(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年1月29日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  216-15 1/2  217 1/2  214  214 1/2  -1 1/2  162791  -1998 
99 MAY  221 1/2-21 3/4  223 1/2  220  220 1/4  -1 3/4  66745  +852 
99 JUL  226 1/2-27  228 1/2  225  225 1/4  -1 3/4  70826  +716 
99 SEP  233-33 1/4  234 1/2  231 1/4  231 1/2  -1 1/2  18180  -14 
99 DEC  239-39 1/4  241 1/4  238  238 1/4  -1  40891  +140 
00 MAR  247-47 1/4  248 1/2  246  246 1/4  -3/4  3816  -15 
            366386  -223 

 

−−− 小幅安寄りつき、安値引け −−−

産地の需給が緩和、定期も売られる。 

新しい相場変動要因が無く、特徴のない相場展開。南米の天候状況・予報に全く驚きに欠け、依然生育に良好。今朝は相場要因となる発表も無く、比較的静かに寄付いた。しばらく月末のファンドのよる利食い買いが緩やかに入り高値推移したが、その整理がついた後は農家売り増加と需要低迷によりベーシスが弱含んだことから、定期市場もダラダラと値を崩した。 

韓国が昨夜コーンの成約をしたが、おそらくその供給者はアルゼンチンか中国になるであろうとの見方が話題となった。一度、安値圏に入った相場はそのまま盛り上がることなく、終了した。 

ファンドは売り手、ネット700コントラクト。 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン 明日遅くから東部に0.25-0.75インチの雨が25%の範囲で降る見込み。その後来週火曜日まではドライにて最高気温は70度台から80度台。土壌水分はまだ十分にてとうもろこしの受粉や大豆の開花に問題はない。 

                                    

ブラジル 今夜北部に雨をもたらす雲が週末に南部にても雨を降らせる見込み。範囲は65%にて降雨量は0.25から1.5インチの見込み。月曜日から火曜日にかけては中部に50%の範囲で0.25から1.0インチの雨が降る予想。最高気温は80度台から90度台。ほとんどの地域にてとうもろこしの受粉と大豆の鞘着きに問題ない土壌水分を保っている。一部リオグランデドスルにてドライな地域がみられるだけ。 

本日の発表等

 

コミットオブトレーダー(FUTURES)

 

コミットメント・オブ・トレーダーズ         

(1月19日、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
           
  LONG    SHORT    NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  37,768  307  80,124  8,236  42,356  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  21,0313  3,844  21,031  3,844     
COMMERCIAL  225,527  7,254  123,531  -4,295  101,996  LONG 
TOTAL  284,326  11,405  224,686  7,785  59,640  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  78,537  -710  138,177  2,910  59,640  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  362,863  10,695  362,863  10,695     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  78.4%    61.9%       
SMALL TRADERS  21.6%    38.1%       
             

(1月26日現在、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
LONG    SHORT       
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  43,667  5,899  78,449  -1,675  34,782  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  19,290  -1,741  19,290  -,1741     
COMMERCIAL  220,048  -5,479  127,684  4,153  92,364  LONG 
TOTAL  283,005  -1,321  225,423  737  57,582  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  82,440  3,903  140,022  1,845  57,582  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  365,445  2,582  365,445  2,582     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  77.4%    61.7%       
SMALL TRADERS  22.6%    38.3%       

 

本日のトーメンの意見

 

安値予想。

先日までのイリノイ川凍結で、輸出者は数量的に必要以上の買い付けをすでに行ってしまっており、川が通常に戻ってからは輸出者による需要が現在冷え込んでいる。その上、昨日述べたように農家売り量そのものが増加すると考えられ、国内での需給バランス緩和はしばらく進むと思われる。 

本日発表された1月26日時点のコミットメントオブトレーダー報告は予想通りであった。と言うことは昨日述べたように、ファンドのオプションを除く現段階の売り越しポジションは3万コントラクトにおよばず、とりたてて大きなポジションとは言えない。無論、売られたものは買われるわけで、間違いなく強材料ではあるが、現在の相場環境を考えると相場の方向性を決定的に逆転させるほどの力はなかろう。 

また、大豆の動きが気になる。本日は、大豆・大豆粕・大豆油の3セッションで約定安値が更新された。大豆三品は国際的な製品安(大豆粕・大豆油)から底が見えない展開だが、マージン安から搾油量が制限されることによって期近の製品不足となり、それが相場の崩落をようやっと防いでいる、と言った環境と見ている。今朝の段階で、ブラジルレアルがとうとうUSドルに対して2レアルを割ってしまったことからも、大豆三品の先行きは明るくない。隣りのコーンピットがその動きに無関心でいられる訳はない。 

2月に入れば、そろそろ作付け意向が話題になり始める。大方のトレーダーが昨年に比べて多めの大豆・少なめのコーンを予想している。生産者コストや現在の現物価格、ローンレートを勘案すれば、至極妥当な答えである。しかし、上記のような大豆の動きが今後この作付け意向に微妙な影響・変化を加えないと言い切れるであろうか。