(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
1999年4月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし --- 安値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAY | 226-25 1/2 | 226 | 221 1/4 | 222 | -3 1/2 | 119358 | -6641 |
| 99 JUL | 231-31 1/2 | 231 1/2 | 227 1/4 | 228 | -3 1/2 | 114145 | +1524 |
| 99 SEP | 235 3/4-35 1/2 | 235 3/4 | 232 3/4 | 233 1/2 | -2 1/2 | 25024 | -108 |
| 99 DEC | 244-44 1/4 | 244 1/4 | 240 3/4 | 241 1/4 | -2 1/2 | 83605 | +2004 |
| 00 MAR | 250 1/2 | 250 1/2 | 248 1/4 | 248 3/4 | -2 1/4 | 13168 | +9 |
| 00 MAY | 254 1/4 | 252 3/4 | 253 1/4 | -1 1/2 | 1094 | +15 | |
| 361907 | -3159 |
大豆 --- 高値寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 99 MAY | 484 1/2-83 1/2 | 486 1/2 | 476 1/4 | 483 1/4 | -1/2 | 56020 | +45 |
| 99 JUL | 493 1/2-92 1/2 | 494 3/4 | 484 1/4 | 491 3/4 | -1 1/2 | 46675 | +1645 |
| 99 AUG | 496 | 497 1/2 | 488 1/4 | 494 1/2 | -3/4 | 14468 | -14 |
| 99 SEP | 499 | 500 | 492 | 497 | -1 1/4 | 7164 | +179 |
| 99 NOV | 508-07 | 508 3/4 | 499 1/2 | 506 1/4 | -3/4 | 34320 | +1280 |
| 00 JAN | 516 | 518 1/2 | 510 1/2 | 517 | +1/2 | 1389 | -17 |
| 162387 | +3121 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 13650 | +80 | MAY | 1837 | -54 | MAY | 276 3/4 | -3 1/2 | 119.40-120.20 |
| JUL | 13790 | +50 | JUL | 1857 | -59 | JUL | 286 1/4 | -4 1/2 | |
| AUG | 13830 | +100 | AUG | 1875 | -53 | SEP | 297 3/4 | -5 | |
| SEP | 13990 | +110 | SEP | 1890 | -54 | DEC | 312 1/4 | -4 1/4 | |
| 本日の相場の動き |
コーン・大豆ともに輸出成約は堅調、しかし相場はそれぞれ違った動きとなった。
コーン : 予想以上の輸出成約も、他需要の減退懸念に圧倒された。
昨日、第二四半期の消費が意外に少なく報告されたことが、予想以上に需給が悪化していると懸念され、売りが先行した。また、昨日から待たれていた韓国のテンダーが、昨晩一部のみ行われたものの、原産は決定しておらず、最近中国が30万トン〜百万トン輸出成約したとの情報が先日流れたばかりゆえ、中国産が供給されるのではとの憶測となった。
相場は早々と2週間ぶりの安値をつけた。その後一部のファンドの買いや、大豆・大豆粕が買われることによりサポートされる場面があったが、売り圧力は収まらず、終始2〜4セント安での推移となった。昨日の流れが継続したと言えるであろう。
大豆 : 粕買い油売りのスプレッドの中で大豆は方向感のない動きとなった。
朝方は週間輸出成約高が予想を上回ったことから高値にて推移した。しかし昨日あれほど下げたにもかかわらず思ったほどの戻りがなかった事、また大豆油がファンドの売りから大きく下げていた事から大豆もつられて安値トライとなった。
この価格レベルでは農家売りも見られなかった事、またアメリカ・南米とも明日からの3連休を前に本日も休日ムードが漂う中、大きくポジションを'取ろうとするものもなく下げ幅も限られたものとなった。
この価格レベルが2月の契約安値から3月末の高値のちょうど半値戻しになっていることも方向感を出しずらい原因となっていたようだ。
結局終了間際にファンドが連休前のポジション調整の買いを入れると前日の引けとほぼ変らないレベルにてマチマチに引ける事となった。
本日ファンドは800コントラクトのネットロングであったと考えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
アルゼンチン 今後3日間は晴天が続くが日曜日に降雨予報が出ており収穫の遅れが懸念される。来週はドライな天候予想となっておりこの雨の影響を最小限に抑えるであろう。大豆も収穫が始まったばかりであり今後はドライな天候が望まれる。
ブラジル 今後雨がちな天候が続くが平均より降雨量は少ない。収穫のペースは平均以上にてすすむであろう。大豆とコーンの半分以上は収穫がすでに済んでいると考えられる。このままの天候が続けば残りの収穫もほどなく終了し最終生産量も予想より増える事になろう。
| 本日の発表等 |
1) 週間輸出成約高報告(単位:千トン)
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 645.0 | 3.0 | 33,388.3 | 27,788.2 | 7,077.9 | 119.2 |
| 大豆 | 412.6 | 0.5 | 18,839.1 | 22,036.7 | 2,819.1 | 2.8 |
| 小麦 | 166.6 | 19.8 | 24,945.3 | 26,399.7 | 3,706.4 | 207.6 |
| 大豆粕 | 79.5 | 0.8 | 4,429.9 | 7,137.5 | 1,052.9 | 55.4 |
| 大豆油 | 22.1 | 0.0 | 742.5 | 1,037.0 | 147.7 | 0.4 |
2) 週間輸出高(単位:千トン)
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 842.6 | 954.0 | 26,310.4 | 21,237.8 | 45,720 |
| 大豆 | 356.5 | 444.7 | 16,020.0 | 20,402.4 | 21,230 |
| 小麦 | 398.1 | 309.4 | 21,238.9 | 23,664.6 | 28,580 |
| 大豆粕 | 63.9 | 166.0 | 3,377.0 | 5,105.3 | 6,350 |
| 大豆油 | 6.0 | 7.1 | 594.8 | 868.2 | 1,000 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
安値予想。
昨日の典型的なSELL THE FACTタイプの動きは、そのまま継続するであろう。先月一ヶ月間に、ファンドのポジション調整が主因で異常に買い上げられた相場は、今までのサポートを失った。本格的な天候相場がもう少し先である今、進まない消費に関心が集まるのは遅すぎるくらいだが、当然だ。
昨日の在庫報告で、第2四半期の消費減退が確認された。回復しきれていない畜産価格と平年以上の気温が、エサ需要を抑えたためである。FCCのアナリストによれば、「これを考慮すれば、4月の需給報告のコーン国内飼料需要を1,500万ブッシェル減らすことになるはずだ。」と、コメントしている。1,500万ブッシェル減少 → 期末在庫18.6億ブッシェル → 在庫需要比率20%以上。
ここで、買う気にはなれない。 ( F )
(大豆)
安値を予想。
本日戻り高値にならなかった事でしばらくの方向感は安値トライにて決まったとみている。2月に付けた契約安値をうかがう動きになるのではないか。
昨日も言われていたが作付意向面積に表れた数字が少なすぎる。あと500万エーカーはあると考えられている。あと500万エーカーあった場合の内訳としては大豆に100〜200万エーカー振り分けられるはずというのがトレーダー筋の専らの話となっており、マーケットにてこの話がもっと浸透すれば案外相場の下げも早くなるのではないか。
ブラジルの収穫は順調だ。ここしばらく雨がちであったアルゼンチンの天候も生育の終盤であった大豆には恵みの雨であったしファンダメンタルに大豆は弱いとしか考えられない。(N)