(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

1999年4月6日

本日の相場

とうもろこし   --- まちまち寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  218 1/2-19  220 3/4  215 1/2  216 1/4  -2 1/2  111495  -3648 
99 JUL  224 3/4-25  226 3/4  221 1/4  221 3/4  -3  110607  -1283 
99 SEP  231  232 1/2  228  228 1/2  -2 1/2  24515  +269 
99 DEC  239-39 1/2  240 3/4  235 3/4  236 3/4  -2 1/2  83838  +722 
00 MAR  247 1/4  248 1/4  244 1/2  245 3/4  -3/4  14120  +278 
00 MAY  252  252 1/2  248 1/2  249 1/2  -2  1082  +5 
            351216  -3629 

 

大豆       --- 小幅安寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
99 MAY  482-81  484 1/2  477  477 3/4  -4 1/4  55055  +641 
99 JUL  489 1/2-90  492 3/4  486  486 1/2  -3 3/4  46212  -566 
99 AUG  493 1/2-93  495 1/2  489 1/4  489 1/2  -3 3/4  14485  -42 
99 SEP  496-95 1/2  499  492 3/4  493  -3 1/4  7439  -200 
99 NOV  505 1/2-05 1/4  507 1/2  501  501 3/4  -4 1/4  34680  +475 
00 JAN  517 1/4  517 1/4  512  512  -4 1/2  1816  +201 
            162126  +575 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  13470  -260  MAY  1804  -9  MAY  279 1/2  +1/4  120.60-121.20 
JUL  13690  -220  JUL  1836  -5  JUL  289  +1/4   
AUG  13800  -220  AUG  1853  -8  SEP  298 1/4  -1 1/2   
SEP  13950  -200  SEP  1867  -8  DEC  314 1/2  -1/2   
                   

 

本日の相場の動き

 

昨日までの流れを受けた軟調推移に、大豆粕輸入の噂が追い討ち。

新鮮なファンダメンタルニュースがないまま寄付いたセッションは序盤、方向感のない展開となった。ここ数日の行き過ぎ感から、軽い買いサイドに回ったファンドに対し、週末からの雨で手が空いた農家の売りが対抗する形で、しばらくは行ったり来たりの展開。 

当初は取引量が少なく、静かに取引された。コーンは昨日平年を上回る作付けペースが確認されたことや、ファンドによる需給報告前の調整と思われる売りのため軟調推移となり、逆にファンドが売り越しになっていると見られる大豆は、どちらかと言えば若干堅調となった。この静けさを破ったのは、一つのニュースであった。「ノースキャロライナ州の3農家団体が、ブラジル産大豆粕合計7万5千トンを買付けた。」との噂が流れた。これをきっかけに、堅調推移であった大豆が一転、安値圏へ突入。コーンも勢いを加える結果になった。大豆粕買付けの噂は未確認であり、一部で懐疑的な見方もあったために、一時値を戻すかと思う場面もあったが、売り優勢は変わらず、コーン・大豆ともに最安値圏近くでの引けとなった。 

昨日の6-10日天気予報が、中西部で高気温・高雨量とされたことも、若干乾燥気味であった表土水分量を改善し、発芽を容易にすると期待され、本日の相場に織込まれた。 

ファンドは、コーンを7,600コントラクト、大豆を900コントラクト程度売りこしたと見られている。 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国コーンベルト 今週後半に北西部で雨が続きそうだ。昨日も雨となっており、乾燥が伝えられていた南部ミネソタやネブラスカでは恵みの雨となった。ただ、ほとんどのコーンベルトでは水分は十分であり、作付けに問題はない。このことは、今月後半の本格的な作付け作業、さらには発芽に、良い環境をもたらすことになる。 

アルゼンチン コーン収穫は順調であるが、土曜日には雨が戻ってきそうだ。大豆の生育も十分な水分を背景に理想的に進んでおり、問題はない。来週は北西部で激しい雨が予想されるため、警戒が必要だ。 

ブラジル 今週は南部で雨がちであるが、ほぼ全域で収穫作業は平年以上のペース。ここ2週間、平年以下の降水量が続いている。南部の一部で収穫が若干遅れているが、問題視するほどではない。 

 

本日の発表等
1) ローンデータ (単位:百万ブッシェル)

−とうもろこし− 

  3月30日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  1.2  -0.3  21.0  unch  1,112.9  1,135.1 
1998CROP  1,367.4  -25.9  0  unch  203.2  1,570.6 

−大豆− 

  3月30日  先週比  Forfeight計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1997CROP  0.2  -0.1  6.6  0.1  258.9  265.7 
1998CROP  241.8  -13.2  0  unch  86.2  328.0 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

安値予想を継続。 

ここ5セッションは、急激な下げとなっているが、その様相が今変化する理由はない。先月末の在庫報告の内容を念頭に置けば、今週金曜日の需給報告を前にして買い上がることは普通できない。国内飼料需要の減少は1億〜2億ブッシェルにもおよぶと見込まれ、緩い需給をさらに悪化させるインパクトは余りに大きく、在庫報告から10日足らずで相場に織込まれる類の話ではない。少なくとも今週中は、上げの場面はすぐに押さえつけられる展開となるであろう。 

ただ、USDAがその需要減少をストレートに需給報告に反映させるかどうかはわからない。3月中、農作物価格維持に躍起になってきたUSDAだけに、思い切った反映はさせないと見るのも一つの考え方だ。その意味から、非常に短期的な見方ではあるが、木曜日まで待って買いを入れるという手はある。しかし、あくまでも非常に短期的な見方だ。中期的には、あくまでも市場の見えざる手を無視することはできない。相場の方向は、まだ下を向いている。 ( F ) 

 

(大豆) 

下落を予想。 

本日は昨日以上に取引量が少なく閑散としたマーケットとなった。ブラジル産大豆粕輸入の噂が唯一の材料となったが夕方現在確認されていない。 

先週の高値からおよそ30セント下げてきており、急な下げにマーッケトは戸惑い方向性を失っているようだ。需給報告を控えている事もあり今週はこのままレンジ内取引が続くかもしれない。トレーダーの需給報告に対する予想は前月と変らないものとなっている。先月末の在庫レポートにて在庫数量は予想を若干下回ったが誤差の範囲と考えられている。需給報告により中期的な大豆相場の方向性が出てくる事は今回はなさそうだ。 

大きな材料ではないが、本日もガルフでの現物価格は下げている。定期が下げているにもかかわらずだ。週末は少し値を戻していたが本日また少し下げている。輸出は低調だ。またテクニカルにも10日間移動平均価格が50日間移動平均価格を上から抜いており売りのサインとなっている。今日は11月限にてかろうじて5ドルをキープしたがここを維持できないようだと心理的に売りが優勢となる。 

中西部の土壌水分に問題が見られない事から早くもバンパークロップを唱えるものも出てきており、いずれ相場は下落し2月に付けた契約新安値をトライする事になると思う。(N)