(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月5日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  217 1/2 - 18  218 3/4  217  218 1/2  +1 1/4  148108  -2831 
99 MAY  223 1/2 - 23 1/4  224 1/2  223  224 1/4  +1 1/4  72558  +721 
99 JUL  228 1/2 - 28 3/4  229 3/4  228  228 1/2  +1/2  73315  -55 
99 SEP  234 1/4  234 3/4  233 3/4  234 1/2  +3/4  18488  +366 
99 DEC  240  240 3/4  239 1/4  240 1/2  +3/4  42541  +143 
00 MAR  248 1/4  248 1/2  247 1/4  248 1/4  +1/2  4843  +30 
            363388  -1546 
             

 

−−− やや高値寄りつき、高値引け −−−

昨日からのフォロースルー。投機家の買い。 

昨晩、韓国・台湾のUS産コーン買付け成約があったこと、昨日の引け際の動きが堅実な投機家の買いを想像させたことから、動きが少ないながらもほとんど高値圏での取引となった。 

農家売りは目立たず、売り注文が比較的少なかったのも、堅調推移の要因であった。また、全くの噂に過ぎないが、ブラジルが大豆の輸出関税を引き上げると言う者もあり、大豆ピットからの影響もあったことも確かだ。全体として、静かな一日であったと言える。 

ファンドの動きは、1,500コントラクトの買い越し。5日連続の買い越しと見られている。 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン 明日朝から雨が降り出す。雨量は、日曜朝まで続くであろう。雨量は0.25〜1インチ、範囲は60%。主に北東部に降ることになる。火曜日に再び乾燥気味になるが、今週の雨のために生育には問題が生じることはない。 

                                    

ブラジル リオグランデドスル西部で雨となっている以外は、ほとんどドライ。週末にかけて、中央部から南部に雨が増える。来週月曜、火曜は中央部から北部に雨。生育状況は理想的だ。 

本日の発表等

本日は、特に発表は無かった。

 

本日のトーメンの意見

 

2月中に現レベル以下でのプライシングチャンスがあると予想する。

農家売りが少なかった。説明を要さないと思うが、未売在庫が枯渇したわけでなく、農家が期近220レベルになるのを虎視耽々と待っているだけだ。来週水曜日の需給報告に警戒感を示す者もいるが、この農家の思惑を勘案すれば、上値リスクを減じて考えることができる。 

まず、来週の需給報告。このところの輸出成約が順調なために、98年度輸出需要増を予想する者が多い。2,500万ブッシェル増といったところか。その他のカテゴリーは不変で、期末在庫は2,500万ブッシェル減の17.84億となる、というのが今のところ最も中立的な意見だ。しかし、先月述べたように、先月需給報告の国内飼料需要の1.5億ブッシェル減は、前年までの収穫量修正が行われたための調整にすぎず、現在の畜産状況を忠実に表したものではない。つまり、USDAが少しでも現実に近づける気があるのならば、ポーク・キャトルの生産意欲減退分が今月の報告にこそ表れるはずである。そう考えれば、来週の報告が強要因になる可能性は少ないと読む。 

次に、ファンドのショート。少々危険な考え方だが、ファンドのショートは当分相場を大きく押し上げる要因にはならないのではないか。勿論、売り越しである以上、サポート要因にはなる。今日・昨日のようなファンドの買い戻しによる「やや高」相場は、2月中今後何回も見られるだろう。しかし、ファンドも考えている。ファンドは常時「利益」を求めていなければならない。彼らは休むことを知らない。つまり、ポジションをニュートラルにして満を持す、ということはない。彼らの相場観、あるいはテクニカルサインが相場の下げを示していれば、あくまで売り越しポジションを保っていく。しかし、受渡通知が目の前だ。ではどうするか。3月限を買い戻して、期先限月を売り越す。スプレッドが縮小する。期近限月の買い注文のため、全体的には「やや高」相場になるが、相場レベルを根本的に変えるには至らない。そのうち、上記需給報告等々の要因が、レベルを切り下げることになる。そこがプライシングチャンス。 

ただ、今月のプライシングチャンス時期はそう長くないかも知れない。と言うのも、相場が下がったまま、数日間プライシングが来るのを待ってくれるタイプの展開には、ならないのではないか。以前から繰り返すように、下げ展開が長すぎると、作付け期の天候プレミアムの影響を受けやすい。加えて、ラ・ニーニャ年であるがゆえの、異常気象予想をする者も、そろそろ出てきている。今年はラ・ニーニャ年のため、「異常気象が来る・来ない。」という予想が受粉期までずっと一要因になっていくことは確実である。それを考えれば、下がったところでの思い切りが必要となってくる。