(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年3月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 変わらずの寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 218 1/4 | 226 | 218 1/4 | 225 3/4 | +8 | 1642 | -971 |
| 99 MAY | 224 1/2-24 3/4 | 229 1/2 | 224 1/2 | 229 | +4 3/4 | 126640 | -1691 |
| 99 JUL | 230 1/4-30 1/2 | 236 1/2 | 230 1/4 | 235 3/4 | +5 1/2 | 105642 | +973 |
| 99 SEP | 236 1/2-37 | 241 1/2 | 236 1/2 | 241 1/2 | +4 3/4 | 24230 | -131 |
| 99 DEC | 244 1/2-44 3/4 | 249 | 244 1/2 | 248 1/4 | +3 1/4 | 71977 | +228 |
| 00 MAR | 252-51 3/4 | 255 1/2 | 251 3/4 | 255 1/4 | +3 | 10413 | +202 |
| 346059 | -1281 |
大豆 --- 高値寄りつき、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAR | 478-79 1/2 | 485 | 477 3/4 | 484 1/4 | +8 1/2 | 677 | -198 |
| 99 MAY | 483 1/2-84 | 490 | 483 | 489 1/4 | +7 1/4 | 62779 | -2350 |
| 99 JUL | 491 1/2 | 498 1/2 | 490 3/4 | 497 1/2 | +8 | 45955 | -114 |
| 99 AUG | 494 1/2-95 | 500 1/2 | 494 | 500 | +7 3/4 | 16018 | +446 |
| 99 SEP | 497-97 1/4 | 501 1/2 | 497 | 500 3/4 | +5 1/2 | 6401 | +188 |
| 99 NOV | 505-04 | 511 | 504 | 510 1/2 | +6 3/4 | 30710 | +103 |
| 165876 | -1920 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 13450 | +400 | MAR | 1887 | +17 | MAR | 268 | +1 1/2 | |
| MAY | 13510 | +290 | MAY | 1910 | +21 | MAY | 275 3/4 | +2 | |
| JUL | 13700 | +280 | JUL | 1934 | +21 | JUL | 285 3/4 | +2 | |
| AUG | 13840 | +310 | AUG | 1958 | +31 | AUG | 296 3/4 | +2 3/4 | |
| 本日の相場の動き |
農業支援策が引き金、旺盛なファンドの買い戻し。
数々の農家支援策が功を奏した。
まずは、韓国向けGSM-102信用供与が、来週にも正式承認される見通しとなったこと。それから、本日午後にクリントン大統領がイラン経済制裁を緩和あるいは撤廃し、米国産農産物輸出解禁を発表する、との情報が流れたこと。最後に、ロシア向け大豆・大豆粕援助のテンダーが直近に迫っているとされていること。どれも、新しいニュースではなかったが、実現性が近づいたと見られ、ファンドの買いを誘った。
コーンにおいては、月曜日に期限切れとなる3月限の急伸が目立ったが、これは月曜日を前にしてのショートカバーと、商業筋がシカゴから受け渡し可能玉を列車で運び出しているとの情報から、期近の現物タイトが確認されたことだ。3月限の上げ幅が朝からとびぬけ、相場を支えていたことを考えると、本日の穀物相場上げの最大要因は本件であったかも知れない。また、南アフリカ政府がコーン生産量見通しを6百万トンに引き下げたことも影響は少なくなかった。とにかく、ファンドの買い意欲は大きく、1万2千コントラクト以上を買い上げたと見られている。
大豆はどちらかと言えば、コーンに影響された。ただ、NOPA搾油報告では、3150万ブッシェルと前週を上回り、搾油需要の改善が確認されたことが好感されたことは確かだ。ファンドの買い数量は、2千コントラクト強。
それから、忘れてはいけないのが、アジアでの株式相場の好調である。輸出需要の喚起が連想され、買いの材料となった。また、ダウが1万ドルの線をセッション中ずっとキープしていたことも、投機家の心理に作用したと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
アルゼンチン 今日は北部で雨となっており、来週頭もさらなる雨量が予想される。収穫作業は遅れることになろう。ただ、遅れは深刻なものでは今のところなく、ダメージ発生の懸念も小さい。大豆には、今月末までの雨は生育に良い効果をもたらす。大豆のイールドは改善されることになるであろう。
ブラジル 雨は少ない。週末まで、収穫は順調に進行するであろう。大豆に関しては、すでに20%が収穫済みだ。
南アフリカ 週末にかけては、再びドライとなりそうだ。ただし、最近の雨によって、後期カーネル形成期はストレスなく、終わったと見てよい。したがって、これ以上のイールドロスはないと見て良いのではないか。今後10日程度で成熟期を迎える。
| 本日の発表等 |
キャトルオンフィード報告
| USDA | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
3月1日飼養頭数 |
100% |
99.3% |
97.8-100.0 |
2月導入頭数 |
120% |
116% |
113.2-122.0 |
2月マーケティング |
98% |
100.6% |
98.5-102.0 |
| 本日のトーメンの意見 |
相場は上下しながら、レベルを切り上げる。その後月末から来月にかけて、下降線を予想する。
次々に農家支援策が実現性を帯び、また、新たに発表されている。その上、輸出需要も昨年に比べて多く、最近の日本・韓国・香港における好調な株式市場がさらに輸出需要の底固さを連想させている。キャトルオンフィード報告では、導入が昨年比120%にも上り、コーン・大豆粕の国内需要増を示唆した。
このように、強材料が次々に出てくる中、弱材料は新鮮なものはほとんどない。ただ、本日の上げによって、週末に農家売りが刺激され、月曜日の相場はそのプレッシャーがかかることにはなるであろう。また、結局大統領はイランへの輸出解禁については何も触れなかったために、月曜日は失望感が要因になるであろう。しかし、当面売りを進めていくべき材料は見つけにくい。買われれば、農家売りが出て少し冷やされ、そこでまた買われる。というパターンが当分続くことになるのではないか。