(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年1月21日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  217-16 3/4  218  213 3/4  216  +1  171939  -1079 
99 MAY  223-22 3/4  223 1/2  219 1/2  221 3/4  +1/2  61972  +245 
99 JUL  227-27 1/2  228 3/4  224 3/4  226 3/4  +1/2  66885  +31 
99 SEP  234-34 1/2  234 1/2  231  232 3/4  +1/2  17605  +257 
99 DEC  239 3/4-40  240 1/4  236 3/4  239  +1  38557  +374 
00 MAR  246-46 3/4  247 1/2  244 1/4  246 1/4  +3/4  3245  +269 
            363044  +181 

 

−−− 小幅高寄りつき、小幅高引け −−−

前半は小麦売りで安値、後半はファンドのカバーで高値、引けは小幅高。 

寄付き前にすでに買い注文が入っていたため小幅高で開始された。だが、寄付き直前にブラジルレアル・株式が再び暴落している情報が入り、それ以上の買い注文は続かなかった。また、小麦にファンドの売りが集まっていたため、その影響が大豆・コーンピットに波及、前半は安値圏での取引がほとんどであった。 

しかし、後半に入り小麦の売りに息切れが見え始めると、コーン・大豆にショートカバーと見られる買いが目立ち始め、相場は一気に高値圏へ。南米での一部ドライ地域にも現状改善が見られないことも、相場を下支えする要因となった。ただ、取引量は多くなく、最後には買いの手も細り、小幅高で落ち着いた。 

 

テキサス州で作付け開始 

テキサス州においては、一部でコーンの作付けがすでに開始されたようだ。土壌水分は十分であり、一部は水分過剰のところもあると指摘されている。 

しかし、最近の雨がちな天候から、作付け作業は今後あまりはかどらないのではと言われており、同州では10%程度コーン作付け面積は減少するとの見方もある。 

 

 

本日のニュース

南米の天候

アルゼンチン サンタ・フェ北部では雨になっている。今日は降雨量0.1〜0.5インチで10%範囲北部中心に降るだろう。土曜日から日曜日早朝にも降雨量0.1〜0.75、所により1.5インチで降雨範囲55%の雨の予報が出ている。雨は東武および北部で降るだろう。最高気温は70度台後半から90度台前半だろう。コーン地帯の南西部10%だけは今もドライで来週中に雨が無ければ単収低下につながりそうだ。                                   

ブラジル リオ・グランデ・ド・スル北西部、サンタカタリナ西部には雨が降っている地域がある。今後3日間は雨は限られた範囲でしか降らないが24時間以内にリオ・グランデ・ド・スルで可能性が高い。降雨量は0.10〜0.75インチで範囲は40%だろう。日曜日遅くから月曜日にかけては南部ではより強い雨が降りそう。2日間での降雨量は0.1〜0.75、所により1.5インチで降雨範囲は40%(リオ・グランデ・ド・スルでは65%)最高気温は70度台後半〜90度台半ば。土中水分は概ね十分だが、リオ・グランデ・ド・スル州の南部1/4のみドライになっている。日曜日遅くには雨が降る可能性も高いが今月末までには雨が必要である。これがないとわずかながら単収の低下の恐れがある。 

 

先週分の週間輸出成約報告は、明日発表の予定となっています。

 

本日のトーメンの意見

 

中期的な安値予想を継続。

様相に変化はない。ファンドのショートカバーは力無いものに終わったが、明日以降もカバーは続くと思われる。チャートの傾向を見るに、3月限が219〜220の範囲に入ればファンドに本格的な買いのサインが出ると考えられる。ブラジル・アルゼンチンの天候次第では明日にもその範囲に突っ込む可能性があり、非常にセンシティブな局面と言えよう。 

ファンドの本格的なカバーが始まれば、10セントやそこらのラリーは十分ありえる。ただ、少々いい加減な言い方を許してもらえるならば、今後200セント台の安値をつけるには、あるいはその本格カバーが早目に始まった方が早いのではないか。いくらファンダメンタルが弱くても、大手ファンドの売り越し量が記録的であれば、約定安値をつけるに相場が躊躇して当然である。 

ラリー完了後の安値局面を予想している。