報、一部輸出商がアルゼンチン産大豆粕の高値からすでに輸出成約されているアルゼンチン産を米国産の船積みに変更するとの噂(未確認?)から大豆、大豆粕がファンドのショートカバーにより大幅上伸となったことにも影響されコーンも小幅高レベルまでの値戻しとなった。しかし終盤大豆がファンドの利食い売りに高値ながらも小緩んだことからコーンも下落し、結局約1セント安での引けとなった。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  

REVIEW 先週はサンタフェ中部、コルドバ中部など大豆地帯の約40%で1〜3インチの適量な降雨に恵まれた。ブエノス・アイレスでは降雨量は0.25インチ未満に過ぎなかった。気温はわずかに平年を上回った。 

今週の予報  現在のドライな天候は週末まで続く見込み。金曜日・土曜日には北部及び東部で降雨量0.25〜0.75インチで降雨範囲40%の雨が降るだろう。この地域のコーンや大豆には恵みの雨になるだろう。しかし特に南部では生育条件は悪く今月中に更なる雨が望まれる。 

来週の予報  来週は再びコルドバを中心に0.25〜1.0、所によって2インチの雨になりそう。12月中は平年より暖かくなるだろう。 

農作物への影響 水分量が最も不足しているブエノス・アイレス州が目下最も注意しなければならない地域だろう。来週には若干の雨が降るが水分不足を解消するには至りそうにはない。 

ブラジル    

REVIEW 北部では先週来、大半の地域で雨量は適量だった。(降雨量0.5〜2.0インチ、降雨範囲70%)北部ではサオ・パウロ州だけが0.5インチ以下の雨量で平年よりドライとなった。南部は先週も平年よりドライな天候が続いた。降雨量は0.5インチ以下で土中水分は更に不足してきている。気温は平年並み。先月は主な穀倉地帯で平年の20〜50%しか雨が降らなかった。 

今週の予報 現在ゴイアス、マト・グロッソ南東部で雨となっている。今後数日間は雨はベルト地帯北部しか降りそうにないが今日リオ・グランデ・ド・スルでにわか雨になる可能性はわずかながらある。金曜日までの1日の降雨量は0.1〜0.75インチ、降雨範囲は10%になるだろう。その後週末には前線がベルト地帯南部に移動しリオ・グランデ・ド・スルなどで雨になるだろう。降雨量は0.25〜1.0、所により2.0インチで40%範囲で降るだろう。南部では水分量が不足気味だったので非常にタイムリーな雨になった。 

来週の予報 来週は北部では多くの地域で平年並みの雨量が見込まれる。ドライなサンパウロ州でも12月6日〜8日は雨が降りそうで状況は改善されよう。降雨量は1〜2、ところにより4インチだろう。気温は平年並み。南部でも12月6日〜7日までに雨量は増えてくるだろう。リオ・グランデ・ド・スルとパラナで0.25〜1.0インチの雨になりそう。来月まで気温は平年並みで推移しそう。 

農作物への影響 北部ではドライだった地域にも雨が期待でき大豆の生育条件は概ね良好。南部では過去4週間ほどの雨不足から土中水分は大幅に減少してしまった。リオ・グランデ・ド・スルやパラナなどではドライ懸念から大豆の植え付けを控えている農家も多い。ブラジル全体では植え付けの進捗は80%。12月の降雨は増加が予想されこれにより結局はこの遅れが単収に与える影響は少ないだろう。 

 

 

BULLISH CONSENSUS

 

CORN  33(34/35)  SOYBEANS  34(33/37)  WHEAT   22(29/36) 
BEAN OIL   13(13/15)  BEAN MEAL  24(21/28)  J-YEN  31(35/41) 

 

EXPORT SALES (MARKET FORECASTS) 

(単位:千トン) 

  11/26予想  前週実績 
大豆  200-400  409.7 
コーン  900-1,200  1,266.4 
小麦  350-550  630.6 
大豆粕  25-75  67.4 
大豆油  25-40  87.6 

 

 

12月限受渡通知 

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
コーン  DEC03'1998  123LOTS  JLY 14,1998 
小麦  DEC03'1998  850LOTS  DEC 1,1998 
大豆粕  DEC03'1998  23LOTS  JLY28,1998 
大豆油  DEC03'1998  1,567LOTS  NOV30,1998 

 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆、大豆粕のラリーにもかかわらずコーンはアルゼンチンでの降雨予報から大きな動きを見せなかった。各トレーダーとも年末から年始にかけての農民の売りの増加を期待しており買い上がるには要因不足との見方で一致している。月曜日、火曜日と農民の売りがやや増加したように現在のレベルから上への動きでは農民も売り姿勢を見せることから上値への動きは南米の天候が深刻なドライパターンとならない限りは制限されよう。

3月限プライシングは、220-223レンジを目標にするとの意見に変わりない。