(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年1月11日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 223-22 1/4 | 223 | 219 1/2 | 219 3/4 | -2 | 175,252 | +262 |
| 99 MAY | 229 | 229 | 226 | 226 1/4 | -2 1/4 | 59,417 | +1,.062 |
| 99 JUL | 235 1/2-35 3/4 | 235 3/4 | 232 1/4 | 232 1/2 | -2 | 64,591 | +854 |
| 99 SEP | 241-240 3/4 | 241 | 238 1/2 | 238 3/4 | -2 | 14,662 | +19 |
| 99 DEC | 248-247 3/4 | 248 | 245 | 245 1/4 | -1 1/4 | 30,804 | +763 |
| 00 MAR | 253 | 253 | 251 3/4 | 251 3/4 | -1 3/4 | 2,389 | +17 |
| 349,592 | +3,004 |
−−− 小幅高寄り付き、安値引け −−−
ファンドが売りに回る。寄付き時を除き終始安値圏。
予想されたUSDA報告前のファンドによる買い戻しが先行したのは、寄付いてから2〜3分のみ。あとは、そのファンドの売りが全穀物商品を安値圏に押し下げた。
取引開始後に発表された輸出検証高が市場の予想より少なかったことや、ブラジルで生育に効果的な雨がもたらされていることが、売り注文の背景とされた。
円高や他商品(貴金属・畜産物・原油)などが下値をサポートするかに見えたが、報告前の薄商いの中ファンドが間断無く売り注文を入れていたため、安値のまま取引を終えることになった。ファンドは結局3万コントラクト弱の売り越しを需給報告前に残したことになる。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 現在は概ねドライだが火曜日夜にかけて徐々に雨が増えるだろう。この雨は木曜日までにやみそうで降雨量は0.1〜0.75インチで降雨範囲は30%の予報になっている。コルドバ,ラパンパを中心に降るだろう。最高気温は70度台半ば〜90度台前半だろう。コーン地帯南西部を中心に徐々に水不足の懸念が広がっている。月末までにこの地域で雨がないことには単収の低下は避けられなくなるだろう。
ブラジル 現在リオ・グランデ・ド・スル、サンタ・カタリナ、パラナ及びマト・グロッソ・ド・スル中部で雨になっている。今後2日間の降雨量は0.25〜1.0、所によって2.0インチで降雨範囲は45%の見込み。その後水曜日から金曜日までに雨は北上し降雨範囲は65%になるだろう。3日間のリオ・グランデ・ド・スルでの降雨範囲は35%だろう。最高気温は70度台半ば〜90度台半ばの見込み。この雨でリオ・グランデ・ド・スルではコーン・大豆ともに生育には支障のない水分量を確保できたが月末のより水分を必要とするステージに向け今後更なる雨が望まれるところ。
| NWS 6-10 DAY US WHETHER OUTLOOK |
1/17-21の予報
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A(19) | N(0.14/1) |
| コーンベルト東部 | MA/A(27) | N/A(0.42/2) |
| デルタ地帯 | A(43) | B/N(0.78/2) |
| 1月限受渡通知 |
| 受渡日 | 数量 | LAST TRADE DATE | |
| 大豆 | JAN 12, 1999 | 268 LOTS | DEC 18, 1998 |
| 大豆粕 | JAN 12, 1999 | 223 LOTS | NOV 27, 1998 |
| 大豆油 | JAN 12, 1999 | 125 LOTS | JAN 7,1999 |
| 週間輸出検証高 |
| (単位:百万ブッシェル) | 1月7日 | −先週− | 昨年同期 | 今年度累計 | 昨年同期累計 | 事前予想 |
| 小麦 | 14.2 | 15.9 | 16.8 | 651.3 | 695.5 | 15-20 |
| コーン | 20.0 | 29.2 | 20.8 | 638.0 | 535.1 | 25-30 |
| 大豆 | 18.8 | 21.3 | 15.1 | 396.9 | 516.3 | 20-25 |
| 本日のトーメンの意見 |
需給報告を待つしかないが、短期的には需給報告後の安値は買いチャンスかも知れない。
ファンドの売り越しが意外と整理されなかった。ポジション調整は先週金曜日までにほぼ終了させ、今日はさらに売り越しを増加させたものも少なくなかった。テクニカルな面からその背景を類推するのは容易ではない。チャート上から説明するとすれば、30分平均線が本日は売りのサインとなっていたことくらいである。30分平均線は、近頃ファンドだけでなく一部コマーシャルでも採用されている短期観測用である。先週水曜日からのファンドの買い・売りの日替わりの動きを見ると、30分平均線がこの一週間の相場の方向感を決めたと言えないわけでもなさそうだ。
南米の天候は一時よりドライ気味とはいえ、まだまだ歩留まりを減少させるまでにはいたっておらず、アルゼンチンの生産量にしても今や1,300万トン以上を予想する者の方が多くなっている。円高傾向とは言え、アジア全体からの穀物需要は1999年が底という見方も少なくない。不透明な需給関係は、中期的には安値を呼ぶと予測している。
しかし、米国政府による5000億ドルのポーク市場支援予算が畜産市場を活気づけており、そこからのプレッシャーはとりあえずぬぐわれた格好だ。また、今回ファンドが売り越しを増加させたことにより、明日のUSDA報告である程度の売られる数字が出たとしても、それからの当面の安値への流れは短期で終わることになるのではないか。