(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年12月10日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 98 DEC | 214 1/4-14 1/2 | 214 3/4 | 213 1/2 | 214 | +1/4 | 13216 | -2419 |
| 99 MAR | 222 3/4-23 1/4 | 223 1/4 | 221 3/4 | 222 1/4 | +1/4 | 169940 | +1017 |
| 99 MAY | 230-30 1/4 | 230 1/2 | 229 | 229 1/2 | +0 | 45561 | +141 |
| 99 JUL | 236 1/2 | 236 3/4 | 235 1/4 | 235 3/4 | +0 | 51369 | +987 |
| 99 SEP | 242 | 242 1/2 | 241 3/4 | 242 | +1/4 | 9707 | +369 |
| 99 DEC | 248-48 1/4 | 248 1/4 | 247 1/4 | 247 1/2 | +0 | 24013 | +665 |
| 316600 | +969 |
−−− 小幅高寄り付き、ほぼ変らず引け −−−
他商品が下げる中でも、需給報告を前にして慎重な動き。
輸出成約報告が好調を示したため、小幅高で始まった。その後、大豆・小麦が大きく下げる場面があったものの、コーンは取引量少なく価格も落ち着いていた。商業筋のプライシングが入っていることに加え、南米の降雨が依然不十分なことや、明日の需給報告で輸出需要増→期末在庫減が予測されていることから、他商品の価格下げについていかず、慎重な動きに終始した。
| 週間輸出成約、事前予想以上 |
週間輸出成約は、コーン(86.93万トン)・大豆(61.61万トン)・小麦(44.17万トン)と、すべて事前予想の範囲を上回った。
本日寄りつき時こそ価格サポート材料となったが、その後は材料としての力を失った。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 本日は暖かくドライ。明日の遅くに西部で雨になり週末には更に東部に広がる見込み。降雨量は0.25-1.0インチ、降雨範囲は65%範囲と予報されている。雨は北部及び東部を中心に降る見込みで大豆地帯の大半が雨になるだろう。しかし依然として南西部の降雨はコーンの作付けに不安要素となっている。南西部では今月中に雨が降らないと単収の減少につながりかねない。今後数日間は最高気温80度台半ば〜90度台の予報になっている。
ブラジル 現在パラナ南部、サンタカタリナ、リオ・グランデ・ド・スル北東部を中心に降雨となっており、今後週末にむけ雨は北上しそう。しかしリオ・グランデ・ド・スルでは本格的な降雨は来週初めまで見込めない。月曜日にかけて降雨量は0.5〜1.5、ところにより3.0インチで北部2/3地域で降る見込み。リオ・グランデ・ド・スルのドライ傾向は引き続き重要な問題だが来週の降雨は南部の作付け縮小という事態を避けられるか否かのカギになるだろう。
1)週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 昨年度 | |
| コーン | 869.3 | 2.5 | 19,806.9 | 17,424.2 | 8,698.5 | 13.7 |
| 大豆 | 616.1 | 0.0 | 12,306.5 | 16,330.5 | 4,533.3 | 0.0 |
| 小麦 | 441.7 | 3.7 | 17,698.7 | 20,032.8 | 3,618.7 | 13.7 |
| 大豆粕 | 101.2 | 0.0 | 2,868.2 | 4,012.3 | 1,637.9 | 10.0 |
| 大豆油 | 65.6 | 0.0 | 484.0 | 388.2 | 248.5 | 0.0 |
[参考] 成約高事前予想
| 事前予想(単位:千トン) | |
| コーン | 650−850 |
| 大豆 | 300−450 |
| 小麦 | 250−400 |
| 大豆粕 | 75−125 |
| 大豆油 | 10−35 |
2)週間輸出検証高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 845.9 | 982.0 | 11,108.4 | 9,995.1 | 42,550 |
| 大豆 | 771.8 | 558.4 | 7,773.2 | 10,321.6 | 22,860 |
| 小麦 | 617.5 | 394.8 | 14,080.0 | 15,975.5 | 31,300 |
| 大豆粕 | 179.0 | 122.0 | 1,230.3 | 1,251.7 | 7,850 |
| 大豆油 | 23.3 | 8.9 | 235.5 | 220.8 | 1,230 |
−−−コーン主な成約先(単位:1万トン)
日本/29.8 台湾/13.8 韓国/10.7
ベネゼーラ/8.8 マレーシア/5.5 コロンビア/4.9
メキシコ/3.1 チリ/2.9 合計/86.9
| 12月限受渡通知 |
| 受渡日 | 数量 | LAST TRADE DATE | |
| コーン | DEC11'1998 | 45LOTS | SEP14,1998 |
| 小麦 | DEC11'1998 | 341LOTS | DEC 9,1998 |
| 大豆粕 | DEC11'1998 | 56LOTS | OCT 9,1998 |
| 大豆油 | DEC11'1998 | 758LOTS | DEC 9,1998 |
| 本日のトーメンの意見 |
下値を探る展開を予想。
途中大豆が大きく下げる展開に、コーンは全く追随の気配を見せなかった。畜産価格が下げ止まらず、CRB指数も20数年来の低値をつけているにもかかわらず、コーンはその価格を維持した。その理由は、南米の天候や需給報告予想もさることながら、米国内大手需要家(養鶏企業・ウェットミラーなど)からのプライシングがまとまって入ってきていることだ。コーン価格が十分割安と感じ、来四半期のプライシングをまとめているようだ。
プライシングタイプの買いは今後も当分続き、コーンにはサポート要因となり続けよう。が、一方、小麦・大豆の先安余地は小さくなく、コーンにそこそこの割安感があるといっても、徐々に両商品に追随する動きになるざるを得ないと見ている。コーンの下値は大きくはないが、ここが底値とは思っていない。