(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月10日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  216-15 1/2  220 3/4  215 1/2  220 1/4  +3 1/2  140825  -2195 
99 MAY  222 1/2-22  226 3/4  222  226 1/4  +3  77160  +1345 
99 JUL  227-27 1/4  231 1/2  227  231  +3 1/4  74762  +518 
99 SEP  233 1/2  237  233 1/2  236 3/4  +3  18862  +252 
99 DEC  240 1/4-40 1/2  244 1/4  240 1/4  244  +3 1/4  42571  +176 
00 MAR  248 1/4  252  248 1/4  251 3/4  +3  5013  +126 
            17433  -104 

 

−−− 小幅高寄付き、高値引け −−−

ファンドのショートカバー。 

需給報告が中立要因となり、序盤は商業筋のプライシングが相場を支える役割を果たした。安値場面では、プライシングタイプの買いで戻された。しかしながら、前半は小麦・大豆が弱い動きであったために、昨日引け値をはさんで上下する展開であった。 

その後展開が変化する。ファンドがコーン買い/大豆・小麦売りを入れ始め、まずコーンが上昇を始める。次のファンドの動きは、限月落ちを来週に控えたオプションにショートカバーを入れた。小麦にも同様の買いが入り、穀物相場全体が底上げを始め、コーンは特に最終局面に買い上げられ、引けた。 

ファンドの買いは5,600コントラクトと見られている。 

 

需給報告、コーンにはニュートラル 

本日発表の需給報告は、コーンにおいてはほぼ予想通りの内容であった。大きな変化は、米国産の98/99輸出需要が2,500万ブッシェル増加したこと、アルゼンチンの生産量が1,000万トン増加し1,450万トンとなったことくらいだ。どちらも市場の予想平均と寸分も違わず、在庫率は19.2%と需給に大きな変化が見られなかったために、中立的な要因とされた。国内飼料需要には手がつけられなかった。 

他商品については、98/99大豆期末在庫が2,000万ブッシェル増加(輸出量減による)、大豆粕・大豆油も期末在庫を増加させ、弱めの数字ととられた。小麦は、輸出減および多めの輸入により、米国産期末在庫が8,000万ブッシェルも増加することとなり、弱材料となった。 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン 今日も引き続き晴れ。次は金曜と土曜に0.25-1.0インチの程度の降雨が60%の範囲にみられる。最高気温は80度台から90度台。土壌水分は概ね良好だが南西部にタイムリーな雨が欲しい。 

                                    

ブラジル 今日は雨がみられない。今後3日間は北部中心に週末には南部に降雨がある。範囲は65%にて降雨量は0.50-1.0インチの見込み。最高気温は70度台後半から90度台中盤。とうもろこし、大豆の生育は順調。 

本日の発表等
1)USDA SUPPLY /DEMAND REPORT

A) USDA SUPPLY/DEMAND REPORT; 米国産コーン 

(単位:百万ブッシェル) 

  1997−1998   1998-1999  
  1月  2月10日  1月  2月10日 
作付面積(百万エーカー)  80.2  79.5  80.2  80.2 
収穫面積(百万エーカー)  72.7  72.7  72.6  72.6 
単収(ブッシェル/エーカー)  126.7  126.7  134.4  134.4 
         
初期在庫  883  883  1,308  1,308 
生産量  9,207  9,207  9,761  9,761 
輸入  9  9  10  12 
・供給合計  10,099  10,099  11,079  11,079 
飼料用その他  5,505  5,505  5,700  5,700 
食用・種子用・工業用  1,782  1,782  1,870  1,870 
輸出用  1,504  1,504  1,700  1,725 
・需要合計  8,791  8,791  9,430  9,295 
期末在庫  1,308  1,308  1,809  1,786 
農家平均価格($/ブッシェル)  2.43  2.43  1.80-2.10  1.80-2.10 

B) 米国産大豆・小麦・マイロの生産量と期末在庫レポート (単位:百万ブッシェル) 

   1997/98   1998/99 
   生産量  期末在庫  生産量  期末在庫 
  1月  2月10日  1月  2月10日  1月  2月10日  1月  2月10日 
大豆    2,689  2,689  200  200  2,757  2,757  390  410 
小麦  2,481  2,481  722  722  2,550  2,550  900  980 
ソルガム  634  634  49  49  520  520  54  64 

C) 他国のコーン生産量と輸出入量  

@1998/99クロップ,単位:百万トン 

  生産量  輸出量  輸入量 
アルゼンチン  14.50  9.00  0.00 
南アフリカ  9.00  2.00  0.25 
中国  124.00  4.00  0.35 

A1997・98クロップ,単位:百万トン 

  生産量  輸出量  輸入量 
アルゼンチン  19.36  12.50  0.00 
南アフリカ  7.55  1.25  0.35 
中国  104.30  6.17  0.28 

 

2)BULLISH CONSENSUS 

 

コーン  16(18/9)  大豆   10(13/10)  小麦  7(10/18) 
大豆油   12(13/11)  大豆粕  10(14/11)  日本円  45(62/63) 

 

 

本日のトーメンの意見

 

堅調推移の後、安値を予想。

本日見られたオプション買いの動きは、今週・来週のポイントになる。現在のファンドの売り越しが通常取り引きよりもオプションに偏っていることは、コミットメントオブトレーダーズ報告で明らかである。3月オプションが限月落ちになるのは2月19日であり、それまでにこの整理が価格支援要因になっていくであろう。それゆえに、その間の一方的な下げの期待はできない。 

ただ、全般的なファンダメンタル要因には変化が無い。オプションの売り越し整理が来週のいつまでに大方終了するかは判断しづらいが、要はテクニカルな上げ要因はそれまでである。3月限が222〜223の時点で大きな農家売りが見られよう。先週の場合は、220がそのラインであったが、今はインテリアのベーシスがその時点より2〜3セント下落しているため、それらのレベルが上値の抵抗線となる。相場がそのレベルでもみ合い、オプションの売り越しポジションが整理されるのを待つのが得策と考える。