(株)トーメン シカゴとうもろこし定期マーケット情報

1999年3月5日

 

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR  209 1/4-09 3/4  210  208 1/2  209  -1 1/2  12660  -3187 
99 MAY  215 1/2-15 3/4  217  215  216  -1  143446  +596 
99 JUL  222 3/4-22 1/4  223 3/4  221 3/4  223  -3/4  105895  +371 
99 SEP  229  230  228 1/4  229 3/4  -1/2  24365  +200 
99 DEC  238-37 1/2  239 1/4  237 1/4  238 3/4  -1/4  68259  +2257 
00 MAR  245 1/2-45 1/4  246 1/2  245  246 1/4  -1/4  7462  +97 
            366545  +444 

 

−−− 安値寄付き、安値引け −−−

大豆・小麦に翻弄される。 

前半は大豆の安値に、そして後半は小麦の高値に影響され、コーン相場は狭い値幅の中で揺れ動いた。本日は、コーン相場に影響を与える数字発表は無かった。寄付き前には、スパークスが南アフリカの乾燥天候のためにコーン生産量は5.5百万トンになる、とコメントしたことが驚きととられたものの、相場はこれを全く無視した。 

南米の天候が好転していることなどを背景に、朝から大豆が大幅安値で開始。それを見たコーンも徐々に値を下げるが、後半にはパキスタン向け信用供与などが好感された小麦に、ファンドの買いが集まり始め、コーンは逆に堅調となり、一時は昨日引け値レベルまで戻した。CRB指数が急回復し、デフレへの懸念が弱まっていたことも、後半の要因としてあげられる。 

本日もファンドは買い手、コーンをネットで1,200コントラクト買い越したと見られる。5日連続して買い越した。 

 

 

 

 

 

 

本日の天気予報

 

各地のクロップ状況

アルゼンチン 全土で雨の地域が広がっている。特に、大豆には時期的に最適な雨であり、イールドを高める可能性が考えられる。もはや、過去の水分不足によるダメージはほぼ無くなったと見られる。鞘付きは順調に進むはずだ。今後も、来月にかけて引き続き雨が望まれる。コーンやひまわりの収穫作業は今週末は遅延するが、来週は比較的ドライであり、問題はない。 

ブラジル 収穫作業は、平年並みのペースで進んでいる。今週末から来週にかけては、雨も少なく、収穫作業はそのピッチを上げるであろう。南4分の1の地域では大豆が実入りの時期を迎えているが、水分は十分保たれており、最適な環境である。 

南アフリカ 依然、少雨傾向が続いており、これが来週初めまで続けば、コーンのイールドが、若干減少することになるであろう。しかし、現在は水分が必要な時期を脱しており、大きな減少にはつながらないであろう。今後5日間は雨がなさそうだ。 

 

本日の発表等

本日は、相場に大きな影響を与える発表等はなかった。

 

本日のトーメンの意見

 

当分は、方向感の定まらない展開を予想。

本日、コーン相場は主体性に欠けていた。今日は新材料が無かったことが理由の一つであるが、ファンドの売り越しポジション以外には、作付け面積や南アフリカなどの強材料のインパクトが小さいからである。今後も、作付面積減懸念やファンドのポジション整理からの買いに対し、他商品の下げからの売り、という構図はしばらく続くと思われる。 

作付け面積減少自体が強材料との取られているが、以前も述べたように、7,900万エーカーを欠けるくらいの作付け面積であれば、新穀の期末在庫は98/99年とほぼ同様となると考えられる。現在と大きくコーンの需給関係が変わらず、大豆の新穀作付け面積は市場最高生産量の98/99年を上回るということになれば、中期的な相場の行き先は高値を見にくいのは明らかだ。 

クロップキャスト社によれば、今年のコーン作付け時期の天候は理想的であるとの予報である。作付け時の天気予報は良好、3月中旬までにファンドの売り越しがある程度整理される、加えて、作付面積減のメッキがはがれるのも時間の問題である。コーンの方向感が定まったときは、相場はまた約定安値を更新するであろう。