(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年1月8日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  220 1/2-21  224 1/2  220 1/2  221 3/4  +2  174990  -2414 
99 MAY  227-27 1/4  231  227  228 1/2  +2 1/4  58355  +46 
99 JUL  233-33 3/4  237  233  234 1/2  +2 1/4  63737  +409 
99 SEP  239 1/2  243  239 1/2  240 3/4  +1 3/4  14643  -78 
99 DEC  245 1/4  248  245 1/4  246 1/2  +1 1/2  30041  +205 
00 MAR  253  254 1/4  252 3/4  253 1/2  +1 1/2  2372  +136 
            346588  -1661 

 

−−− 小幅高寄り付き、高値引け −−−

ファンドのショートカバーが戻った。 

昨日影を顰めていたファンドが本日再びショートカバーを積極的に行った。セッション中ほぼ途切れることなく買い戻し注文が入り、それが本日の相場展開を決定付けた。南米では今週末雨予報であるものの十分ではない、との情報も下支えした。 

ラリーを受けて農家が売りを継続させたことや、中西部の気温が比較的マイルド(シカゴの日中気温は華氏20〜23度)になったことから、引けにかけて相場上昇の勢いは失ったが、それでも高値での引けとなった。 

ファンドの買い数量はネット3,600コントラクト、これでもまだ売り越しポジションは23,000コントラクト以上と思われる。 

 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン  現在ブエノス・アイレスを中心に雨になっている。今日の降雨量は0.1〜1.0インチで降雨範囲は30%の予報になっている。週末は概ねドライな天候になるだろう。最高気温は70度台半ば〜90度台前半だろう。今は少しでも雨の欲しい時期で来週予想される雨が本格的に降らないことには南西部1/3のコーン地帯で水分ストレスが出る恐れがある。                                  

ブラジル  現在サン・パウロ、ゴイアス、マト・グロッソ・ド・スル北部、マト・グロッソの各地で雨になっている。雨は数日中に徐々に南下していく見込み。降雨量は0.5〜1.5、所によって3.0インチでベルト地帯中部で降る見込み。日曜日から月曜日にかけてはリオ・グランデ・ド・スルのドライな地域でも40%範囲で降るだろう。最高気温は70度台半ば〜90度台半ばの見込み。この雨で受粉期のコーン、開花期の大豆とも引き続き良好な環境で生育しそう。しかし雨が来週もリオ・グランデ・ド・スルだけに限られるようなら他の地域で水分不足が起こり生育条件が悪化する恐れが出てくる。 

 

1月限受渡通知

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
大豆  01/11/99  223 LOTS  12/10/98 
大豆粕  01/11/99  224 LOTS  11/24/98 
大豆油  01/11/99  237 LOTS  01/06/99 

 

全米在庫事前予想(12月1日現在) 

(単位:百万ブッシェル)  

  大豆  コーン  小麦 
ADM   2,200  7,970  1,890 
CARGILL  2,220  8,029  1,846 
FIMAT  2,188  7,980  1,840 
MERILL LYNCH  2,152  8,060  1,856 
PRUDENTIAL  2,173  8,153  1,915 
SMITH BARNEY  2,209  8,078  1,848 
平均値  2,208  8,118  1,874 
レンジ  2,119-2,360  7,970-8,658  1,803-1,963 
前回USDA発表(9/1)  200  1,308  2,381 
前年同期実績  1,995  7,230  1,615 

 

全米生産量予想(1月期) 

 

  大豆  コーン  小麦 
ADM  2,763  9,836  42.8 
CARGILL  2,785  9,854  44.9 
FIMAT  2,756  9,770  45.2 
MERILL LYNCH  2,740  9,790  45.25 
PRUDENTIAL  2,725  9,888  45.69 
SMITH BARNEY  2,778  9,822  43.5 
平均値  2,770  9,830  45.014 
レンジ  2,725-2,880  9,740-9,906  42.8-46.33 
11月度USDA発表  2,763  9,836   
1997期末  2,689  9,207  46,759 

 

NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン) 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  29,553  29,829  32,408 
搾油量(OCT01'97〜)  443,696  414,143  454,173 
大豆粕輸出  141,665  131,700  142,242 

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本日のトーメンの意見

 

月曜日もテクニカル要因から堅調展開、1月後半に向けては安値を予想する。

来週火曜日の発表は需給報告の他、12月1日時点在庫報告も同時になされるため、ファンドがある程度慎重になることは当然であり、その売り越しポジションは来週月曜日もう一度縮められることになるであろう。 

火曜日以降の相場展開は、無論USDAの報告が左右することになるであろうが、今回は分析家はニュートラルを予想する向きが多く、各分析家の予想のばらつき幅も比較的小さい。本日の6-10日予報にもあるが、来週の中西部の天候は暖かくなることが予想されており、イリノイ州ペオリアでは最高気温が華氏40度台後半から50度台となるとの予報もある。1月の初めに滞っていた物流はこれでずいぶん改善されると思われ、農家売りは今以上に促進されることになるであろう。南米の天候からも目を離すことはできないが、売り圧力の存在は無視できない。