(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年1月19日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 214 1/4-13 1/2 | 214 1/4 | 211 | 213 3/4 | -1 3/4 | 171562 | +437 |
| 99 MAY | 220 3/4-20 1/4 | 220 3/4 | 217 1/2 | 219 3/4 | -2 | 60886 | +699 |
| 99 JUL | 226 1/4-25 3/4 | 226 1/4 | 223 1/4 | 225 | -2 1/4 | 65016 | -322 |
| 99 SEP | 231-31 1/4 | 231 1/4 | 229 3/4 | 230 1/4 | -2 1/2 | 16622 | +110 |
| 99 DEC | 236 1/2-36 1/4 | 236 3/4 | 235 | 236 1/2 | -1 3/4 | 36745 | +676 |
| 00 MAR | 243 1/2-43 3/4 | 243 3/4 | 242 1/2 | 243 3/4 | -1 1/2 | 2865 | +81 |
| 356362 | +1713 |
−−− 安値寄りつき、安値引け −−−
ファンドの売りで前半大幅安、最後にカバーと商業筋の買いで大きく戻す。
本日の引け値は前日比安値となったものの、引けにかけての最終15分の相場上昇はかなり強烈なものであった。セッション開始から12時半頃まではファンドの大量売り、最終局面は商業筋の買いとファンドのショートカバーが中心。
アルゼンチンでの予報通りの雨、加えてブラジルでは予報以上の広範囲な降雨があったことで、寄付きから売り一色となった。ブラジルの経済停滞も依然影を落とし、全ての穀物商品が一時ファンドの大量売りにさらされ大幅下げの様相を呈した。
10時の輸出検証高が事前予想の上限であったにもかかわらず反応を見せなかった相場は、後半になってやっと商業筋の買いを集め始める。そうやって底固めができてきたところに、最後になってファンドが益出しのショートカバーと入れたために、大きく値を戻して引けた。
ファンドの売りはネットで5,400コントラクトにおよんだ。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン 現在ブエノス・アイレス北東部では小雨が降っている。降雨量は0.1〜0.35インチで降雨範囲は10%未満の見込み。木曜日には北部で降雨量0.1〜0.35インチ、降雨範囲15%の弱い雨が降る可能性がある。それがないと土・日までドライな天候になる恐れがある。土・日の雨は降雨量0.1〜0.75、ところにより1.5インチで降雨範囲50%になるだろう。雨は北部及び東部に降る見込み。最高気温は70度台後半〜90度台近くになるだろう。北部及び東部では大豆の生育にもコーンの受粉にも水分量はほぼ全域で適量だろう。しかし南西部コーン地帯では引き続きドライで雨が望まれる。来週くらいに雨が降らないと南西部では15%地域で単収低下の恐れがある。今のところ大豆には水分はさほど問題にならないし大豆地帯では十分に雨が降っている。
ブラジル 現在パラナ南西部からリオ・グランデ・ド・スル西部にかけて雨になっている。今日の午後から夜には曇りになるがリオ・グランデ・ド・スルの大半の地域で小雨が降るだろう。雨は明日以降北上し南部では明日遅くには次第に雨はやむ見込み。土曜日までの降雨量は0.25〜1.0、ところにより2.5インチで降雨範囲は75%南部中心に降る見込み。リオ・グランデ・ド・スルでは降雨量0.1〜0.75、ところにより1.5インチで75%範囲で降るだろう。同州の南側中部では今回も雨が期待できない。最高気温は70度台後半〜90度台半ばの見込み。リオ・グランデ・ド・スルのドライな地域では雨はかなり少ないが降るのでコーン・大豆の生育には好影響を与えよう。ベルト地帯の他地域では水分量は十分だろう。
| コミットオブトレーダー(FUTURES AND OPTIONS) |
| コミットメント・オブ・トレーダーズ | ___ | ___ | ||||
(1月12日、単位:コントラクト、変化は前週から) |
||||||
| LONG | SHORT | NET | ||||
| NON-COMMERCIAL | ||||||
| LONG OR SHORT ONLY | 15,899 | 1,549 | 72,902 | -13,197 | 57,003 | SHORT |
| LONG OR SHORT SPREAD | 63,127 | -479 | 63,127 | -479 | ||
| COMMERCIAL | 271,077 | -605 | 152,832 | 11,239 | 118,245 | LONG |
