(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年1月20日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 214-14 1/4 | 216 | 214 | 215 | +1 1/4 | 173018 | +1456 |
| 99 MAY | 220 1/4-20 1/2 | 222 | 220 1/4 | 221 1/4 | +1 1/2 | 61727 | +841 |
| 99 JUL | 225-25 1/4 | 227 1/2 | 225 | 226 1/4 | +1 1/4 | 66854 | +1838 |
| 99 SEP | 231 1/2 | 233 | 231 1/2 | 232 1/4 | +2 | 17348 | +726 |
| 99 DEC | 237-36 3/4 | 239 | 236 3/4 | 238 | +1 1/2 | 38183 | +1438 |
| 00 MAR | 245 | 246 1/4 | 244 1/4 | 245 1/2 | +1 3/4 | 2976 | +111 |
| 362863 | +6501 |
−−− 小幅高寄りつき、高値引け −−−
ファンドによる緩やかな買い戻し。
昨日確認された1月12日時点のファンドポジションが、オプションを含めたものとしては過去最高の売り越しであったことが、売りの手を躊躇させたようだ。ファンドは、本日は大量ではないながらも買い戻しに動いた。
南米の一部地域が若干ドライ気味であるとのことも、買いの材料とされた。しかし、その他にはファンダメンタルの強材料は目立たず、逆に韓国がUS産コーンのテンダーを見送り中国産を買い付けたことなど弱材料情報もあったため、全体的には強気ムード一色にはならず相場が大きく上伸するには至らなかった。
ファンドの買いは1,500コントラクト程度と見られる。
| 本日のニュース |
南米の天候
アルゼンチン ほとんどドライ。一部で雨が見られるが、北部10%の範囲にしか広がっておらず、雨量も0.1〜0.5インチと少ない。今週土曜日から日曜日にかけては、相当量の雨が期待でき、範囲も55%まで広がるであろう。その地域は主に北部および東部が中心になる見込み。最高気温は70度台後半から90度台。ほとんどの地域で受粉には十分な水分量を維持している。例外は、南西部10%のラパンパ地域であり、来週辺りに雨が無ければストレスの原因となりそうだ。
ブラジル 北部リオグランデドスル・サンタカタリナ・南部パラナで雨が降っている。今後土曜日までは中央部で雨が見られよう。その雨量は0.10〜0.75インチ、所により1.5インチで範囲は50%。日曜日から月曜日にかけては前線が南部にも到達する見込み。最高気温は70度台〜90度台。ほとんどの地域で水分量は十分だが、リオグランデドスル州の南4分の1の地域のみ今月末までには雨が必要である。予報では、その地域は今後10日間に2度は雨があることになっているが。
| NWS 6-10 DAY US WHETHER OUTLOOK |
1/26-30の予報
| 気温 | 降水量 | |
| コーンベルト西部 | N/B(22) | A(0.15/1) |
| コーンベルト東部 | A(29) | A/N(0.39/2) |
| デルタ地帯 | A/MA(45) | N/A(0.77/2) |
| BULLISH CONSENSUS |
| CORN | 17(27/18) | SOYBEANS | 21(25/23) | WHEAT | 20(25/16) |
| BEAN OIL | 23(19/22) | BEAN MEAL | 17(19/16) | J-YEN | 62(73/79) |
| EXPORT SALES (MARKET FORECASTS) |
| 予想(千トン) | 前週実績 | |
| 大豆 | 300-500 | 216.2 |
| コーン | 600-850 | 425.2 |
| 小麦 | 250-400 | 357.2 |
| 大豆粕 | 70-150 | 100.4 |
| 大豆油 | 5-20 | 16.2 |
| 1月限受渡通知 |
| 受渡日 | 数量 | LAST TRADE DATE | |
| 大豆 | 01/21/99 | 12 LOTS | 01/07/99 |
| 大豆粕 | 01/21/99 | 80 LOTS | 01/13/98 |
| 大豆油 | 01/21/99 | 203 LOTS | 01/14/99 |
| 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) |
| 1月15日 | --先週-- | 昨年同期 | |
| シカゴ | 1,594 | 1,606 | 5,955 |
| トレド | 8,114 | 8,310 | 13,850 |
| セントルイス | 580 | 627 | 231 |
| 合計 | 10,288 | 10,543 | 20,036 |
| 本日のトーメンの意見 |
安値予想継続。
明日もファンドによる買い戻しのパターンを予測する。史上最大のショートが確認され、その後も売りポジションを増加させていることが確実なだけに、ある程度ショックを和らげる時間が必要である。農家売りは継続しているが、現物をショートしている商業筋は多く、現物もショートカバーによる上げ局面となっており、そこからの影響も考えられよう。
ただ、中期的にはあくまでも3月限210以下の安値を予想する。ファンダメンタル要因で、唯一気になるのは南米の天候であり、アルゼンチン南部・ブラジル南部のドライ地域に来週全く雨が降らないようだと、実際には生産量の大勢に影響を与えずとも、相場の強材料となってくるであろう。しかし、天候はあくまで不確定要因である。同じ不確定要因であれば、中国元の切り下げ不安や南米・アジア経済の低迷、など弱材料も目白押しである。穀物相場に対するそれら不確定要因の影響を秤にかければ、弱材料の方がはるかに期待値が高いと見る。
ローンエントリーが急増している。農家の苦し紛れのローン入れ、と言ったところだ。確かにこれ自身は期近限月をサポートする要因になるものの、農家の現在のフリー在庫と需要を見比べた場合、相場が上がれば売られる構図が予想され、結果的に期近物が不足し相場が底上げされる原因になるとは思えない。勿論、今後作付け時期前までスプレッドが縮小していく原因にはなるであろうが。