(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報
1999年2月24日
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 214 1/4-13 1/2 | 214 1/4 | 208 1/2 | 208 3/4 | -6 1/4 | 68294 | -16607 |
| 99 MAY | 219 1/4-18 | 219 1/4 | 213 1/4 | 213 1/2 | -6 1/2 | 111274 | +8313 |
| 99 JUL | 224 3/4-24 1/2 | 225 | 219 | 219 1/2 | -6 | 90183 | +2729 |
| 99 SEP | 231 1/2-31 | 231 1/2 | 226 1/2 | 226 3/4 | -5 1/2 | 20315 | -2 |
| 99 DEC | 239 3/4-39 1/2 | 239 3/4 | 235 3/4 | 236 | -4 1/4 | 55341 | +3298 |
| 00 MAR | 247-46 3/4 | 247 | 243 1/4 | 243 1/4 | -4 3/4 | 6886 | +402 |
| 356259 | -1859 |
−−− 約定安値更新 ・ 安値寄付き、安値引け −−−
ファンドの売りに旧穀各限月で約定安値を更新、ハーフリミットダウン。
きっかけは、大豆油。パキスタンがマレーシア産パーム油1万5千トンの買い契約を不履行したことで、昨晩のクアラルンプールのパーム油は80リンギットの安値をつけた(パームのリミットは50リンギットだが、当日中にリミットを変更した)。これをきっかけに、シカゴ市場では寄付きから大豆油・大豆に大量売りが入り、すぐに約定安値をつけた。
一昨日、昨日の動きから堅調推移期待であったこれら2品目が大量売りを浴びせられたことから、他商品にもすぐに波及、小麦も約定安値を更新した。コーンも例外ではなく、ファンドは旺盛な売り注文を終始投げ続け、210の抵抗線も虚しく、終盤になってとうとう3月限の約定安値209-1/2を割り込んだ。
朝方は、種子会社パイオニアによる、大豆種子の注文が昨年に比して非常に増加している、とのコメントのため、コーンの作付け減少を連想させ、新穀を中心に堅調よりつきとのコールもあったが、全くその予想を裏切る展開となった。ただ、旧穀に比べれて新穀がサポートされた要因にはなったようだ。
本日の相場要因は、食用油、ファンドの2点だ。本日のファンドの売り数量は、1万コントラクトを超えた。
| 本日の天気予報 |
南米の天候
アルゼンチン 本日は概ねドライ。土曜日までの降雨予報は毎日0.10-0.50インチ、所により1.0インチの降雨がほんの10%の範囲にてある程度。最高気温は80度台から90度台。トウモロコシ、ヒマワリには特に問題はみられないが大豆は降雨を必要としており今後の降雨がなければストレスが発生する可能性がある。
ブラジル 散発的な降雨がマトグロッソドスル北部とマトグロッソに見られる。降雨量は週末までにかけて0.50-1.5インチ、所により3.0インチ。範囲は80%。最高気温は70度台後半から90度台後半。とうもろこし、大豆は生育の終盤を向かえているが水分は潤沢。今週の雨による北部での収穫の遅れはたいした問題にはならない。
| 本日の発表等 |
| 1)BULLISH CONSENSUS |
| コーン | 14(15/16) | 大豆 | 5(8/10) | 小麦 | 6(4/7) |
| 大豆油 | 7(8/12) | 大豆粕 | 8(8/10) | 日本円 | 33(41/45) |
| 本日のトーメンの意見 |
安値を予想。
今日はコーン相場の弱さを露呈した。約定安値を更新したことから、相場レベルは下方移動したと考えてよいであろう。ファンドは、売り姿勢をさらに強めた。明日も1万コントラクトを売ってくるとは想像しにくいが、次のサポートラインまでは方向性を変化させないであろう。
ファンドの1万コントラクト以上の売り注文により、ピットブローカーにとって本日のセッション中は、半ばパニック的に忙しい一日であったようだ。が、セッション後に同様にパニック的に忙しくなった人々がいる。一部カントリーエレベータだ。農家が急落相場にろうばいし、午後になって大量売りをし始め、電話が当分鳴り止まなかったカントリーエレベータもあるようだ。農家全体の動きにはまだなっていないものの、各地でこのような状況が見られたようで、農家の売り姿勢、売り価格ターゲットが徐々に変化してきている。今後のさらなる弱要因になるであろう。農家の売り姿勢が本格的に強まれば、次の価格ターゲットは一気にローンレートとなってしまう。その判断のためにも、明日以降の農家の動きには注目を要する。
本日の穀物相場急落の直接の引き金となったのは、パーム油のパキスタンによる買契約不履行である。本日、この他にもインド・中国の不履行の未確認情報もまことしやかに囁かれていた。アルゼンチン産の大豆油がからんでいるとの噂もあり、食用油からの影響はこれで終了しそうにはない。