(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年1月26日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  215 1/2-16  217  215 1/2  215 3/4  +1/4  167885  -1615 
99 MAY  222-22 1/4  223  221 1/2  221 3/4  +1/2  64810  +581 
99 JUL  226-27 1/4  228 1/4  226  226 1/2  +1/2  68751  +528 
99 SEP  233-33 1/4  234  233  233 1/4  +3/4  18337  +469 
99 DEC  239 1/4-39 1/2  241  239 1/4  239 1/2  +1/4  40962  +1424 
00 MAR  247 1/4  248 1/2  247 1/4  247 1/4  +1/4  3656  +220 
            367339  +1675 

 

−−− 小幅高寄りつき、小幅高引け −−−

変動要因に欠け、あまり方向感ない展開。 

昨日のセッションが当日高値圏引けであったことが好感され、テクニカルな買いが入った。天候や需給に大きな変化が見られず、終日他商品を見ながらの静かな展開となった。途中、CRB指数が21年ぶりの低値をつけたことや、大豆三品が南米の天候を背景に弱含んだことに引っ張られ、少しずつ値を戻し始め、小幅高で引けた。 

ファンドの動きは目立たなかったが、昨日の建玉がコーン・大豆ともに比較的大きく増加していたことが、ファンドの売り越しポジションをさらに加えたとされ、注目された。 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン 現在はブエノスアイレス州の南西部に雲がかかってはいるが、雨には至っていない。今夜から明日にかけては0.25〜1インチの量で降雨となるとであろう。次ぎの前線は金曜日から土曜日にかけて見込まれており、雨量は0.75インチ以下となろう。相変わらずベルトの南西部15%の地域のみがドライであり、その他は受粉に適した環境である。ドライな地域にも今後36時間に降雨の可能性があると見ている。  

                                      

ブラジル 今週後半は、ブラジル中央部を中心に十分な雨が降るであろう。雨量は0.25〜1.5インチであり、所により2.5インチ、範囲は65%に達する。リオグランデドスルにも週末には0.25〜1インチが予想される。同州の中西部の一部ドライ地域の生育には、この雨が必要となる。しかしながら、ほとんどのコーン・大豆生育地域では、理想的な天候状況となっている。 

本日の発表等

 

1) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) 

 

  1月22日  --先週--  昨年同期 
シカゴ  1,231  1,584  5,832 
トレド  8,805  7,936  13,071 
セントルイス  335  580  536 
合計  10,371  10,100  19,439 

 

 

2) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  1月19日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  7.1  -0.4  19.8  +0.2  1,105.7  1,132.6 
1998CROP  1,307.8  59.2  0.0  unch  30.3  1,338.1 

−−− 前2週よりローンエントリーは減少した。中立要因。 

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想する。

取引量がこのところ少ない。とりもなおさずこれはテクニカルには売りのサインと言われている。ファンドにショートカバーのきっかけを持たせるには、3月限218のレベルまで上昇させる相場のエネルギーが必要となろうが、南米の天候も落ち着き、相場要因は当面その力を感じさせていない。物価指数は低迷し、米国商品市況一般の先行きは不安視されている。ダウ工業株のみは好調を維持しているが、FRBのグリーンスパン議長は現在の高レベルでの株価推移について、昨日も再び警告を発している。コーンの相場要因が少ない今だけに、特にそれらの指数の影響は普段に比べ大きいであろう。 

ただ、ファンドのショートカバーの時期が遅れれば、下値への期待幅は小さくなろう。ファンドは売り越しポジションを今も増加させており、さらに増加させることも考えられるが、このまま3月限200前半になるまでポジション調整せずに増加させ続けるとはさすがに考えにくい。ポジション調整が遅れれば、ファンドの大ポジションをかかえた相場は現レベルから大きく価格を崩すところまでには行かないのではないか。特に3月に入れば、需給にかかわらず作付け期の天候プレミアム相場となると考えられる。今のファンドの鈍い動きを見ていると、今回の一連の下げ相場の一旦の下値は、3月限210前後となるのかも知れない。