(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月11日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  220 1/2-20 1/4  220 3/4  215 1/2  216  -4 1/4  140116  -709 
99 MAY  226 1/4-27  227  222 1/4  222 1/2  -3 3/4  79036  +1876 
99 JUL  232 1/4-31 1/2  232 1/4  227 1/2  228  -3  75003  +241 
99 SEP  237 1/2-37 1/4  237 1/2  234 1/2  234 3/4  -2  18873  +11 
99 DEC  244 3/4-44 1/2  244 3/4  241 1/2  241 3/4  -2 1/4  44001  +1430 
00 MAR  252  252  249 1/4  249 1/4  -2 1/2  5083  +70 
            365786  +2998 

 

−−− 小幅高寄付き、安値引け −−−

農家売りが火を付け、ファンドの売りが追随。 

昨日の引けの様子がファンドカバーを予想させたことや、輸出成約が堅調であったことから、やや高の寄りつきとなった。しかし、直後から、またも3月限220を超えたところで、農家からと見られる売りが大量に入り始め、しばらくファンドのカバーともみ合ったが、220レベルを再び見ることはできなかった。 

農家売りは中盤も止まらず、そのうちファンドが売りサイドに変化、買い手を失った相場は時間と共に底値を切り下げていった。ファンドはいつの間にか大量な売り手となり、特に終盤の売りは引け際の大きな下げにつながった。 

本日のファンドの売り量は5,000コントラクト以上と見られる。 

 

 

 

 

本日の天気予報

南米の天候

アルゼンチン サンタフェ南部からコルドバ南部にかけて雲が広がり始めた。土曜日までの雨量は、0.25〜1インチ、範囲は60%となるであろう。それからは月曜日までドライ。最高気温は70度台後半から90度台半ば。水分状態は全般に良好、南西部の一部のみで依然雨が必要な地域がある。 

                                    

ブラジル サンパウロ中央部、マトグロッソドスル、ゴイアスで雨。今後2日間にわたり生育地域の北側半分を潤すことになる。雨量は0.5〜1インチで範囲は65%。コーン・大豆の生育には理想的な天候。 

本日の発表等

1)週間輸出成約高報告(単位:千トン) 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,022.8  0.0  27,896.2  22,900.3  8,485.1  56.1 
大豆  582.2  0.0  16,283.2  20,122.7  3,647.0  1.1 
小麦  537.8  10.0  21,641.8  23,780.2  3,279.8  39.7 
大豆粕  78.6  0.2  3,852.7  6,063.4  1,414.6  37.7 
大豆油  30.3  0.0  657.5  789.0  194.4  0.0 

シカゴ時間朝の7時30分の発表。大豆、大豆粕は予想の範囲内。大豆油、とうもろこし、小麦は予想以上の数字にて強材料となった。 

2)週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  970.4  879.0  19,411.1  16,268.8  43,820 
大豆  426.9  561.1  12,636.2  16,613.1  22,040 
小麦  528.6  473.2  18,362.0  20,643.5  27,900 
大豆粕  193.0  100.9  2,438.1  3,183.1  7,170 
大豆油  19.8  12.6  463.1  537.3  1,160 

 

 

本日のトーメンの意見

 

2月中のさらなる安値を予想。

今朝、通勤途中に車の暖房が気になり温度計を見たら、気温が何と華氏62度(摂氏約17度)。中西部の突然の気温上昇は、実は今日の相場の主要因であったのかも知れない。「期近限月が220を超えている相場で小春日和」 農家の売り意欲が刺激されるのもある意味では無理も無かろう。 

しかしながら、これが今の相場の本質を表しているとも言える。需要不振、世界的な供給量過多、デフレ懸念(本日CRBは20数年ぶりの低値)、多い未売在庫、それと小麦・大豆の底が見えないこと。ファンドカバーの価格支援が無ければ、相場は下げを免れない。 

アイオワ州デモインでも、今朝の気温は60度強。しかし、午後5時現在は25度で雪嵐となっている。数時間後には、シカゴもその域に入る。明日は、ショートカバーで上げかも知れない。