(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年12月14日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  215 1/4-15  216 1/4  214 1/4  215 1/2  -1  8500  -2464 
99 MAR  223 1/4-22 3/4  224 1/4  222  223 1/2  -1  171451  +268 
99 MAY  230-29 3/4  231 1/4  229 1/4  230 3/4  -1 1/4  46155  +453 
99 JUL  236  237  235 1/4  236 1/2  -1 1/4  51596  +227 
99 SEP  241 3/4-42  242  241 1/2  241 3/4  -3/4  9831  -27 
99 DEC  247-46 3/4  247  246 1/4  246 1/2  -1  24732  +402 
            315222  -1041 

 

−−− 安値寄り付き、安値引け −−−

南米の雨で売られ、ファンドの買いに支えられた。 

南部ブラジル・アルゼンチンの天候改善から大豆が中心に売られ、その勢いがコーンに波及、安値寄りつきとなった。が、10時に輸出検証高がコーン・大豆とも予想以上のものとなったために、その勢いが止められ、相場はやや押し戻された。ホッグ・キャトル相場がリミットアップしていたことや、大平原地域の厳寒を材料に小麦に旺盛なファンド買いが入ったことも、相場下支えの一要因となった。 

その後は一進一退となり、ファンドのコーン買い・大豆売りの動きもあったが、コーン価格には決め手を欠いたまま安値での引けとなった。結局、序盤が最安値圏であった。本日ファンドは、2,500コントラクトの買い。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  現在はドライだが明日遅くには雨になり水曜日には東部に範囲が広がりそう。降雨量は0.25〜1.0、ところにより2.0インチで65%範囲で降るだろう。雨はコーンベルトのドライな地域である南部1/4地域ではあまり降らない見込みで引き続きこの地域では雨が望まれる。木曜日・金曜日にはドライになりそうで今週の最高気温は70〜80度台だろう。今週前半の雨で大豆地域や北部コーン地帯の多くで水分量は回復した。 

ブラジル  現在リオ・グランデ・ド・スル南西部では局地的大雨となっている。その他の地域ではにわか雨程度だが明日までに南部1/2地域まで雨の降る地域は広がるだろう。降雨量は0.25〜1.5、ところにより2.5インチ、降雨範囲は75%になりそう。北部では火曜日の夜から水曜日にかけて雨が降る見込み。降雨量は0.25〜1.0、ところにより2.0インチ、降雨範囲は65%だろう。更に水曜日の夜から金曜日にかけて降雨量0.25〜1.25、ところにより2.5インチ、降雨範囲60%の雨が予報されている。最高気温は70度台半ば〜90度台半ばだろう。ベルト地帯南部で雨が増えたことで遅い作付けの大豆や大豆やコーンの生育の条件は改善されよう。 

各地の長期予報 

ラ・ニーニャは引き続きゆっくりと成長しており小型かやや強い規模になっている。 

米国中西部  11月は記録的な温かさだったがこれからは平年以上に寒くなるだろう。このような寒暖差の激しい気温変化は春まで続きそう。4,5月には平年並みの雨量とやや低い気温になるだろう。作付けはさほど遅れない見込み。そうなればクロップがしっかりしており来年の夏が予報通りベルト地帯西部がドライでも単収への影響は少なくすむだろう。それでもコーン・大豆とも単収はやや平年より少なくなるだろう。 

南米 アルゼンチンでは特に南部でドライ過ぎる天候が続きそう。過去3週間の傾向をうけてドライな天候はリオ・グランデ・ド・スルなどの北東地域にまで広がりそう。ブラジル南部でのドライな天候はこのところの雨でやや改善されているが1月後半から2月にかけて再びドライになる可能性がある。一方ブラジル中部及び北部では雨量は適量だろう。全体として単収はアルゼンチンでは低め、ブラジルでは平年並みになりそう。 

 

12月限受渡通知

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
コーン  DEC 15, 1998  13 LOTS  OCT 08, 1998 
小麦  DEC 15, 1998  134LOTS  DEC 10, 1998 
大豆粕  DEC 15, 1998  120LOTS  OCT 13, 1998 
大豆油  DEC 15, 1998  604LOTS   DEC 10, 1998 

 

 

週間輸出検証高 

         

単位:百万ブッシェル  12月10日  −先週−  昨年同期  今年度累計  昨年同期累計  事前予想 
小麦  20.1  24.8  21.6  572.8  621.6  17-23 
コーン  44.5  29.9  35.9  500.5  439.4  30-36 
大豆  25.3  27.0  27.9  320.5  422.2  19-26 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

下値余地は少ない。が、下値チャンスはまだある。

農家売りが出てきている。本日のセッションでも、ファンドが買いを入れ、プライシングタイプの買い注文も多かった中、安値での引けとなったのは、大豆のつれ安だけでなく、平年並み以上の量の農家売りによるところが大きい。クリスマス休暇を前にして、農家の資金需要は増している。手元資金に困っている農家は少ないとは言え、農作業が全て終了し、休暇を前にした農家がマーケッティングを考えるタイミングであると言える。今週は、この動きが継続されると見ている。 

しかし、一方、このレベルで需要家のプライシング意欲が旺盛だ。加えて、ホッグ市場はリミットアップするなど、回復の兆しを見せている。下値への動きは、急ではないであろう。