(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年3月15日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄りつき、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 214 3/4-14 1/2 | 214 3/4 | 213 1/4 | 213 3/4 | -2 | 4384 | -744 |
| 99 MAY | 221-20 1/4 | 221 1/2 | 219 1/4 | 220 | -2 3/4 | 129699 | -4721 |
| 99 JUL | 227-26 1/2 | 227 1/2 | 226 | 226 1/2 | -2 1/2 | 104151 | +1534 |
| 99 SEP | 233-33 1/4 | 234 | 232 1/2 | 233 | -2 | 24138 | +14 |
| 99 DEC | 241 1/4-40 3/4 | 242 1/2 | 240 3/4 | 241 1/4 | -1 1/2 | 68744 | -1338 |
| 00 MAR | 248 1/2-48 1/4 | 250 | 248 1/4 | 248 1/2 | -1 1/2 | 9513 | +185 |
| 345794 | -4992 |
大豆 --- 安値寄りつき、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 466 1/2-66 | 466 1/2 | 462 3/4 | 464 1/2 | -4 | 2371 | -551 |
| 99 MAY | 471 1/2-70 1/2 | 472 | 468 1/2 | 471 | -3 1/2 | 66050 | -94 |
| 99 JUL | 477-78 | 478 3/4 | 475 1/2 | 478 1/2 | -2 3/4 | 45443 | -132 |
| 99 AUG | 481-80 1/2 | 481 3/4 | 479 | 481 1/4 | -2 1/2 | 15331 | +230 |
| 99 SEP | 483 1/2 | 484 | 481 1/2 | 483 1/4 | -3 1/4 | 6052 | +254 |
| 99 NOV | 488 1/2-89 | 490 1/2 | 487 1/2 | 490 1/4 | -2 3/4 | 27964 | +1020 |
| 166097 | +703 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 12860 | -90 | MAR | 1808 | -12 | MAR | 264 3/4 | +1/4 | 117.50-18.10 |
| MAY | 13010 | -110 | MAY | 1833 | -5 | MAY | 272 1/4 | -1/4 | |
| JUL | 13150 | -130 | JUL | 1861 | -3 | JUL | 281 3/4 | -1/2 | |
| AUG | 13310 | -130 | AUG | 1875 | +0 | AUG | 292 3/4 | -3/4 | |
| 本日の相場の動き |
取引量の少ない中、週末の南米が好天であった事から値を下げた。
コーン :
週末にドライ気味であったプレーンズに恵みの雨があり小麦につられて弱いスタートとなった。南米が好天に恵まれ収穫の進捗が期待できる事、アルゼンチン産とうもろこしの新穀がすでに200万トン成約されていると伝えられた事、南アフリカに恵みの雨があった事も頭を抑えた。また先週発表されたコミットメント・オブ・トレーダーズにてファンドのショートが急激に減少していた事もファンドはしばらくショートカバーに入らないと見られた。先週一週間にて約10セント値を上げていた事からの買い疲れ感、またチャートからも3日振りに50日移動平均価格を下回った事が弱いサインと見られた。
一方グリックマン長官が長期土壌保全プログラムを特別に短期間にて追加で1,000万エーカー認める発言をした事が新穀の限月をサポートしたが99年クロップに間に合うかが疑問視されている。
午前中下げていた小麦はUSDAがイラン向けの成約を匂わしたとの噂から値を戻したが、とうもろこしは本日は終日取引量が少ない中弱いまま取引を終了した。
本日のファンドは少ないながらも1,100コントラクト程ショートポジションを増加させている。
