(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月25日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  207-08  208 3/4  206 1/2  206 3/4  -2  57484  -10810 
99 MAY  213 1/4-12 3/4  214 3/4  212 1/2  213  -1/2  124060  +12786 
99 JUL  218 3/4-19  220 1/2  218 1/2  219  -1/2  95157  +4974 
99 SEP  226 1/4-26 1/2  227 1/2  225 3/4  226 1/4  -1/2  21984  +1669 
99 DEC  235 1/2-35 1/4  236 1/2  234 1/2  235  -1  56162  +821 
00 MAR  243-43 1/2  243 3/4  242  242 1/4  -1  6952  +66 
            365792  +9533 

 

−−− 小幅安寄付き、安値引け −−−

ファンドは一休み、相場は小動きに終始するも、約定安値は更新。 

パームは前日ほどではないが続落、週間輸出成約はまずまず、ブラジルレアルはさらに安値、本日はファンドはどちらにも大きな動きは見せなかった。 

寄付きから大豆がサポートされていたことが、意外と受け止められたのか、寄付きで下げていたコーンにも、間もなく買い注文が入り始める。輸出成約を背景にした買いもあったかも知れぬが、ファンドが多少のポジションの利食いを行ったものだ。そのせいで、セッション終盤まで高値推移であった。 

しかし、明日受渡通知を控えていることもあり特に3月限が終始軟調気味の推移ではあった。終盤にきて、買い注文が細ったところに小口の売りが入り、3月から値を崩し始め、引け時点では安値となった。 

ファンドの動きは、本日ほとんど売買均衡していたと見られている。 

 

 

本日の天気予報

 

南米の天候

アルゼンチン 本日は概ねドライ。今後日曜日まで限られた範囲内で、少量の雨が見込まれる。日曜日午後から火曜日にかけて、雨量は増加する。大豆生育地域では、雨量増加が望まれる状況である。来週半ばには、まとまった雨がありそうだ。 

ブラジル 北側3分の1の地域でにわか雨が見られる。今後5日程度90%の範囲で続くことになる。大豆・コーンとも生育は良好で、北部での収穫作業遅れは最小限にとどまる。 

 

本日の発表等

1)週間輸出成約高報告(単位:千トン) 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  817.2  25.0  29,583.5  24,388.6  8,415.2  81.1 
大豆  325.4  0.0  16,925.1  20,761.8  3,255.3  1.1 
小麦  588.2  18.0  22,617.8  24,788.8  3,511.4  59.3 
大豆粕  89.0  0.1  4,015.8  6,325.8  1,199.7  37.9 
大豆油  4.1  0.4  668.7  877.5  163.4  0.4 

シカゴ時間朝の7時30分の発表。大豆油は予想より少なく弱材料。大豆、大豆粕は予想の範囲内。とうもろこし、小麦は予想の上限をやや超えている。 

2)週間輸出高(単位:千トン) 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  902.5  862.4  21,168.3  17,754.9  43,820 
大豆  595.1  438.5  13,669.8  17,698.1  22,040 
小麦  358.1  386.3  19,106.4  21,583.6  27,900 
大豆粕  170.4  207.6  2,816.1  3,852.3  7,170 
大豆油  8.7  33.5  505.3  595.8  1,160 

 

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想。

約定安値を更新したものの、本日の相場展開が示唆するものは少ない。ただ、想像できるのは、ファンドは本日のように利食いを繰り返しながら、今後も売り越しポジションを継続するであろう、ということである。ここ1〜2週間のうちに、ファンドがうまく3月の売り越しを先にシフトしたことは周知である。その鮮明な売り越しポジション維持姿勢に、今現在の相場材料によってすぐに変化が加えられることはまだ考えにくい。 

また、イリノイ川解凍後、一貫して軟調推移であったバージ運賃が若干ながら本日底を打った。理由は勿論、荷動きが徐々に活発になっているからだ。まだ、本格的な荷動きとは言えない。しかし、今後短期間の農家の動きを啓示していると言えるのではないか。 

さて、問題は安値展開がどこまで続くかである。作付けに目を移せば、今のところ土壌温度は高く、水分もまずまずで、早期作付け開始の可能性は十分である。そこから見れば、3月になってすぐに作付けを理由に相場上昇、ということは考えにくい。しかしながら、予想されている新穀作付け面積がコーン減・大豆増となっているのは、ローンレートを基礎に計算すれば圧倒的に大豆の手取りが良いからである。市場で面積予想された時点では、コーン相場はまだローンレートをはるかに上回っていた。が、今は西部コーンベルトのほとんとで、現物価格がローンレートを下回った。したがって、このままだと3月末に出される(3月1日時点の)作付け意向は予想の下限に近くなる可能性は高いであろう。多様な要因があるため予想は難しいが、今後の主要因となるであろう作付けを考慮すると、3月中旬までに一旦底をつけることになるのではないか。