(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年2月9日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 217-16 1/2 | 218 | 216 1/4 | 216 3/4 | -1 1/4 | 143020 | -2847 |
| 99 MAY | 223-22 3/4 | 224 | 222 1/2 | 223 1/4 | -3/4 | 75815 | +2344 |
| 99 JUL | 228-27 3/4 | 229 1/4 | 227 1/4 | 227 3/4 | -1 | 74244 | +875 |
| 99 SEP | 233 3/4 | 234 1/2 | 233 1/2 | 233 3/4 | -3/4 | 18610 | +138 |
| 99 DEC | 240 3/4-40 1/2 | 241 1/4 | 240 | 240 3/4 | -1/2 | 42395 | -691 |
| 00 MAR | 248 1/2-48 3/4 | 249 | 247 3/4 | 248 3/4 | -1/2 | 4887 | +32 |
| 362539 | -133 |
−−− 前日と変らずに寄りつき、やや安値の引け −−−
昨日と変らず需給報告を前に非常に閑散とした取引。買いも売りも続かずレンジ内取引に終始した。
とうもろこしには目新しい材料がないまま昨日と同じレベルにてOPENするも大豆3品と小麦にファンド、コマーシャルの売りが入るとやや値を下げた。
小麦は気温の低下が心配された冬小麦地帯の気温が上がってきた事、大豆油は海外のパーム油安からつられて下げていた事、大豆粕は先週まで粕買いの油売りを行ってきたCGL/ADMといったコマーシャルが大豆粕のみ手仕舞いの売りを入れてきた事が挙げられる。
また日曜日より開催されているグレインカウンセルにて今年の大豆の作付け面積が7420万エーカーにて生産量が29.2憶buと史上最高を記録した昨年よりも5.6%も大きい数字が予想された事も大豆を大きく下げる要因となった。
ファンダメンタルに強い材料が見当たらない他の商品と比べて輸出需要が好調なとうもろこしのみは下げ渋りテクニカルなサポートライン(例えば12月限240)を割る事はなく静かに取引を終えた。
本日のとうもろこしマーケットも昨日同様約30,000コントラクトのトレードボリュームと言われており非常に少なかった。ファンドはネット800コントラクトの売り越しであったと言われている。
本日の農家売りは少なく様子見であったと言われている。
レアルは対米ドル1.95程と昨日よりやや堅調にトレードされていたが特にマーケットに影響を与えなかった。
| 本日の天気予報 |
南米の天候
アルゼンチン 今日は晴れ。次の降雨は東部を中心に木曜遅くから土曜早くにかけて0.25-1.0インチの降雨が60%の範囲で見込まれる。最高気温は70度台後半から90度台中盤。土壌水分は潤沢にあり、受粉後半のとうもろこしと開花が始まった大豆に問題は見られない。
ブラジル 現在北部マトグロッソドスル、南部ゴイアス、北部サンパウロにて降雨が見られる。この前線により北部2/3の地域に金曜までにかけて降雨があり南部には土曜に移動する見込み。降雨量は0.5-1.5インチ、所により3.0インチにて範囲は75%。最高気温は70度台後半から90度台中盤。大豆、とうもろこしの生育に何ら問題は見られない。
| 本日の発表等 |
| 1) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) |
| 2月5日 | --先週-- | 昨年同期 | |
| シカゴ | 693 | 681 | 6,342 |
| トレド | 8,126 | 8,462 | 13,723 |
| セントルイス | 801 | 516 | 211 |
| 合計 | 9,620 | 9,659 | 20,276 |
| 2) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) |
| 2月2日 | 先週比 | Forfeight計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997CROP | 5.5 | -0.9 | 20.2 | 0.2 | 1,107.1 | 1,132.8 |
| 1998CROP | 1,376.5 | 24.7 | 0.0 | unch | 47.5 | 1,424.0 |
セッション後の発表。ニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
続落を予想。
需給報告前というのに本日とうもろこしにてファンドは約800コントラクトのネットショートであったと言われている。ファンドはまた売り気配を出してきている。とうもろこしのファンドのポジションはこの二週間程で約20,500コントラクトのショートと大豆の29,400コントラクトのショートよりも少なくなっており再度売り出動ができる状態にある。
また本日は大豆の3月限にてキーポイントであると思われた5ドルをあっさり割り込む事となった。需給報告の前にもかかわらず昨日今日とファンドが売りを進めた事はかなりの自信を持ってターゲット価格まで(450-475か?)売りすすむと考えられる。昨日も述べたが大豆の弱さがとうもろこしの下げのきっかけになるかもしれない。
とうもろこし、大豆の価格低迷からUSDAを始め、農家を指示母体に持つ議員等から色々な農家保護の政策の話が持ち上がってきた。例えばローンの申し込みを簡素化する事、ローン価格を上げる事、土壌保全プロギラムを臨時で中期でも行う事、備蓄制度を復活させる事、穀物保険に補助を出す事等だ。しかしこういう議論は机上のものであり具体化の見込みはない。逆にこういう議論でしか価格を維持しずらくなっている事が相場の弱さを物語っている。