(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年2月26日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  207-06 3/4  207 1/2  204  204 1/2  -2 1/4  35938  -21546 
99 MAY  212 3/4-12 1/4  213 1/4  210  210 1/4  -2 3/4  136774  +12714 
99 JUL  218 1/4-18  219  215 1/2  216  -3  99883  +4726 
99 SEP  225 1/4-25  227  224  224 1/4  -2  23166  +1182 
99 DEC  234 1/2-34 1/4  235 3/4  233 1/2  233 3/4  -1 1/4  60240  +4078 
00 MAR  241 3/4-42 1/4  243 1/4  241  241  -1 1/4  7023  +71 
            367128  +1336 

 

−−− 小幅安寄付き、安値引け −−−

慎重な展開も、終盤に崩れる。 

3月限受渡通知が予想以上に少なく、寄付きから3月限が比較的サポートされた。他商品の動きは最近としては静かであったためか、コーン相場も当初は取引量が多くなく、盛り上がりに欠けた。コミットメントオブトレーダーズ報告を前にして、ファンドが慎重になっていたことも要因と考えられる。 

農家売りは昨日に比べると少なく、反対に商業筋のプライシングと見られる買いが目立った。ただ、最終局面になって投機筋、農家からまとまった売りが入るという最近の構図は変わらず、それまで再三サポートされていたレベルを簡単に抜き、本日の安値圏での引けとなった。 

本日のファンドの売り越しは3,500コントラクトと見られるが、ほとんどが終盤に作られたものであろう。 

 

 

本日の天気予報

 

南米の天候

アルゼンチン 大きな変化はない。週末にかけて東部を中心に雨がありそうだ。大豆地域では、水分供給が不足し始める懸念もあるが、今週末の雨でイールド低下は防げるのではないか。コーンには現在問題は見られない。 

ブラジル 北部を中心に雨となっており、大豆にもコーンにも生育には十分以上の水分が保たれている。北部の収穫作業は若干遅れようが、大きな影響はないであろう。 

 

本日の発表等
1) コミットオブトレーダー(FUTURES)

 

コミットメント・オブ・トレーダーズ         

(2月16日、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
           
  LONG    SHORT    NET   
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  43,441  -3,687  70,684  1,834  27,243  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  17,144  -812  17,144  -812     
COMMERCIAL  209,821  314  133,514  -2,692  76,307  LONG 
TOTAL  270,406  -4,185  221,342  -1,670  49,064  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  93,449  5,252  142,513  2,737  49,064  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  363,855  1,067  363,855  1,067     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  74.3%    60.8%       
SMALL TRADERS  25.7%    39.2%       
             

(2月23日現在、単位:コントラクト、変化は前週から) 

 
LONG    SHORT       
NON-COMMERCIAL             
LONG OR SHORT ONLY  33,780  -9,661  79,225  8,541  45,445  SHORT 
LONG OR SHORT SPREAD  16,250  -894  16,250  -894     
COMMERCIAL  217,272  7,451  123,473  -10,041  93,799  LONG 
TOTAL  267,302  -3,104  218,948  -2,394  48,354  LONG 
NON-REPORTABLE POSITION  88,957  -4,492  137,311  -5,202  48,354  SHORT 
TOTAL OPEN INTEREST  356,259  -7,596  356,259  -7,596     
PERCENTAGE HELD BY:             
LARGE TRADERS  75.0%    61.5%       
SMALL TRADERS  24.0%    38.5%       

 

 

2) 3月限受渡通知 

 

  受渡日  数量  LAST TRADE DATE 
コーン  MAR01'1999  56 LOTS  AUG27'1998 
小麦  MAR01'1999  3,034 LOTS  FEB17,1999 
大豆粕  MAR01'1999  NONE   
大豆油  MAR01'1999  2,760 LOTS  FEB24'1999 
大豆  MAR01'1999  606 LOTS  DEC31'1998 

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想。

本日のコミットメントオブトレーダー報告は、結構衝撃的な数字である。45,000コントラクトを超えるファンドの売り越しであったが、これに水曜日の1万コントラクトが加わるわけで、現在の売り越しポジションは、恐らく昨年9月(5.4万)以上の記録的なものになっていると見られる。来週月曜日は、このおかげで一方的な右肩下がりの展開とはならないであろう。 

しかしながら、これが本格的な反転のきっかけになる可能性は低い。昨年の8月を思い出すと、ファンドの売り越しが記録的規模になっていても、LDPがある程度の金額になり、農家のLDP取得および売りが一巡するまで、反転はしなかった。この時期の農家の資金需要は8/9月と比べれば、大きい。現在西部コーンベルトでは、現物価格がローンレート(あるいはPCP)を下回り始めたが、その差額はまだ小さい。東部では、まだLDPが存在していないところが多い。まだ相場は下値があるのではないか。来週月曜日は、ファンドの売り越し量への恐れから上伸する局面はあろうが、農家の売りターゲットはもはや220レベルにはなく、210を下回っていよう。上値での農家売りの抵抗はきついものになろう。そのうち、自然に農家売りの勢いに合わせた相場展開に戻り、来週中にさらに約定安値をつける展開を予想する。