(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年12月24日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 219 1/2-20 | 221 1/4 | 219 1/4 | 220 3/4 | +1 1/2 | 176186 | -307 |
| 99 MAY | 226 3/4-27 | 228 1/2 | 226 1/2 | 227 3/4 | +1 1/4 | 51265 | +23 |
| 99 JUL | 232 1/4-32 3/4 | 234 1/2 | 232 1/4 | 233 3/4 | +1 1/2 | 56707 | -371 |
| 99 SEP | 239 1/4 | 240 1/2 | 239 | 239 3/4 | +3/4 | 12830 | +338 |
| 99 DEC | 244 3/4-45 | 245 3/4 | 244 3/4 | 245 1/2 | +1 | 27681 | -45 |
| 00 MAR | 252 1/2 | 253 | 252 1/4 | 253 | +3/4 | 1707 | +74 |
| 328630 | -160 |
−−− 小幅高寄り付き、高値引け −−−
予想以上の輸出成約高、ファンドのショートカバーで若干高。
週間輸出成約高が117万トンと、予想の範囲(65〜85万トン)を大きく上回り、2週連続の100万トン超えになったことが、買われる材料となった。また、休暇を前にして、ファンドがその売り越しポジションの一部を買い戻しに入ったことも堅調な相場の要因となった。
しかし、アルゼンチンで受粉にタイムリーな雨が降り続いていることや、畜産不況からの国内飼料需要への不安から買い上げられるには至らず、期近1〜2セント高で取引終了となった。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 現在の概ねドライな天候はほぼ今週いっぱい続きそう。日曜日の夜半から月曜日にかけて雨が降り出しそう。降雨量は0.25〜1.0、所により1.5インチで降雨範囲は大豆地帯の60%、コーン地帯の50%の見込み。北部及び東部中心になるだろう。最高気温は80度台、最低は50度台だろう。大半の地域では今後数日間予想されているドライな天候は穀物の生育にさほど大きな影響はないだろう。しかしコーン地帯の20%が位置するブエノス・アイレスは別だろう。年内にドライな天候に変化がないと1月初めの受粉期に影響が現れ、単収の低下につながるだろう。来週初頭の雨はこの地域の北部には恵みの雨になりそう。
ブラジル 現在の北部での雨は来週月曜日まで続きそう。降雨量はQ0.25〜1.0、所により2.0インチで降雨範囲は50%の見込み。月曜日の遅くには南部に雨雲が入り込み、水曜日には北部に移動しよう。南部での降雨量は0.25〜1.0、ところにより2.0インチで75%範囲の雨になるだろう最高気温は80度台〜90度台前半、最低は50度台後半〜60度台だろう。北部コーン・大豆地帯では引き続き十分な水分量が期待できるが、南部ではさほどではない。それでも大豆の発芽に支障をきたすほどではなかろう。来週中盤の雨で南部の水分量は改善しそう。北部の雷雨はことによると水分過剰の恐れも起こしそう。
1)週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 昨年度 | |
| コーン | 1,172.6 | 11.8 | 22,215.1 | 18,310.8 | 8,515.2 | 18.8 |
| 大豆 | 573.1 | 0.0 | 13,444.4 | 17,657.3 | 4,522.3 | 0.0 |
| 小麦 | 631.1 | 0.0 | 18,792.3 | 21,044.8 | 3,591.8 | 13.7 |
| 大豆粕 | 87.3 | 0.0 | 3,038.0 | 4,537.8 | 1,532.6 | 10.0 |
| 大豆油 | 39.5 | 0.0 | 547.2 | 571.9 | 261.1 | 0.0 |
2)週間輸出高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,129.6 | 1,465.0 | 13,699.9 | 11,609.9 | 43,180 |
| 大豆 | 521.9 | 614.7 | 8,922.1 | 12,209.0 | 22,860 |
| 小麦 | 548.9 | 548.0 | 15,200.5 | 17,137.5 | 31,300 |
| 大豆粕 | 157.8 | 117.3 | 1,505.4 | 1,722.5 | 7,710 |
| 大豆油 | 18.1 | 32.5 | 286.1 | 265.6 | 1,230 |
*大豆主な成約先(単位:1万トン)
日本/46.9 韓国/13.2 エジプト/10.6
台湾/9.0 コロンビア/8.4 ドミニカ/5.1
メキシコ/5.0 マレイシア/5.0 合計/117.3
−−−
| 本日のトーメンの意見 |
基調は変らず、頭の重い展開を予想する。
南米に異変が無い限り年内は大きな動きはないであろうが、本日3月限が220以上で引けたことから、来週ファンドの売り越しポジションの一部整理が入ってくることが考えられる。来週は、若干堅調な動きとなるかも知れない。
ただ、基調は変っていない。テクニカルに買われたあとは、戻す展開となる。農家のホールド姿勢が強いとは言え、新税制年度になってからは今までよりは売りが増加することは確実であり、それを見越したファンドの売りが考えられる。また、LDPを受取りが依然増加している。USDAによるとLDP対象となった数量はすでに29億ブッシェルと生産量の約30%に達している。この1週間農家売りが少ないにもかかわらず、LDPが増加したところを見ると、年明けの売却玉の増加を示唆している。
短期的に10セント以上の下値を期待するような地合いではないであろうが、1月に入ってから安値を予想する。