(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月2日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  216 1/4-16 3/4  218 1/4  216 1/4  217 1/2  +1 3/4  154239  -2826 
99 MAY  223-22 1/2  224  222 1/4  223 1/4  +1 3/4  67621  +483 
99 JUL  228-27 1/2  229  227  228  +1 3/4  71407  -121 
99 SEP  233 1/2  235  233 1/2  234  +1 1/4  18330  -150 
99 DEC  240 1/4-40 1/2  242  240 1/4  240 3/4  +1  41160  +79 
00 MAR  248 1/4-48 1/2  249 1/4  248 1/4  248 1/4  +1/2  3902  -5 
            359940  -2419 

 

−−− 高値寄りつき、高値引け −−−

ショートカバーとブラジルレアルの急な戻し。 

大豆が昨日「約定安値をつけた後の高値引け」というキーリバーサルとなったことや、昨日のコーンの引けにかけての動きから、ファンドが寄付きから大豆・コーンに買いに入った。ブラジルが金利を39%に引き上げ、そのためレアルが昨日に続いて対ドルで急騰したことも、大豆買いを助長した。 

コーンにも旺盛なファンドの買いが集中したが、プルデンシャル(この場合ファンド)のみが独自の動きを見せ、前半だけで大量4,000コントラクトにおよぶ売り攻勢をかけた。その影響で、買い注文の量の割には上げ幅は限られた。(そのプルデンシャルは引け間際に2,000コントラクトも買い戻した。)また、農家売りも高値を見て増加したことも、上値を削る一要因であった。 

本日のファンドのネット買い量は、約3,000コントラクトと見られる。 

 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン 本日は雨が見られていない。次の雨は、金曜日および土曜日となり、その雨量は0.25〜1インチ、範囲は40%になろう。最高気温は70度台後半〜90度台と、今後数日気温は高くなるであろう。水分量は大部分の地域で十分であり、コーン・大豆ともにこの水分に神経質な時期を乗り切っている。 

                                    

ブラジル 西部パラナで降雨となっている。今後二日に亘ってコーン・大豆生育地の中央部に雨を降らせる。その後木曜・金曜は北部地域を潤すことになる。雨量は0.25〜1.5インチ、所により2.5インチとなり範囲は75%におよぶ。水分状態は良好であり、イールドの改善が見られよう。 

本日の発表等

1) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) 

 

  1月29日  --先週--  昨年同期 
シカゴ  681  1,231  5,927 
トレド  8,462  8,805  13,694 
セントルイス  516  335  404 
合計  9,659  10,371  20,025 

 

 

2) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) 

 

  1月26日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  6.4  -0.7  20.0  +0.2  1,106.4  1,132.8 
1998CROP  1,351.8  44.0  0.0  unch  40.1  1,391.9 

 

本日のトーメンの意見

 

2月中に再度安値を見ることを予想。

ファンドの売り越しポジションは、3月限が最も多い。少なく見ても、全売り越しポジションの過半数はあるであろう。2月28日の受渡通知までには、その相当量を整理すると考えて良い。ファンドの買い戻しはこの半月以内に当然あるものとして、相場を占うべきだ。本日のファンドの買いはまだまだ序の口だ。先日のコミットメントで最も予想以上に売り越しが大きかった小麦や、特に売り越し量が目立っている大豆油に、本日その買いが入らなかったのは、ファンドがポジション整理を、今日のところは、まだ本気に考えていなかったことの表われだ。つまり、この先相場は高値を見る。 

しかし、である。本日の農家売り増加は目を引いた。生産地には、保管料がかかっているコーンを売りたい農家がごろごろしている。3月限が220にでもなれば、ほとんど全部の生産地で現物価格がローンレートを超える。今後ファンドの買い戻しがラリーを呼ぶ。ところが、農家売りが受けてたち、買い注文の割には相場がたいして上がらない。そのうち、ファンドの売り越しポジションはほとんど整理される。そこでふと気がつくと、相場に残ったのは、豊富な期末在庫、潤沢な南米からの供給、落ち込む国内飼料需要、停滞する世界経済。あわてて、相場は適正値まで下げ始める。 

一ヶ月以上にわたり、皆がファンドのカバーが始まるのを固唾を飲んで注目していた。じらされて、じらされて、やっと今その走りが始まったのである。ついその影響を過大評価してしまうのもわからないわけではないのだが。