大豆 :
先週の土曜日にクアラルンプールにて開かれた会議にて油の価格見通しが弱い材料となりパーム油が57リンギット下げていた事、インドに売られている食用油に契約不履行の噂がある事が材料となり終日マイナスサイドでの取引となった。10時過ぎに発表された週間輸出検証高は予想の下限であったが特に相場には影響を与えず、南米の好天からの収穫の進捗予想と先週金曜日スパークスから発表された今春の作付け面積の拡大が頭を抑える形となった。
先週金曜日に発表されたコミットメント・オブ・トレーダーズは予想通りにて今日の相場には影響はなくファンドも本日は様子見にてネットではおよそ900コントラクトのロングポジションであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
アルゼンチン 今週は北部に雨となりそうだ。コーンの収穫は、週末順調に進捗した。ただ、今週は雨のために、北部は遅れそうだ。ただ、品質ダメージについては、今週のところは最小限に止まるであろう。大豆生育は十分な水分のため、順調だ。
ブラジル 今週は雨が少なく収穫が順調に進捗しそうだ。とうもろこし、大豆の収穫状況は概ね平均的かやや早いペースとなっている。南部がややドライ気味となっているがすでにほぼ成熟しておりダメージにはならないであろう。
南アフリカ 週末の降雨にて2/3の地域のこれ以上のイールドロスを終了させた。南部と西部オレンジフリー州がこの雨からもっとも恩恵を受けた。今後10日間ドライな天候が続いても問題は起きないであろう。
| 本日の発表等 |
| 輸出検証高(3月11日の週:百万ブッシェル) |
| 発表数字 | 事前予想 | |
| コーン | 46.410 | 35-40 |
| 大豆 | 15.267 | 15-20 |
| 小麦 | 12.613 | 16-2 |
| コミットメント・オブトレーダーズFUTURES&OPTIONS |
ファンドポジション (3月9日現在)
とうもろこし 55,100 コントラクト ショート (予想 50,000 コントラクト ショート)
大豆 23,300 コントラクト ショート ( 23,000 コントラクト ショート)
大豆粕 18,600 コントラクト ショート ( 15,000 コントラクト ショート)
大豆油 26,300 コントラクト ショート ( 30,000 コントラクト ショート)
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
先安を予想。ただし、短期的にはもう少し高値があり得る。
本日の相場は安値となった。しかし、今のところは安値への動きの理由は、農家売りやファンドの明確な売り姿勢等の積極的なものではなく、昨週からの買いに対する一服感と言ったところだ。依然、作付け期の天候プレミアムや、作付け面積減少などを期待した農家のホールド姿勢堅持はしばらく続くであろうことから、今から一気の安値への動きは予想しづらい。逆に、本日のポジション報告にて、各穀物商品の予想以上の売り越しが確認された。特に、大豆粕・小麦の売り越しは目を引いた。コーンも例外では無く、今後短期間はさらなるポジション調整によって、全般的には少しサポートされることになるであろう。これに、南米や南アフリカの天候状況が要素として加わり、相場は不安定な動きを繰り返しながら、少し高値を見るところまでいくと思われる。
ポジション調整が終了すれば、現在の相場レベルは維持できないと見ている。豊富な未売在庫と、来年度まで続く緩い需給を背景に、約定安値をトライする動きとなると予想する。(F)
(大豆)
先週までと意見は変らず。短期的にはレンジ内取引、中期的には下落を予想。
大豆油の下落をきっかけにして下げた大豆相場であったが、終盤大豆油の価格が回復するも大豆は左程反応せずにそれ自体の弱さを露呈する事になった。今日の引けはレンジのほぼ中間当たりでありしばらくは今まで通りここから上下10セントほどでの値動きが続くと思う。
とある筋の情報によるとブラジルの収穫は順調だが最近農家売りは控えめになっている模様。その理由として最近のレアルの堅調がひとつ上げられる。また輸出商の中に先物の売り契約に相当する農家からの買い付けができていないものがあり、アセリから買い付け価格を上げてきておりそれが農家に更なる価格上昇を期待させているようだ。しかし今月中には半分が収穫を終えると思われる中いつまでも農家売りが引っ込んでいる事は考えずらく、近いうちにブラジルからのハーベストプレッシャーから再度契約新安値をトライする展開になると予想している。(N)