(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1998年12月16日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
98 DEC  215 1/4-15 1/2  216 1/4  214 1/2  215 3/4  +1/4  5674  -1752 
99 MAR  223-23 1/4  224 1/4  222 1/2  223 1/4  +0  172588  +808 
99 MAY  230-30 1/2  231 1/4  229 3/4  230 1/2  +1/4  46731  +97 
99 JUL  236-36 1/4  237 1/4  235 1/2  236 1/4  +0  52288  +77 
99 SEP  242  242 1/2  241 1/2  242  +0  10450  +203 
99 DEC  246 3/4-47  247 1/4  246 1/4  247  +0  25631  +286 
            316504  -186 

 

−−− 小幅安寄り付き、ほぼ変らず引け −−−

休暇ムードの取引き、変らずの引け。 

予想以上の雨が南米にもたらされたことから、弱含んでのスタートとなった。しかし、南米については、雨量はさておき、雨は相場に織込み済みであり、方向感を決定付けるにはいたらなかった。大平原地域の厳寒により冬小麦にダメージがあるとの懸念から、小麦相場が買われていたことにも他商品が支えられ、コーン・大豆は動きの狭い展開となった。 

昨日のローン報告でローン入りの数量が急増したことや、米国がイラクに砲撃する公算が強まったとのニュースが原油相場に影響し、CRBを反発させたことが、心理的に相場を支えていた。 

材料難の中、相場は盛り上がりに欠けたまま、引けた。 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  現在ブエノス・アイレス北限では0.25〜1.0インチで10%範囲の雨が降っている。土曜日の夜から日曜日にかけて雨になるが今回も北部と東部だけに降りそう。降雨量は0.1〜0.75、所により1.5インチでコーン地帯の50%、大豆地帯の65%の範囲で降るだろう。最高気温は70〜90度台前半だろう。今週末の雨で生育条件は一層改善されるが南部1/4地域は今回も取り残されそう。今月中に降らなければ南部では単収は落ち込むだろう。 

 

ブラジル  現在リオ・グランデ・ソル北西部、サンタ・カタリナ西部では局地的な雷雨となっている。今後雨は北上を続け日曜日までに北に抜けるだろう。降雨範囲は75%で降雨量は0.25〜1.5、所により3.0インチだろう。雨はほぼ平均して降るが北部2/3地域でやや強くなるだろう。リオ・グランデ・ド・スルでは0.25〜1.0、ところにより2.0インチの雨になるだろう。日曜日の夜から火曜日にも同程度の雨が南部70%、北部50%の範囲で降りそう。最高気温は70度台半ば〜90度台半ばの見込み。現在の雨で当面ドライ懸念はなくなった。大豆の作付けの最終段階、コーンの生育とも良好な環境となっている。 

 

BULLISH CONSENSUS 

 

CORN  10(14/33)  SOYBEANS  14(30/34)  WHEAT   10(13/22) 
BEAN OIL   10(14/13)  BEAN MEAL  10(17/24)  J-YEN  65(43/31) 

 

 

12月限受渡通知 

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
コーン  DEC17 1998  40LOTS  OCT09, 1998 
小麦  DEC17 1998  36LOTS  DEC03, 1998 
大豆粕  DEC17 1998  40LOTS  NOV09, 1998 
大豆油  DEC17 1998  410LOTS  DEC11, 1998 

 

 

本日のトーメンの意見

 

イラクへの砲撃が相場に影響を与えることになるかも知れない。

本日はコーンには材料難であったが、小麦ピットにのみWINTER KILL懸念というファンダメンタル要因が存在したため、コーン・大豆ともにその動きにつられた形となった。ネブラスカでは、来週華氏マイナス5度まで気温が下がると言われており、大平原地域や西部コーンベルトはこれから厳しい冬となりそうだ。その意味では、飼料需要増加が見込まれ、相場には今後も強材料として作用することになるであろう。 

ただ、南米の天候が順調である限り、コーンには価格を上げる決定的相場要因に欠けている。CRBが本日急上昇したと言っても、経済全体としてはデフレ基調だ。デフレの上、休暇ムードで取引量が減少しているコーン市場において、コーン自体の材料で今のレベルから反転することは考えにくい。 

しかし、イラク問題が心配だ。攻撃が現実のものとなれば、コーン市場では、ファンドがロング気味であるため、その手仕舞いで売られるとも考えられるが、原油を始め商品市況には刺激を与えることになる。超短期的には、強材料となる可能性は強い。