(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年1月6日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 218 1/2-19 1/2 | 224 | 218 1/2 | 223 3/4 | +6 1/2 | 182554 | -477 |
| 99 MAY | 225-25 1/2 | 230 | 225 | 229 3/4 | +6 1/4 | 58597 | +2217 |
| 99 JUL | 231-31 3/4 | 236 | 231 | 235 3/4 | +6 1/4 | 62607 | +795 |
| 99 SEP | 238 1/2 | 242 1/2 | 237 | 242 | +6 1/2 | 14552 | +147 |
| 99 DEC | 244 | 248 1/2 | 243 | 248 | +6 1/4 | 29492 | +306 |
| 00 MAR | 250 3/4 | 255 1/4 | 250 | 255 | +6 | 2124 | +32 |
| 352213 | +3054 |
−−− 高値寄り付き、大幅高引け −−−
ファンドによる大量ショートカバー。
1月12日の需給報告が迫っていることからファンドのショートカバーが入りやすくなっているところに、中西部の厳寒に起因する現物の流通停滞がそのきっかけを作り、南米アルゼンチンのドライ傾向が拍車をかけたと言える。寄付きからファンドは旺盛に買いに入り、正午時点で10,000ブッシェル以上を買い上がった。
相場が上がったところで、昨日まで途絶えていた農家売りが見られ始め、正午過ぎから弱含む展開になった。しかしながら、流通困難の問題がかたづいていないため農家売りも物理的に限界に達し、再びファンドの買い戻しが相場を支配して、午前中の最高値付近まで戻り、取引終了した。
結局ファンドはネットで11,000コントラクトも買い上げた模様。これで、彼らの売り越しポジションは、25,000コントラクト程度まで減少したと見られる。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 現在はドライだが木曜日夜から金曜日にかけて雨になりそう。降雨量は0.1〜0.65インチで降雨範囲は30%で南部で降るだろう。小雨ではあるが南部のコーン地帯にはそれでも恵みの雨といえるだろう。6-10日中にはより本格的な雨が降り一段と改善されるものと予想される。最高気温は70度台半ば〜90度台前半だろう。
ブラジル 現在サン・パウロ、ミナス・ジェライス西部、ゴイアスで雨になっている。雨は週末までに徐々に南下していき5日間あわせて範囲は80%に及ぶだろう。降雨量は0.5〜2.0、ところによって4.0インチの予報になっている。リオ・グランデ・ド・スルでも日曜日までに雨が降る可能性がある。降雨範囲は同州の60%に及ぶだろう。最高気温は70度台半ば〜90度台半ばの見込み。今のところ水分不足のために単収が落ち込む恐れはない。更に日曜日に雨が降れば今月中はその恐れはなくなるだろう。
| NWS 6-10 DAY US WHETHER OUTLOOK |
1/12-16の予報
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A(19) | N/A(0.14/1) |
| コーンベルト東部 | A/N(27) | N/A(0.42/2) |
| デルタ地帯 | A(43) | N(0.78/2) |
−−− 気温が平年以上になることは、相場にとって弱材料となる。現在の流通事情が解決されるかどうか、国内飼料需要に与えるインパクト、が鍵になる。
| BULLISH CONSENSUS |
| CORN | 18(12/10) | SOYBEANS | 23(14/14) | WHEAT | 16(5/6) |
| BEAN OIL | 22(6/10) | BEAN MEAL | 16(12/10) | J-YEN | 79(69/65) |
| EXPORT SALES (MARKET FORECASTS) |
| 予想(千トン) | 前週実績 | |
| 大豆 | 200-500 | 503.3 |
| コーン | 450-650 | 676.3 |
| 小麦 | 150-250 | 295.9 |
| 大豆粕 | 70-150 | 134.3 |
| 大豆油 | 5-15 | 7.6 |
| 本日のトーメンの意見 |
当面はショートカバーによる堅調推移となろう。
現在の相場環境では、ショートカバーが起き易い。年末までと比べて全く逆で、眼前の材料はフレンドリー(強材料)なものばかりである。南米の天候は一部のドライ地域への注目、米国中西部の厳寒、川の氷結、ポーク市場回復の兆し、CRB指数の上昇基調、円高、等々である。依然、ファンドの売り越しポジションは少なくなく、当面(来週の需給報告の向けて)買い戻し局面が続くであろう。したがって、それまではテクニカルによる堅調推移を予想。
しかし、中期的視野から見て、そのポジションをニュートラルから買い越しに転じるほどの買い戻しは予想していない。せいぜい1万〜1.5万コントラクトまでが、これからの一連の売り越しポジション減少レベルではないか。また、高相場に助けられ、農家売りがでてきていることも注目される。ファンドのカバーによる上への動きは、本日のような急なものになる可能性は高くない。また、NWSの6−10日予報に見られるように、来週のコーンベルトの気温は平年以上とする予報家が多く、このことも緩和要因となるであろう。
南米の天候は中期的には生育に適当な雨が予報されており、一部トレーダーは生産量予想の上方修正をしているようだ。中長期的には、まだまだ下値へのトライが終了したわけではないと考えている。