(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1998年12月29日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 219-18 3/4 | 219 1/2 | 218 1/4 | 218 3/4 | -1/2 | 172892 | -2078 |
| 99 MAY | 226-25 3/4 | 226 1/2 | 225 1/4 | 225 1/2 | -3/4 | 51372 | +19 |
| 99 JUL | 232 1/4-32 | 232 3/4 | 231 1/2 | 231 3/4 | -3/4 | 57940 | +466 |
| 99 SEP | 238 3/4-38 1/2 | 239 | 238 | 238 1/4 | -1/2 | 13271 | +257 |
| 99 DEC | 244 1/4-44 | 244 1/2 | 243 | 243 1/2 | -3/4 | 27824 | +246 |
| 00 MAR | 251 1/2 | 254 1/2 | 250 | 250 3/4 | -1 | 1903 | +58 |
| 327433 | -1029 |
−−− 小幅安寄り付き、小幅安引け −−−
小動き。決め手になる要因に欠ける。
南米の天候は今週後半に一時ドライになるものの、来週また多雨となる予報となり、全体的には依然弱材料。本日セッション後に発表される全米豚飼養報告が売り材料になるとの大方の予想も、コーンを買いにくくした。
下値は商業筋の買いに支えられて値崩れには至らず、小幅動きで本日のセッションを終了した。
| 豚生産意欲減退(全米豚飼養報告) |
本日USDAが発表した全米豚飼養報告において、米国の豚生産農家の生産意欲減退が鮮明になった。販売用豚頭数は前年比96%(事前予想平均97.5%)、来年3月〜5月の種付け意向に至っては93%(同96.2%)と、USDAの予測は低い事前予想をさらに下回るものとなった。
予想を下回る報告となったことは、コーンの買い意欲をさらに後退させるものになると思われ、明日からの相場に重くのしかかる要因となると思われる。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 東部1/3の弱い雨は今朝も降り続いているが夕方までにはやむだろう。降雨量は0.1〜0.75インチで降雨範囲は20%。明日は晴れ、今週いっぱいドライな天候が続きそう。週末まで気温は低く、最高気温は70〜80度台になるだろう。今週予想以上に雨が長引いたため、生育環境は今後も良好だろう。これによって今後2週間で始まるコーンの受粉は順調に推移しそう。 大豆は現在までの状況では平年よりやや上の生産が望めるレベルで天候は推移しており今後は3月初旬の天候が注目される。コーンは今年最後にきての予想を超える雨で主な要因はむしろ気温に変わってきた。来週以降の受粉前にあまり気温が上がるようだと収量予想は再び落ち込むかもしれない。それがなければ記録的だった去年ほどではなくてもかなり良い生産量が期待されている。
ブラジル 現在中部一帯で雨になっておりマト・グロッソ・ド・ソルで局地的に大雨になっている。この雨は今後4日間はベルト地帯北部3/4地域で続きそう。降雨量は0.25〜1.5、所により2.5インチでこれらの地域一体で降る見込み。南部1/4地域でも今日のうちに20%範囲の雨が降る見込みでその後来週前半の雨まではドライになりそう。この雨でコーンの受粉期や大豆の生育期の水分量は適量に保たれた。リオ・グランデ・ド・スルの雨が降らない地域でも来週の雨で潤う見込みで生育環境が悪化する見込みはない。ブラジルは今月中旬の雨で当面水分量には不安がなく、今のところコーン・大豆とも良好な生育環境にあり平年を大きく上回る可能性が出てきている。今後、コーンは1月、大豆は2月の天候が注目される。ラ・ニーニャの影響によるドライな天侯は通常初冬にあらわれるので今年はこのまま最小の影響で終わるかもしれない。
| 1)NOPA週間搾油高 |
(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン)
| 今週 | 先週 | 昨年同期 | |
| 搾油量 | 31,383 | 31,669 | 33,510 |
| 搾油量(OCT01'98〜) | 384,314 | 352,931 | 387,855 |
| 大豆粕輸出 | 104,596 | 151,358 | 142,824 |
−−−
| 2) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) |
| 12月24日 | --先週-- | 昨年同期 | |
| シカゴ | 1,973 | 1,989 | 6,462 |
| トレド | 8,302 | 8,713 | 12,773 |
| セントルイス | 412 | 316 | 320 |
| 合計 | 10,687 | 11,018 | 19,555 |
−−−
| 3) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) |
| 12月22日 | 先週比 | Forfeight計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997CROP | 11.3 | -0.7 | 18.7 | 0.3 | 1,102.3 | 1,132.3 |
| 1998CROP | 811.6 | 84.9 | 0.0 | unch | 11.4 | 823.0 |
−−−
| 4)全米豚飼養頭数レポート |
単位:今年/昨年(%)
| USDA予想 | 専門家予想平均 | 予想範囲 | |
| 12/1豚飼養頭数 | 102.0 | 102.0 | 100.0-104.0 |
| 繁殖用豚飼養頭数 | 96.0 | 97.5 | 95.2-99.0 |
| 販売用豚飼養頭数 | 102.0 | 102.7 | 100.0-105.0 |
| 9-11月豚生産量 | 102.0 | 101.8 | 99.0-103.0 |
| 12-2月種付け意向 | 99.0 | 98.9 | 97.0-101.0 |
| 3-5月種付け意向 | 93.0 | 96.2 | 95.0-98.6 |
| 体重別データ | |||
| 60lbs未満 | 99.0 | 101.9 | 101.0-102.5 |
| 60lbs以上120lbs未満 | 102.0 | 102.7 | 101.7-105.0 |
| 120lbs以上180lbs未満 | 104.0 | 103.2 | 102.0-107.0 |
| 180lbs以上 | 108.0 | 105.9 | 101.9-109.0 |
| 本日のトーメンの意見 |
基調はさらに弱い。
ポーク市場の混沌は相場にすでに認識されていたが、本日の報告内容はポーク市場から穀物市場への影響に再び新鮮さを加えることになる。このことは、明日からの当面の相場展開の方向性を固めるであろう。
ローンへのコーン質入れが前週も相当量増加している。本日、農家売りは久しぶりに見られたが、ローン数量の増加の量に比べればかなり少ない。つまり、一月以降に売られるであろう数量が増加しているわけである。
相場は当面安値基調を継続し、その後ファンドのショートカバーラリーを経て、再び安値基調となるであろう。