(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年1月14日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 215 3/4-15 1/2 | 216 1/4 | 215 | 215 1/2 | +1/4 | 172238 | -798 |
| 99 MAY | 221 3/4-21 1/2 | 222 1/4 | 221 1/4 | 221 3/4 | +1/2 | 59480 | +487 |
| 99 JUL | 227 3/4-27 1/2 | 228 | 227 | 227 1/4 | +1/4 | 65141 | -168 |
| 99 SEP | 233 3/4 | 234 1/2 | 232 3/4 | 233 | -1/2 | 16406 | +507 |
| 99 DEC | 239 1/2-39 3/4 | 240 1/2 | 238 1/2 | 239 | -1 | 34934 | +993 |
| 00 MAR | 247 | 247 1/2 | 245 3/4 | 246 1/4 | -3/4 | 2615 | +152 |
| 353416 | +1248 |
−−− 小幅高寄り付き、まちまち引け −−−
ほとんど動き無し。
週間輸出成約において、コーンは予想範囲内であったものの大豆の数字が高く、寄付きはその動きに影響され小幅高となった。ファンドの動きは本日ははっきりせず、少量ながら売り買いが交錯した形。
その後、ダウ工業株やブラジル株の暴落によって穀物相場も冷やされ、昨日引け値付近まで下落、下値は商業筋のプライシングに支えられる格好で動きの少ない展開となった。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 現在はドライだが土・日には雨になりそう。降雨量は0.25〜1.0、ところにより2.0インチで65%範囲の予報。雨は主にベルト地帯南西部で降るだろう。最高気温は70度台後半〜90度台前半になるだろう。受粉期のコーンには水分量はほぼ全域で適量だろう。しかしサンタ・フェ中部、ラ・パンパではドライな地域もありなお週末の雨が望まれる。
ブラジル 現在リオ・グランデ・ド・スル中部、サンタ・カタリナ、ミナス・ジェライス西部、ゴイアスで雨になっている。今日リオ・グランデ・ド・スルでは降雨量0.25〜1.02.0インチで降雨範囲は10%になるだろう。日曜日にかけて雨はベルト地帯北部3/4を中心に降るだろう。降雨量は0.5〜1.5、所により3.0インチ、降雨範囲は65%になるだろう。月曜日には再びリオ・グランデ・ド・スルで0.25〜1.0インチ、60%範囲の雨が予想されている。最高気温は70度台半ば〜90度台前半の見込み。大半の地域でコーン受粉や大豆の着鞘に適した水分量が得られている。リオ・グランデ・ド・スルでは雨で生育条件が改善されよう。
中期予報
米国中西部 全米の各地ではほぼ全域で季節外れの温かさが続いている。6-10日間の予報によると中西部、デルタともに平年を大きく上回る気温と平年よりやや多い降水量になりそう。寒暖差の激しい気候は春まで続きそう。11月後半の記録的な温かさに続き12月後半は記録的な寒さになった。1月後半は平年より暖か目に2月上旬は再び寒くなるだろう。春・夏には平年より涼しくなり、雨は中西部東側でやや多め、西部では平年なみかやや低めになろう。このため冬小麦のイールドはやや落ちるがコーン・大豆はほぼ平年並みになる見込み。
アルゼンチン 特に南部に見られるドライ傾向は今後も続きそう。ドライな地域は更に北東に広がりリオ・グランデ・ド・スルもドライになるだろう。全体としてイールドは低下する見込み。
ブラジル 現在異常にドライな天候はリオ・グランデ・ド・スルだけになっている。同州では今後2ヶ月はこの状態が続き南部1/4地域では単収の低下が予想される。しかし他地域の単収の増加が見込まれておりこのマイナスは十分に補えるので全体では平年なみになるだろう。
| NWS 6-10 DAY US WHETHER OUTLOOK |
1/19-23の予報
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | A(22) | A(0.15/1) |
| コーンベルト東部 | A(29) | A(0.39/2) |
| デルタ地帯 | A(45) | B/N(0.77/2) |
1)週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 676.4 | 0.0 | 23,956.6 | 19,591.5 | 7,870.0 | 32.4 |
| 大豆 | 704.9 | 0.0 | 14,863.5 | 18,712.1 | 4,246.1 | 0.0 |
| 小麦 | 325.0 | 2.0 | 19,732.0 | 22,034.2 | 3,330.9 | 15.7 |
| 大豆粕 | 59.7 | 0.7 | 3,332.5 | 5,172.3 | 1,476.9 | 15.5 |
| 大豆油 | 3.1 | 0.0 | 574.0 | 749.8 | 172.8 | 0.0 |
*コーン主な成約先(単位:千トン)
メキシコ/147.0 日本/122.6 台湾/116.9
シリア/55.0 合計/676.4(先週比59%増/過去4週平均比22%減)
2)週間輸出高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 585.4 | 839.3 | 16,086.6 | 13,273.3 | 43,180 |
| 大豆 | 689.6 | 587.9 | 10,617.4 | 14,021.4 | 22,590 |
| 小麦 | 258.6 | 513.2 | 16,401.1 | 18,356.5 | 29,940 |
| 大豆粕 | 155.9 | 129.2 | 1,855.6 | 2,199.1 | 7,480 |
| 大豆油 | 19.5 | 26.4 | 401.2 | 343.3 | 1,230 |
*コーン主な輸出先(単位:千トン)
日本/215.2 台湾/108.9 韓国/55.1
メキシコ/46.6 コロンビア/46.1 ペルー/42.4
合計/585.4 (先週比29%減/過去4週比47%減)
| 本日のトーメンの意見 |
明日は一時堅調展開となるかも知れぬが、買い焦る必要はないのではないか。
来月曜日は祝日のため、この週末は3連休となる。明日は一部ファンドによるショートカバーが予想され、少なくとも一方的な弱基調の相場展開とはならないであろう。ただ、大まかな基調は変わっていない。
本日、超期近の現物価格がFOB、CIF、農家渡しいずれも高騰した。主要因は、イリノイ川の氷結による航行困難であるが、農家売りの少なさも一因であることは間違いない。本日インディアナの大規模農家を訪れたのだが、「手元資金があるうちは、今持っている作物は動かさない。仮に資金需要が出てきても、ローンに入れる。相場は弱いかもしれないけど、今売って損を確定するのはいやだ。」と、市場で言われている農家の姿勢をそのまま表現していた。今後も、ローンエントリーは例年以上に増加することになるであろうし、当分は市場に出回る商品は少ないであろう。これにより、定期市場においても、期近が比較的サポートされ、作付け期が近づくまで(天候プレミアムが勘案されるまで)はスプレッドは縮まっていくことになろう。
ただ、大まかな需給バランスや、小麦・大豆との価格比は変化していない。今後も安値基調を予想する。
今日の農家の一言。「ローンに入れすぎると、期先相場を圧迫して、結局自分の首を絞めることになるんだよね。」