| TOTAL | 350,103 | 465 | 288,860 | -2,437 | 61,243 | LONG |
| NON-REPORTABLE POSITION | 78,818 | 865 | 140,060 | 3,767 | 61,242 | SHORT |
| TOTAL OPEN INTEREST | 428,920 | 1,330 | 428,920 | 1,330 | ||
| PERCENTAGE HELD BY: | ||||||
| LARGE TRADERS | 81.6% | 67.3% | ||||
| SMALL TRADERS | 18.4% | 32.7% | ||||
(1月5日現在、単位:コントラクト、変化は前週から) |
LONG | SHORT | ||||
| NON-COMMERCIAL | ||||||
| LONG OR SHORT ONLY | 14,350 | -28 | 86,099 | 23,429 | 71,749 | SHORT |
| LONG OR SHORT SPREAD | 63,605 | 277 | 63,605 | 277 | ||
| COMMERCIAL | 271,683 | 20,660 | 141,593 | -3,545 | 130,090 | LONG |
| TOTAL | 349,638 | 20,908 | 291,297 | 20,162 | 58,341 | LONG |
| NON-REPORTABLE POSITION | 77,952 | 3,131 | 136,293 | 3,878 | 58,341 | SHORT |
| TOTAL OPEN INTEREST | 427,590 | 24,040 | 427,590 | 24,040 | ||
| PERCENTAGE HELD BY: | ||||||
| LARGE TRADERS | 81.8% | 68.1% | ||||
| SMALL TRADERS | 18.2% | 31.9% |
NOPA月間搾油高
| 今月 | 先月 | 前年同月 | |
| 搾油量(千ブッシェル) | 141,093 | 140,589 | 148,156 |
| 大豆粕生産量(トン) | 3,331,613 | 3,315,133 | 3,499,639 |
| 大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル) | 47.23 | 47.16 | 47.24 |
| 大豆粕輸出量(トン) | 626,152 | 699,306 | 1,052,760 |
| 大豆油生産量(千ポンド) | 1,578,793 | 1,575,447 | 1,646,158 |
| 大豆油イールド(ポンド/ブッシェル) | 11.19 | 11.21 | 11.11 |
| 大豆油在庫量(千ポンド) | 905,035 | 963,494 | 1,323,108 |
| 輸出検証高予想 |
| 1/14推定 | |
| 小麦 | 14-18 |
| コーン | 26-32 |
| 大豆 | 15-20 |
| 本日のトーメンの意見 |
下値予測を継続。
本日のオプションを含んだコミットメントオブトレーダーでは、1月12日時点で57,000コントラクトという大きなファンドショートが確認された。その上、テクニカルにキーポイントとなると言われる3月の20日平均値は213、本日の引け値はその平均値を超えた。ファンドのショートカバーが始まるべきテクニカル要因がそろっている。本日の引けにかけての相場の動きから、明日以降のショートカバーを予想するトレーダーも少なくない。ファンドのショートカバーは実際にあるかも知れない。しかし、仮にそれが明日から始まったとしても、ファンダメンタル要因から現レベル以下までの戻しは十分に可能であり、買い焦りは禁物と見ている。
本日、中国元の切り下げするのではとの噂がフロアーを飛び交った。長らくその可能性が話題になっていたことでもあり、先日の広東省の銀行破綻からそのような見方がでてくるのは当然かも知れぬが、今日のところは全くの未確認情報である。そのような噂が瞬時に市場に流れることこそが、現在の世界経済に対する市場心理の表れであろう。加えて、前日に述べたように、ブラジルに引き続き南米で起きている通貨安の影響は、先週金曜日から本日の引けまでの2セント程度の安値で調整されるような大きさではない。今後も、世界経済のおよぼす影響は大きいであろう。
今日のような大幅下げの相場途中でも、農家売りがそれなりに見られた。1月後半は農家の資金需要が増すこともその原因であろうが、農家の一部が今後の相場を楽観していないとも考えられる。これから先の農家売りの増加は、ファンドのショートカバーを短命に終わらせる作用をするのではないか。