(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年3月26日

本日の相場

とうもろこし   --- ほぼ変らずで寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR            15  -7 
99 MAY  229 3/4-29  233  229  232 1/4  +2 1/2  128625  -1462 
99 JUL  235 1/4-35 3/4  238 3/4  235 1/4  238 1/2  +2 1/2  107661  +1831 
99 SEP  240 3/4-41  243 3/4  240 3/4  243 1/2  +2 1/4  25414  +661 
99 DEC  248  250 1/4  247 1/2  250  +1 3/4  79605  +761 
00 MAR  254 3/4-55  257 1/4  254 3/4  257  +1 1/2  12592  +202 
            360224  +2050 

 

大豆       --- マチマチで寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAR            9  -4 
99 MAY  496-97  504  494  496 3/4  -2 1/4  59473  -2658 
99 JUL  504 3/4-05  512  502 1/4  504 3/4  -2  46050  -301 
99 AUG  507 1/2-08 1/2  515  506  507 1/2  -2 1/2  14608  +201 
99 SEP  511-11 1/2  517  507  507  -3 1/2  6869  +94 
99 NOV  516 1/4-16 1/2  523 1/4  515  516 1/4  -2  31224  +159 
            162013  -2459 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR      MAR      MAR      120.30-35 
MAY  13610  -70  MAY  1958  -9  MAY  289  +6 3/4   
JUL  13800  -30  JUL  1983  -11  JUL  298 3/4  +6   
AUG  13950  -40  AUG  2001  -6  SEP  309  +6 1/4   
                   

 

本日の相場の動き

 

昨日に続き小麦にファンドの買い。

プロジェクトAの流れと、オーバーナイトでの農家売りを受けて若干安値でのOPENとなるも昨日に続きレフコをはじめファンドの買いが入り小高いレベルまで値を上げる事となった。 

朝方、国内のキャッシュマーケットではとうもろこしに1セント、大豆に2セント、小麦には場所によって5セントものダウンプロテクションがつけられていたがファンドの買いにかき消される事となった。 

セッション中に各アナリスト(19社)の作付け意向面積予想と四半期在庫予想が出されたがマーケットでは特に反応はなかった。 

レアルが対米ドルにて1.76近辺と堅調に推移していることも大豆をサポートする要因となった。また週末にアルゼンチンにて降雨予想が出されておりとうもろこしの収穫が遅れることがとうもろこしのサポート要因と考えられた。 

引け間際更に小麦にファンドの買いが入るととうもろこしもつられて高値引けにて終了した。大豆は5月限5ドルにてアメリカ国内だけでなく南米からの農家売りが継続的に入り、プラスサイドを維持できずに小安レベルでの終了となった。 

本日もファンドは大きく買い越した。とうもろこしは3,100コントラクト、大豆は2,500コントラクト、小麦は3,200コントラクトのネットロングであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

アルゼンチン ひまわりととうもろこしの週末の収穫は雨の為遅れる見込み。ひまわりはこの雨により所々ダメージを受ける可能性がある。現在ひまわりの収穫は約50%、とうもろこしは25%弱となっている。大豆はこの雨が恵みの雨となる。来週はドライの予想。

ブラジル 今週は順調に収穫が進んでいる。来週は雨の為南部地域にて収穫が遅れるがダメージの懸念はない。北部は来週の雨も限られており、平均以上のペースで収穫の進捗が期待できる。 

南アフリカ またドライな天候が戻ってきたが今の土壌水分にて成熟する事に問題はない。収穫が順調に始まっておりこのドライな天候が来月まで続けば収穫ロスの懸念はなくなる。 

 

本日の発表等
1)NOPA週間搾油高(単位:千ブッシェル、大豆粕輸出量はトン

 

  今週  先週  昨年同期 
搾油量  30,352  31,457  32,443 
搾油量(OCT01'98〜)  780,294  749,942  818,455 
大豆粕輸出  103,925  113,401  249,389 

OPEN前に発表されたもの。ほぼ予想通り。 

2)各アナリスト作付け意向面積予想平均(百万エーカー) 

 

  AVERAVE  RANGE  USDA OUTLOOK  1998 USDA 
SOYBEANS  74.094  73.0-75.5  73.5  72.38 
CORN  78.691  77.2-80.0  78.5  80.19 

11時過ぎの発表。 

3)各アナリスト四半期在庫予想(10億ブッシェル) 

 

SOYBEAN  1.487 
CORN  5.618 

11時過ぎの発表。 

 

4)ホッグ&ピッグレポート 

 

  USDA  事前予想 
ALL HOGS&PIGS  99%  99.1% 
肥育  94%  94.9% 
と殺  100%  99.5% 

午後2時の発表。やや弱い内容。 

5)コミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ) 

ファンドネットポジション 

  3/23現在  予想 
とうもろこし  35,921 コントラクト ロング  20,300 コントラクト ロング 
大豆  12,067 コントラクト ショート   2,000 コントラクト ロング 
大豆粕       3 コントラクト ショート   2,300 コントラクト ロング 
大豆油  25,674 コントラクト ショート  23,000 コントラクト ショート 

午後2時の発表。月曜日のマーケットにはとうもろこしは弱い要因、大豆には強い要因、大豆油、大豆粕にはほぼニュートラルと考えられている。 

6)その他 

AA)ブラジル大豆収穫状況(サフラス発表) 

  今年 35%  昨年 30%  平均 31% 

BB)アルゼンチン産とうもろこし成約状況(私的機関発表) 

  321万トン(金曜日現在) VS 678万トン(昨年同時期)    

 

 

本日のトーメンの意見

 

来週以降は安値への動きを予想。

小麦におけるファンド買いにつられて大豆、とうもろこしとも値をあげた週の後半であった。小麦は中国、イランという新規の買い需要期待がうわさされてるとはいえまだどうなるかわからず、単にテクニカルな理由で買い上げられている。しかし今日の上げは行き過ぎであろう。チャートからみても今日の引け値は短期・長期の移動平均線からかなり乖離しており来週は修正されるであろう。 

とうもろこしも加熱気味に値を上げ過ぎている。度重なる新規支援のコメントを材料にファンドは買いを入れてきたが、今日のコミットメントオブトレーダーズからもわかるようにファンドのネットロングは予想以上の大きさになっている。ファンドがこれだけのロングポジションを持ち越す為にはとうもろこしだけの強い要因が必要だかそれが見当たらない。小麦は行き過ぎた上げから修正されるであろうし、大豆はファンダメンタルが弱い。来週水曜日のビッグレポートを控え月曜日から値を戻すと考えている。 

大豆はファンドの買いから何度も5月限にて5ドル維持を試みたがその都度農家売りからのヘッジの売りに値を維持できず結局小安く引けている。本日ファンドはネットロングになっているが、引け間際に5ドルを維持できないとみるや大きく売りに転じている。またブラジルの収穫状況も平年以上にて順調であるし、最近のアルゼンチンの雨は生育の最終段階を向かえている大豆にはうってつけとなっている。小麦の行き過ぎ修正が予想される来週は再び安値をトライする事になると思う。(N)