(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年2月23日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 214 3/4-14 1/2 | 215 1/2 | 214 1/4 | 215 | +1 | 84901 | -13921 |
| 99 MAY | 220 1/2-20 | 221 | 219 1/2 | 220 | +1/4 | 102961 | +8334 |
| 99 JUL | 225 1/4-25 1/2 | 226 1/2 | 225 | 225 1/2 | +3/4 | 87454 | +3269 |
| 99 SEP | 232-32 1/2 | 233 1/4 | 232 | 232 1/4 | +1/2 | 20317 | +600 |
| 99 DEC | 240 1/4-40 | 241 1/4 | 239 3/4 | 240 1/4 | +1/2 | 52043 | +2505 |
| 00 MAR | 248 | 248 3/4 | 248 | 248 | +1/2 | 6484 | +66 |
| 358118 | +897 |
−−− 小幅高寄付き、小幅高引け −−−
昨日の引けを好感、終始高値圏も、上伸せず。
昨日の穀物相場、特に大豆三品・小麦の引けへの動きが、テクニカルな買いを呼び、寄付きから小麦・大豆・大豆油に旺盛な買いが入った。コーンもつられて買われ、高値での取引となったが、最近までのコーン買い/小麦・大豆売りのスプレッドを巻き返す動きも強く、コーンや大豆粕については、上値が限られた。
また、コーンについては、ファンドによる3月買い/5・7月売りのベアスプレッド注文がいつも以上に大量に入り、スプレッドが若干狭まった。建玉は昨日すでに5月が3月を上回っている。
USDAのフォーラムでは、99/00年度コーンの期末在庫が前年と同様レベルになるとの予想が提出され、若干の弱材料と取る向きもあったが、本日はその内容やインパクトはそれほど重要視されなかった。
相場展開は終盤になると、小規模投機家を中心とする売りにより、大豆・小麦相場がその上げ幅を切り崩し始め、それとともにコーン相場も5月限以降は小幅高まで下げた。ベアスプレッドの動きが3月の引けのみを1セント高とした。
ファンドは1,500コントラクトの買い手。
| 本日の天気予報 |
南米の天候
アルゼンチン 本日は晴れ。今後3日間も概ねドライ。0.10-0.50インチの散発的な雨が10%以下の範囲で所により降る程度。次は週末に南部を中心に0.10-0.75インチ程度の雨が25%の範囲で見られる。最高気温は80度台から90度台。今のところとうもろこしには問題が見られないが来月もドライ傾向が続くようだと大豆に鞘付きに問題が出てくる可能性がある。
ブラジル 今後5日間に渡り広範囲な降雨が見られる。降雨量は0.5-1.5インチ、所により3.0インチにて範囲は75%の見込み。最高気温は70度台後半から90度台中盤。この雨は南部には恵みだが北部はそろそろ収穫を控えており雨が続けば収穫の妨げとなる可能性もある。
| 本日の発表等 |
| 1) 受渡可能な数量(単位:1,000ブッシェル) |
| 2月19日 | --先週-- | 昨年同期 | |
| シカゴ | 499 | 381 | 6,439 |
| トレド | 7,609 | 7,818 | 15,284 |
| セントルイス | 735 | 871 | 54 |
| 合計 | 8,843 | 9,070 | 21,777 |
| 2) ローンデータ (単位:百万ブッシェル) |
| 2月16日 | 先週比 | Forfeight計 | 先週比 | Redeem合計 | ローン合計 | |
| 1997CROP | 4.3 | -0.3 | 20.4 | 0.1 | 1,108.7 | 1,133.4 |
| 1998CROP | 1,405.6 | 9.9 | 0.0 | unch | 69.4 | 1,475.0 |
| 本日のトーメンの意見 |
安値を予想。
昨日の動きが好感され、買われたが、昨日の動きを好感せねばならない理由は全く無い。昨日、大豆・小麦が大きく下げたのは、USDAの会議内容の誤報があったからで、底値から大きく戻したのは、誤報が訂正されたからに過ぎない。それでも、昨日は大豆・小麦は安値引けである。その動きを、テクニカルに買い続ける理由にするのは、無理がある見方だ。ファンドは、とりあえずは売り越しポジションを維持する構えであり、テクニカルな反転は予想していない。
ミネソタのある農家が、「30日間コーン販売を中止しよう。」と州を超えて広範囲の農家に呼びかけている。それによって需給を引き締め、相場が3ドルになるまで待とう、という策である。この策が成功裏に終わることは、まずない。しかし、この一件は、現在の米国農家の追いつめられた一面を表している。最も農家売りが出るはずの10月と1月のコーン販売量は、98/99年度は例外的に少なかった。つまり、今の農家の手持ち在庫はこの時期としては例外的に膨らんでいる。眼前に山積みされた在庫に、南米産の供給が始まるまで漫然と保管料をかけていられるかどうか。手持ち資金は、時間とともに減少する。毎月末に様々な支払が待っている。農家にとっての売りターゲットは期近220であったが、これも時間とともに低下する可能性は否定できない。
今回のUSDAのアウトルックフォーラムには、あまり見るべきものは無かった。あえて特筆するならば、グリッグマン長官のぼやきであろうか。「米国農業は、来年度も輸出不振と低価格に悩まされることになる。これを少しでも否定するような要因をコメントしたいところだが、事実は事実だから。」