(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年12月03日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  216 3/4 -217  217  215 1/4  215 1/2  -2  27,778  4,755- 
99 MAR  226 1/2 - 226 3/4  227  224 1/2  224 3/4  -2 1/2  161,365  1,393- 
99 MAY  235 -234 3/4  239 1/2  232 1/4  232 1/2  -2 3/4  42,726  2,044+ 
99 JUL  240 1/4 -240  240 1/4  238 1/4  238 1/2  -2 1/2  49,186  1,527+ 
99 SEP  246 1/2  246 3/4  245 1/4  245 1/4  -1 3/4  8,119  441+ 
99 DEC  253 - 252 3/4  253  251 1/4  251 1/2  -1 1/4  21,458  258+ 
            312,634  1,924- 

 

−−− 安値で寄り付き、安値での引け −−−

輸出成約報告、南米での降雨予報から続落。 

今朝の輸出成約報告64.3万トンは予想の範囲以下であり失望感から寄り付きから約1セント安となった。大豆もセッション後半半値戻しを見せたものの輸出成約、南米での降雨を材料に大手ファンドの積極的な売りに一時前日比10セント以上の安値となったことにも影響されコーンも終日安値レベルでの動きが続き、ファンドの売りの継続からほぼ本日の安値圏での引けとなった。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  現在はドライだが今夜半から明日にかけ北部では雨になる見込み。降雨量は0.25〜0.75インチだが前線の動きが予想以上に速く降雨範囲は40%から30%に予報が下方修正された。北部の雨はところにより週末まで続きそうだが今後36時間以内に降る確率が最も高い。南部は依然として雨に恵まれず、育成条件の改善には今後数週間中に是非雨がほしいところ。 

ブラジル  現在北部1/3で雨となっている。今後数日間ベルト地帯北部で降雨範囲0.25〜0.75インチ、降雨範囲10%の雨がみこまれている。週末には南部にまで雨の降る範囲は広がりそう。降雨量は0.25〜1.0、所により2.0インチで降雨範囲は40%になるだろう。リオ・グランデ・ド・スルでの降雨範囲は70%、パラナでは30〜40%になるだろう。南部1/4では水分量が不足気味だったので植え付け条件はこれでやや改善された。 

 

 

週間輸出成約報告

1)週間輸出成約(単位:千トン) 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  昨年度 
コーン  643.2  0.0  18,937.6  16,726.0  8,675.1  4.5 
大豆  180.8  0.0  11,690.4  15,541.9  4,689.0  0.0 
小麦  212.8  0.0  17,262.3  19,600.8  3,794.5  10.0 
大豆粕  151.3  0.0  2,773.0  3,787.1  1,715.7  10.0 
大豆油  7.7  0.0  418.4  363.9  206.2  0.0 

2)週間輸出数量(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  982.0  1,002.6  10,262.5  9,161.4  42,550 
大豆  558.4  856.4  7001.4  9,234.7  22,860 
小麦  394.8  547.1  13,467.8  15,381.2  31,300 
大豆粕  122.0  176.7  1,057.3  1,058.2  7,850 
大豆油  8.9  51.5  212.2  215.0  1,230 

−−−コーン主な成約先(単位:1万トン) 

日本 64.3万トン 韓国 11.1万トン 台湾 10.0万トン メキシコ 9.97万トン ベネズエラ 3.4万トン 

コスタリカ 3.1万トン アルジェリア 2.0万トン エジプト 1.8万トン シリア 1.8万トン モロッコ 1.6万トン 

コロンビア 1.5万トン                        合計   64.3万トン 

−−−事前予想を下回っており弱材料と作用した。 

 

12月限受渡通知 

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
コーン  DEC04'1998  83LOTS  JLY 17,1998 
小麦  DEC04'1998  863LOTS  DEC 2,1998 
大豆粕  DEC04'1998  120LOTS  JLY28,1998 
大豆油  DEC04'1998  1,249LOTS  DEC02,1998 

−−−コーンの受渡数量は限られており、12月限にはやや強材料となった。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

ファンドの積極的な売りから2ヶ月振りの安値となった。

南米での天候の好転から特にドライ懸念から買い上がられていた大豆中心にファンドの売りが集中し、コーンも安値への動きとなったが、まだ南米の天候相場もこれからであり、天候リスクを考えると一気に安値への動きとなるには、カントリーでの現物の動きが更に活発化する必要があろう。年末から年始にかけての下落相場を想定しているが、クロップキャストの南米産大豆の生産量予想でも今年度とほぼ変わらない予想となっており、大豆が更に下落するとなるとコーンの下値予想も切り下げなければならない。 

3月限のプライシングは220〜223レベルを下値の目標とするとの意見に現状変わりないが、12月中旬以降の現物の売りからのプレッシャーを待って買い下がること勧める。