(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年3月3日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  209 1/2-09 1/4  210 1/2  208  209  -1 1/4  19016  -3252 
99 MAY  214 1/2-15  216 1/2  214  214 3/4  -1  141821  -217 
99 JUL  221 1/2-21  222 3/4  220 1/4  221 1/4  -1  105511  +190 
99 SEP  227 3/4-27 1/2  229  227 1/2  228 1/4  -1/2  24277  -508 
99 DEC  237-37 1/2  238 1/4  236 1/2  237 1/4  -1  65089  +141 
00 MAR  244 3/4-45  245 3/4  244 1/4  244 3/4  -1 1/4  7283  +67 
            367358  -3530 

 

−−− 安値寄付き、安値引け −−−

新鮮な要因に欠け、静かな展開。 

一日を通して大きなインパクトを与える要因がなかったため、注文量も多くはなく、少し緊張感のないセッションとなった。ファンドは全体的には買いサイド(ネット1,600コントラクト程度か)であったが、一部のファンドは特に後半は売りに回った。本日の相場をリードしたのは大豆だ。ブラジルレアルの下落に合わせて(1ドル=2.2レアル近く)、大豆の現物価格が落ち込んでおり、弱気を誘った。その動きが、たいした要因がなかったコーンに影響を与え、特に商業筋の売りとなった。 

農家売りは午前中多かったものの、午後は安い相場を嫌気し、ほとんど見られなくなった。 

 

 

本日の天気予報

 

南米の状況

アルゼンチン 大豆地域も今後5日間にわたりやっと恵みの雨を受ける見込み。大豆地域における水分不足懸念は約50%の地域に広がっていたが今週の降雨が予想通りであればストレスを解消し順調な鞘着きが見込める。とうもろこしは収穫が始まったばかりでこの雨で作業遅れが起こるがダメージ等の発生にはならない。  

ブラジル リオグランデドスルに降った充分な降雨が大豆の鞘着きをストレスなく終了させる事になった。その他の地域における大豆、とうもろこしは順調に成熟と収穫を向かえている。北部地域は雨により若干収穫作業に遅れがみられるが、南部2/3の地域は例年以上の速さにて収穫がすすんでいる。向こう一週間は収穫には絶好の天候になる見込み。 

 

本日の発表等
BULLISH CONSENSUS

 

コーン  12(14/15)  大豆   6(5/8)  小麦  10(6/4) 
大豆油   6(7/8)  大豆粕  10(8/8)  日本円  37(33/41) 

 

 

本日のトーメンの意見

 

安値を予想。

コーンの現在の状態はニュートラルに近い。材料は、作付け面積減、中国輸出増予想、南米の天候好転、南米の供給開始が近いこと、などがあるが、どれも今すぐに相場を変動させる力は持っていない。無論、テクニカルにはファンドのポジションから上値へのジャンプアップの可能性は否定できないが、それにはきっかけを必要としており、そのきっかけがなかなか見つからない。2日連続して10日移動平均線超えをミスしたことからも、ファンドの買い意欲は火がつきにくい。 

昨日と同様のコメントになるが、やはり当分他商品に引っ張られる展開と読む。大豆・小麦がここ数日買われたのは、小麦地帯の低気温など小さな要因はあったものの、基本的には売り込まれる前の、地固めのようなものだ。大豆については、作付け意向を無視して買い上がる勇気のある者はそういまい。いたとしても、売り注文に相場はつぶされてしまうであろう。小麦もしかりである。在庫率を考慮すれば、価格維持には政府の援助策待ちのみ、という図式は今後も続くであろうし、大豆と同様に買われれば、それ以上に売られる展開となろう。 

結論としては、ここ数日はコーンの消極的な安値展開を予想する。来週中盤は需給報告前の買い戻しが予想されるため、大きく下げる展開(たとえば約定安値更新)はイメージしにくい。安全策を取るならば、次の安値場面での一部プライシングが無難であろう。